燃えるものがない
燃やすものがない

燃えようとする心だけが
かろうじて生き残ろうとするとき
ぼくの指先はペンを握りしめる
ああ白紙には危険な文字が溢れている
白紙を汚そうとするとき
 ....
五十嵐敬生(1)
タイトル カテゴリ Point 日付
燃えるものがない/燃やすものがない自由詩108/4/20 2:56

Home
0.02sec.