どこか寂しい目をした

あの人が好きだった

今はどこにどうしているか

わからないけれど


どこか俺に似ていた

あの人が好きだった

綺麗な思い出だけを残して

言 ....
君がくれた

手紙の束をどうしよう


黙って二人

レンタルビデオをみた日は

もう帰らない


仕事の帰り

チーズケーキを二つだけ買った日は

もう戻らない

 ....
駅の夜景を一人じっとみていた

君のことを想うと滲む


なぜ僕に嘘を言った

なぜ僕に好きだなんて言った


僕の心が君でいっぱいになったころ

なぜ行ってしまった


 ....
夕方になると

俺を呼ぶ電話が入る

俺は真夜中のゴールキーパー

真夜中だけ

ゴールを守ることを許される


俺が守るのは

俺と俺の仲間達


夜になると気がふれ ....
俺は真夜中のゴールキーパー

昼間は俺よりいいキーパーがいるさ

俺の背番号は「1」じゃない


真夜中になると

いろんなヤツが

攻撃してくる


俺は俺の大切な人を
 ....
俺は真夜中のゴールキーパー

昼間は

味方の攻めも良し

守りも良しで

ボールは飛んでこないんだ

観客が喜んだり悲しんだりして帰った後

俺にお呼びがかかる

夜は弱 ....
冬の陽射しの中

公園のベンチに座って

君のことを想う


悲しみの後には

きっと喜びが来る

凍りついた涙も

きっと雪解けのようになくなる


冬の陽射しの中
 ....
君は

冬の湖に白鳥を観に行きたいって

言ってたね


お互いの休みが合わなかったり

忙しかったり

すれ違った日々もあったけれど

僕たちは乗り越えてきたね

冬の ....
君のそばに

まだ天使はいるよ

黙って

君を見守っている


僕は天使じゃないけど

君を見捨てたりしない

君の笑顔も泣き顔も

心に焼き付いている


僕は ....
君が泣き止むまで

僕は待っているよ


邪魔と思うなら

その辺をぶらぶらしている

助けが要るのなら

何でも話してくれていいよ


誰にでも

辛いことはあって
 ....
あなた以外いらない

これが俺の本音


今 あなたは誰といる

今 あなたはどこにいる


炎のような嫉妬で

俺は自分自身を焼く


あなた以外いらない

これが ....
連れが後から来るなんて

嘘だよ

運ばれてきたコーヒーの熱さも

凍った心には

効き目が無い


お前といっしょなら

今日死んでも

明日死んでも

明後日死ん ....
だんだん

君のことを忘れていく

忘れられないと思っていたのに


君の笑顔と泣き顔を最後に見た

あの日

いくら泣いても

涙が溢れてきて

いくら飲んでも

 ....
古い古い汽車を探して

僕たちが行きたい駅を探そう

心傷つき

疲れ果て

生きることがつらい

そんな人が集まる街

古い古い汽車ならきっとあるよ

その街に行くよ
 ....
暗い窓に写る

愛しいあなたの面影を

俺の中に沈めて


一人の夜の

あなたのいない寂しさを

俺の中に沈めて


ただ

当たり前のように

夜は更ける

 ....
何年前だったか

俺とあなたの

熱い夜は


ただ

雪の白さだけを

俺の心に刻んで


ただ

白い時だけを

俺の心に刻んで


かりそめの恋って
 ....
僕は君に

頑張れなんて言わないよ


たった1度しか

使えない翼なら

使ってごらん


大空を羽ばたいて

色んな綺麗なものをみて

色んな人の喜怒哀楽をみて
 ....
ひとりの夜が

こんなにも

悲しいなんて思いもしなかった


君といた時間が長すぎて

忘れていたんだ

昔の孤独を


今からでも間に合うのなら

白い羽根のついた ....
俺は

あなたに会いたいけど

会えない


俺は

愚か者に与えられる

金の杯に入った酒を

飲み干してしまった


俺は

愚か者に与えられる

銀のさじ ....
俺は

思いが通じるとか

通じないとか

恋が叶うとか

叶わないとか

そんなことばかり思ってた


あなたのことが欲しかった


今は

ただ

あなたの ....
最近

君は元気が無くて

辛そうだね

上手くいえないけれど

君が元気になれるなら

命も

笑顔も

あげるよ


何か心配事があるのか

悩みを抱えてしま ....
昨日は

君も僕も休みだった

二人で買い物にいって

お茶碗と箸を買ったね


僕が藍

君が紅


藍いお茶碗と箸

紅のお茶碗と箸


おそろいで兎の模様に ....
街の喧騒の中で

取り残された

迷子のように

俺は

立ちすくんでしまった

明日はどこへ行こう

明日はどこへ行ったらいいんだろう

ネオンに聞いたところで

答 ....
俺は

あなたのことを

小説に書きたいよ

その激しさを

その生き方を


あなたは

俺に聞くだろう

だれのことを書いたの


それは

俺が精一杯書い ....
僕はどうしようもないほど

危なっかしくて

何も信じられなかった


お金も名誉もない

詩人とも言えない

ただ

詩を書くのが好きなだけの僕が

信じていたのは
 ....
楽しげに話す君の唇に

僕の人差し指を

押し当てる

唇は何度も重ねたけれど

指でのキスは初めてだった


柔らかくて

弾力のある

君の唇が

僕の人差し指に ....
たとえかすり傷だらけだろうと

かさぶただらけだろうと

君は

俺だけのマリアだった

俺は

君がいるから

かろうじて

今日一日でも生きられた

なのになぜ
 ....
窓ガラスの向こうは
 
漆黒の闇で

雨が擦り切れた銀の糸みたいだ


俺も人間としては

かなり擦り切れてる

いつも

同じところをぶつけるし

いつも

同じと ....
僕は

空の果ての妖精の国から

堕ちてきた

偶然君の胸にとまった

君は僕に優しかった

暑いときは

金魚柄のうちわで僕を扇いでくれた

寒い時は

赤いリボンの ....
何もかも投げ捨てて

どこかへ行ってしまいたいけれど

君がいるから

行かないよ


何もかもどうでもよくて

自分がどうしらいいかわからないけれど

君がいるから

 ....
貴水 水海(437)
タイトル カテゴリ Point 日付
☆189 サミシイメヲシタ、ヒト自由詩105/3/8 2:24
★129 デキヤシナイ自由詩505/2/19 22:45
★128 エキノ、ヤケイ自由詩505/2/19 22:43
☆188 マヨナカノゴールキーパー Ⅲ自由詩4*05/2/13 12:06
☆187 マヨナカノゴールキーパー Ⅱ自由詩1*05/2/4 2:11
☆186 マヨナカノ、ゴールキーパー Ⅰ自由詩5*05/2/4 2:09
★127 ハト自由詩605/1/28 3:35
★126 ハクチョウ自由詩205/1/28 3:33
★125 エンジェル自由詩305/1/16 3:49
★124 マッテイルヨ自由詩405/1/16 3:48
☆186 ホンネ自由詩6*05/1/10 23:55
☆185 ツレ自由詩2*05/1/10 23:54
★123 シロイ、トビラ自由詩8*05/1/5 22:04
★122 フルイキシャヲサガシテ自由詩105/1/5 22:02
☆183 ナゼ…自由詩204/12/27 0:12
☆182 アツイ、ヨル自由詩104/12/27 0:09
★121 ツバサ自由詩404/12/23 22:36
★120 ハネノツイタ、クツデ自由詩4*04/12/23 22:34
☆181 キュウサイ自由詩104/12/11 21:41
☆180 アイヲ、シル自由詩4*04/12/11 21:36
★119 アゲルヨ…自由詩2*04/12/8 19:54
★118 ハシト、チャワン自由詩5*04/12/8 19:52
☆179 マイゴ自由詩5*04/12/5 17:25
☆178 シショウセツ自由詩204/12/5 17:23
★117 アノヒ、アノトキ…自由詩3*04/12/1 0:29
★116 クチビル自由詩7*04/12/1 0:27
☆177 オレノ、マリア自由詩404/11/26 0:47
☆176 ギンノ、イト自由詩4*04/11/26 0:45
★115 カエレナイ、ボク自由詩2*04/11/19 21:37
★114 キミガイルカラ自由詩4*04/11/19 21:36

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