消え入りそうな街の灯り

止まらない時の中で
その中で
僕たちは出会った

僕も君も寂しくて
何かに飢えていた

止まらない時の中で
その中で
僕たちは求め合った

君も僕も ....
今夜の僕は
今夜の僕は
夜空を流離う箒星

地上には
帰りたくない

地上に帰りたい
君がいるから

僕はいつも迷い
心はいつも漂う

君の気持ちが分らない
多分
君は僕 ....
祖母からもらった古いオルゴール
流れていたのはショパンのノクターン

鍵を失くした古いオルゴール
あの人からの手紙や写真が詰まった
開かずのオルゴール

もう1度聴きたい
あのノクター ....
僕と君は
大人への裁きを受けて
大人への階段を昇りきってしまった

それでも階段は続く
真っ暗で
どこに行くかもわからない

僕と君にあるのは
ランプがひとつだけ

君が疲れたら ....
夜行バスは定刻通り発車した

僕は君の写真を見ている
もう使わなくなった
古びた定期入れに君の写真を入れた

とびきりの君の笑顔
ただそれだけを持ってきた

僕たちが離れている間
 ....
いつも いつも
僕の瞳には君がいる

初めは遠くから君を見ていた
素敵な人だと思っていたよ

だんだん
君が近くなって嬉しかった
ただ嬉しかった

僕は手かせ足かせを付けて生きるの ....
長い夜を彷徨い
傷付いた翼隠し
あなたは
どんな時も涙をみせない

みえない涙を僕に拭かせて
許されるならそっと抱かせて

あなたにだって未来が待ってる
もし彷徨うなら
僕の心を灯 ....
今日からの僕は一人旅

昨日までは君がいてくれた

今日からの僕は一人旅

昨日までは君がいてくれた

いつも隣に

もう
別れを言い出したのがどちらかは忘れよう
もう
分か ....
今夜の僕は
君を追いかけて
夜空をさまよう流星

君と話した時の声も
繋いだ手のぬくもりも
覚えているのに

君が何を考えているか
わからなくなる事がある

君を信じていいのか
 ....
今日 久しぶりに
君と別れた改札口に来てみた

あれは
改札口に捨てた
二人の思い

あれは
改札口に捨てた
ちぎれた昨日

発車のベルは悲しく電車は走る
思い出の駅を

 ....
君は僕の前で
上手に笑えない時がある

君は僕に
突然 怒ったりすることがある

僕は上手に君を愛しているか
君は上手に僕を愛しているか

でも今はいいんだ

君が好きだから
 ....
春風が吹いているよ

去り行く時は

季節と同じで

美しい色彩と

深い爪あとを残す


僕の中では

君との出逢いも

別れも

昨日のことのよう ....
今夜の僕は感傷的になって
夜空を見つめている

いつもはよく見えないのに
今日は1つ輝く星が
僕の胸を打つ

君と僕は
若い日に出会って
喧嘩もした
別れようと話したこともあった
 ....
君は自分に春が来ないと思っているね

恋に破れ
傷付いて
泣いている

僕も自分に春が来ないと思っている

自分に嘘をつき
彷徨い
不安に震える

君の心は
人を思う心は
 ....
ありのままの心で生きていけたら
どんなにいいだろう

危なっかしくても
ぶきっちょでも
心のままに生きていけたら
どんなにいいだろう

そんなことを思っているうちに

最終電車が出 ....
きらめく風を追いかけて
君とどこまで駆けただろう

陽射しを浴びて微笑んだ
遠い昔の君との出会い

何度か離れ離れになった

何度か分かり合えない夜もあった

互いに孤独で
押し ....
あなたは僕の元を去って行くんだね
わかっていたけれど
とっても辛いよ

あなたは新しい恋を見つけたんだね
わかっていたけど
とっても悲しいよ

バイト先で考え事をしていた僕に
「どう ....
あなたは昨日の夜
悪夢を見たんだね
顔に影が射している

僕が
出来るだけいい夢を運んであげる

花束を持って訪ねて行ってもいいかい
ケーキを持って訪ねて行ってもいいかい
一晩中おし ....
空には
あんなに綺麗な虹が見えるのに

この世のならいは
この世界のめぐりは
どうなっているんだろう

心傷付き
疲れ果て
ボロボロになった

君もそうだし僕もそうだよ

入 ....
喜びと悲しみ
人生は二色の絵の具

もし君に悲しい事があったなら
この僕に言って欲しい
僕も言うから

苦しみと安らぎ
人生は二色の絵の具

もし君が傷付いたなら
この僕のところ ....
ごめんね誰にも言えなくて

ごめんね君にも言えなくて

今は
人を愛するのが怖いんだ
人を愛するのが辛いんだ

命を懸けてもいいと思った恋は
壊れた人形のように
無残に転がってしま ....
愛しい人は行ってしまった

愛しい人は去ってしまった

君は知っている

毎日傷口がひろがる
毎日泣いている

僕は知っている

未来への扉は
開かずの扉じゃないんだ

自 ....
あなたの傷を数えてあげる

あなたの傷を数えてあげる

いつ傷つけられた
どこで傷つけられた
誰に傷つけられた

あなたの傷を数えてあげる

同じだから
なんとなくわかるよ

 ....
子供たちがベットで
夜空も見ないで眠りに付くころ
涙がポロポロ

付かれきった大人たちが
夜空も見ないでうつむいているころ
涙がポロポロ

愛したり
愛されたり

別れたり
出 ....
今日という日は二度と来ない

あなたと会うとき

いつも思ってた


繋いだ手のぬくもりも

あなたの微笑みも

まったく同じじゃなかった


四角い小さな窓から

最 ....
土砂降りの雨の

雨粒をあつめて

白く輝く石にしてあげるよ

それが

僕から君への最後のプレゼント


あの店で

君の友達の紹介で会った

初めてなのに

意気 ....
少しは想い出すだろう

あなたはちょっと冷たい人だけど


泣いたり笑ったり悩んだりした日々も

あんなに愛したことも

忘れていないだろう


どんなに遠くに旅立っても

 ....
舞い上がる大空に

白い紙吹雪

あなたからの最後の手紙


異国へ旅立った

あなたを

辛くても

見送った


いくら待っても

あなたは

ずっと

 ....
突然こんな言い方ってないけれど

あなたとあの人を

秤にかけた訳じゃないの

どちらが得かなんて考えてなかった


季節は心のためらいも知らず

訪れ去るのですね


あ ....
さようなら月の猫


あなたは猫が好きだった


猫のぬいぐるみ

猫のTシャツ

猫のマグネット

今でも大事にしてしているよ


あなたは今どうしているだろう

 ....
貴水 水海(437)
タイトル カテゴリ Point 日付
@止まらない時の中で自由詩206/4/27 5:07
@頼りない心自由詩306/4/18 18:14
@オルゴール自由詩506/4/15 9:09
@ランプ自由詩106/4/13 9:45
@写真自由詩006/4/11 17:40
@瞳自由詩106/4/8 7:59
@翼自由詩206/4/6 11:30
@まだ見ぬ道自由詩006/4/5 7:05
@それを愛と呼ぶのなら自由詩006/4/4 6:14
@改札口自由詩006/4/2 4:09
@100年後には…自由詩006/3/30 1:54
@春風自由詩206/3/28 9:57
@星 Ⅱ自由詩206/3/28 4:20
@春自由詩106/3/26 6:53
@電車自由詩306/3/25 4:27
@風と空自由詩206/3/23 8:12
@別離自由詩106/3/23 2:00
@悪夢自由詩106/3/22 1:58
@あげるよ自由詩006/3/19 15:04
@二色の絵の具自由詩106/3/19 3:18
@星自由詩006/3/17 21:50
@扉自由詩006/3/17 16:10
@傷自由詩206/3/16 8:35
@夜空自由詩106/3/14 20:23
@11 青いうさぎ自由詩9*05/8/21 22:39
☆201 サイゴノ、プレゼント自由詩305/8/21 22:38
☆200 オモイデ自由詩105/8/19 22:53
@10 紙吹雪自由詩305/8/19 22:51
@9 線香花火自由詩205/8/17 22:37
@8 月の猫自由詩305/8/17 22:35

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