久しぶりに

僕は夜眠れなかったよ

でも

綺麗な子守唄−ララバイ−が

何処からともなく

聴こえてきた

僕がもう1度聴きたかった曲だよ

なぜか

優しい風が夜 ....
僕は男だから
誰にも言わずひとりで
旅に出たいこともあるよ

遠い空の下で揺れ動く
自分だけの蜃気楼を信じて

子供の頃に見た夢を信じて

長い道のりでも旅に出たい

そんな僕の ....
俺も1度だけ 
こんなに 人を好きになるのかと思うほど
燃えたことがある

それも もう今は想い出
帰らぬ月日
遠い昔のこと

それでも その人の面影は
つねに俺の胸にある

体 ....
俺の手は

とっても冷たい

血が通っていないみたいだぜ

お前に

握っていてもらえば

ちょっとは暖かくなるかもな

そういう時に限って

お前はいないんだな
今日はとても寒くて

僕は

暖かいものばかり飲んでいるよ

自分で入れたコーヒーは

おいしいともまずいとも

思えなくて

君の入れてくれたコーヒーは

おいしかった
 ....
今日は静かな夜だ

風の音も人の声もしない

まるで

俺だけが

この世に存在しているみたいだぜ

悲しいことがあったわけでもなく

嬉しいことがあったわけでもないのに
 ....
俺が やっと手にしたものは幻想だった
あるはずのところに 何もなかった

俺が やっとめぐりあえた人は透明だった
なにをしても 俺はその人をすり抜けてしまう

少しのあいだ 探し物も 何か ....
俺は

黄色いチューリップを買って

黒いピアノの上に置いた

あなたが

よく弾いていた古いピアノだよ



このピアノはあかない

鍵がないんだよ

どこを探して ....
俺は忙しい毎日だったころ

人を裏切ることさえ

ためらわなかった

氷の心はとけなかった

体が痛んできたころ

生まれたくて生まれたわけじゃないと

自分の存在を呪うことさ ....
君と来た場所に

僕は一人で来てみたよ

風が冷たかった

僕は君に

冷たかったかい

自分のことはわからないんだ

君は一人で泣いただろう

僕のことで泣くことはなかっ ....
枯葉の落ちる道を

僕は駅に向かう

荷物1つで特急に乗る

君には言ってなかったのに

やっぱり君は来たね

君は

優しくて繊細で

僕は心から君を好きだった

僕 ....
「お前 最近暗いな」
お前から 俺へのメール

俺だって
自分の好きなことやってりゃ
笑いもするし はしゃぎもする
おいしもの食べりゃ
幸せだと 目も細くなる

お前が その場にいな ....
君が眼の前にいても
なぜか遠い

暖かいはずなのに
君と僕の間は
冷たい風が吹く

君が誰かを愛し始めたのは
わかっていたよ
なんとなくだけど

君の瞳のなかに
僕がいないから ....
「私 一生懸命やったわ、あなたのために」
きみが俺にいったこと

俺だって わかってたぜ

きみが 俺のために一生懸命だったこと

その姿が
いたいたしくてな
見ていられなかったんだ ....
脱ぎっぱなしのキャメルのブーツ
そろえかけて
やめたよ

それが僕の最後の優しさだと
気付いてくれるだろうか

君と出逢ってから
フランス映画 美術館 ミュージカル
色々な所に行って ....
僕の日常は
君と出逢って変わったよ

いつも鳴らない携帯で話したり
メールを何度もやり取りしたり
いつも一人の食事を
君と二人でするようになった

君の喜びも
怒っていることも
悲 ....
僕は疲れていたのか

昼間眠ってしまった

その前に

少しだけ雪が降ったよ

僕の掌の中で

静かに 静かに

溶けてしまった

君と僕も

さよならも言えず

 ....
俺はきみを

嫌いになったわけじゃない

きみも俺を

嫌いになったわけじゃない

他の誰かを好きになったわけじゃない

俺たちの間に

修羅場があったわけでもない

なの ....
俺は
なにもかも 失ったわけじゃないぜ

欲しいものは
永遠に手にできないけど
それは
俺が決めることじゃない

まだ 孤独を楽しむまで
いってない

生きることは つらくて
 ....
君の明るさが 俺の救いだったこともある
君の涙が 俺の生きてるあかしだと思ったこともある

でもそれは 昔のはなしだ

俺の望んでいる 安らぎや癒しは
見果てぬ夢ってやつさ

きみも  ....
雪の中を僕は歩く

僕の足跡が

ずっと続く

そこに

また雪がふって

僕の足跡は消える

君と僕との

歩いてきた道は

愛だったのか

僕は愛だったと思う
 ....
俺は 最後に
きみに なにかあげたいよ

俺は きみの都合なんか考えないで
きみに たよった

こまったことも
いやになったことも
たくさん あったろう

きみが 受け入れてくれた ....
燃える太陽が地平を染める

やがて大地は眠りにつく

その美しさの中で

君を守って行こうと

僕は思った

けれど

僕の魂の旅路は終わらない

決めたことなのに

 ....
1本目の道は
想い出の道
きみの後姿に 憧れた
想い出の道

2本目の道は
迷い道
きみの手をにぎって 走った
迷い道

3本目の道は
裏切りの道
道端に倒れた俺を きみ ....
俺は子供の頃

リボン結びができなくて

何度やってもできなくて

泣きながら

一人でリボン結びをやり続けた

できるようにはなったけど

今だに不恰好だぜ

その頃と今 ....
白いテーブルに上に置いた

名もない詩人の詩集

これを読むと

あなたの

寂しい横顔が浮かんでは消える

あなたがここに居てくれたなら

抱きしめて離さないのに

好き ....
俺のアイレン

俺は
あなたの身を案じている
あなたが
幸せでいてくれればと
願っている

それを愛と呼んでいいなら

愛しているぜ

俺は
鼻っ柱は強いけど
芯は細くなっ ....
一人で旅する人を見ると

寂しそうだと人は言う

そうかな

俺は少しうつむいて

黒いマフラーを巻きなおす

港から小さな船が見える

波に揺れて揉まれる

どんなにしが ....
俺の大事なロン
いつかはお前も 空を翔けろよ

俺の可愛いロン
お前は 気が強いんだ

引き分けは 負けでもないが 
勝ちでは絶対ないぜ
お前は勝ちにいけ

俺の大事なロン
いつ ....
スノーエンジェルって名の
小さなキャンドルがあるんだ

俺がたとえ火傷しても
手の中で育てたいような
炎だぜ

あなたとの間も
俺は大事に育てたかった

俺とあなたの手の中で
俺 ....
貴水 水海(437)
タイトル カテゴリ Point 日付
★15 ララバイ自由詩004/1/30 2:50
★14 イツモメグリアウ自由詩104/1/29 2:58
☆32 ソノヒトハ…ジュウジカ自由詩004/1/29 2:54
☆31 ツメタイテ自由詩304/1/29 2:49
★13 コーヒー自由詩104/1/27 1:26
☆30 シズカナヨル自由詩004/1/27 1:23
☆29 オレノタメニ自由詩204/1/27 1:20
☆28 ピアノトチューリップ自由詩0*04/1/26 0:23
☆27 ダークサイドブルース自由詩004/1/26 0:14
★12 ネムレ自由詩104/1/26 0:11
★11 ワカレ自由詩004/1/23 23:56
☆26 メール自由詩204/1/23 23:53
★10 ヒトミ自由詩104/1/23 23:51
☆25 ギセイ自由詩004/1/21 23:29
★9 カッテナサヨナラ自由詩004/1/21 23:27
★8 ユビワ自由詩004/1/21 23:26
★7 ゴゴノユキ自由詩104/1/20 0:42
☆24 キミノコト…自由詩104/1/20 0:40
☆23 コドク自由詩004/1/20 0:36
☆22 ユメ…自由詩004/1/19 0:23
★6 ユキノナカデ自由詩004/1/19 0:20
☆21 レターセットトバラ自由詩004/1/19 0:17
★5 タマシイノタビジ自由詩004/1/17 23:50
☆20 マヨイ自由詩004/1/17 23:47
☆19 ブキヨウ自由詩004/1/17 23:44
★4 ナモナイシジンノシシュウ自由詩004/1/16 2:34
☆18 イトシキ貴女へ自由詩004/1/16 1:10
☆17 ナガレル自由詩104/1/16 1:09
☆16 イトシイ者ヘ自由詩004/1/15 0:19
☆15 スノーエンジェル自由詩104/1/14 23:06

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