冷たさは
ただただ
待つことのみを
与えられた苦痛に

新しい形を迎えた


そうきっと、
誰の目にも
留まらないほどの


小さな小さな
ハモニカを手にした
躍動感!
笑いは
何万キロ遠く


走っても走っても
近づけないと
おもったら

ミリ単位の
かんちがい。


少し後ろに
あったのに


たくさん走ったから
もうひとかけらも ....
望みがかなった

それなのになぜ
ふたりなのか


思い上がりか
錯覚か


音をたてない波に
すばらしい
楽しみかたがある


おわり。
夜がきたら
煙をはこう

霧みたいな部屋でさ
苦しんでる
キミの
歪んだ口の中に
パーツの
みつからない
フィギュアを
つめこんで。


キミの書く文章が
一ヶ所にあつまっ ....
こないだ
かった
大二郎のほんは
よかったな


大嫌いな梅干し
たべたみたいな
くちで
おさえきれない


いき・いき・いき


プールにうかんで
泣いちゃえば

 ....
カラスのむれが
夜をつくって
はやくねむれと
おしつける


よるよるよるよる


ビールを
のんでないから
まだねないんだ



かんべんな。
鳩時計のハトに
エサをやるブレンダ

ツバキ模様の絨毯に
ブラックコーヒー
ぶちまけたぼく


クルックー、と
三回怒鳴る


街灯が
警備員にみえて
しかたがないよ。
 ....
急に様なんてつけて
教祖にでも
するつもり


気色わるいったら
ないね。


さっきまで
ぼくがきれいだ
って言った夜。


不吉だ、
って言ったの
だれか知んない? ....
日曜日に開催される
みどり市で
みかんの盆栽を
かって

収穫祭に
よんであげるよ



それまで
夢の中で練習するから

今は目につかない
ところにいてよ


なん ....
メスで線をいれた
ような

泣きはらしたあとの
あの目がいい


かつらゆみ民族衣装
コレクションに
使われてた

マネキンの
あの鼻がいい


しゃべったら
台無し
 ....
髪の毛の
おくのおくの

かきわけた
おくのおくの

うなじに近い
うぶ毛に近い

一本のみじかい
白髪まじりの妹が

ここには
いたくない
といいたげな
めで僕をみるの ....
腰までつかった
プールのなかで


音楽祭がひらかれる


うっとり顔の
奏者のなかで


たったひとり


さんのくちで
リズムをきざむ
こだいこ



夜明 ....
たいくつな時間

体苦痛なじかん

おかしいのは
きみのほうだよ


こんなに
とげとげ


斑点もよう


きのうシャワーを
あびて

そのまま寝たからさ

 ....
いくつかある住処の
どれかひとつに
招待しましょう


なんて。

そんなこと
ぜったいに
いわないよ


内壁はこけの色

生憎と
ココナッツの
香りしか
もってな ....
看病して
泣いたたまご

ふじ色の瓶ごと
呑みながらする
予定通りの非常識


明日になっても
来やしないよ。


ずっと探してるけど
まだ三日しか
経ってないんだったね
 ....
いなくなってから

選別しとけばよかった
なんて

ただ自分が
むだに
消耗したことを
嫌がるんだね



もう
出会えないものが

あと
何回あるのか

数えたら ....
このえ(16)
タイトル カテゴリ Point 日付
関心かんすい自由詩008/12/27 8:35
ちびっこ・かけっこ自由詩108/12/27 8:29
花冠は胞子でできている自由詩108/12/27 8:23
ネジの働き自由詩0*08/10/24 22:31
むめんもく・ただれ自由詩008/9/25 17:19
線ひきぼやき自由詩1*08/9/24 19:33
ガラクタほり・ホリデー自由詩2*08/9/24 13:49
ポコペン自由詩1*08/9/19 17:42
うわついたムラサキ・時間自由詩4*08/9/16 17:26
テクノがいぢめる自由詩3*08/9/12 17:46
ゆるい傘・ゆるゆる自由詩2*08/9/10 1:06
やまぶき色のあさ自由詩0+*08/9/8 13:04
やじろべえが笑って自由詩1*08/9/6 19:02
なめくじの一歩自由詩1*08/9/5 23:10
顔はしらないよ自由詩1*08/9/4 0:22
わくはベタぬり自由詩3*08/9/3 1:43

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