人を愛す
ことが出来る
人間は、
人の
痛みを
誰よりも
知っている

だから、
傷ついたことを
卑下する
必要は無い
ただ、淡々と
誇ればよい

傷口は
治ることを
 ....
堤防のコンクリートに
へばり付いた火花のあとは
子供達の嬌声を捲いていた

水面を跳ねるきらめきは
冥く、果ての無い空間から
生まれ、育む

風はもう見えない
遠く、太平洋沖のあの島 ....
僕は
10年経っても
街を歩いていても
食事をしていても
トイレにいても
仕事をしていても

掲示板がアスファルトに落とす影や
秋の混じった夏の風や
トイレットペーパーやノートの端や ....
野狐禅(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
君に自由詩208/9/6 1:00
晩夏自由詩208/9/6 0:45
かけら自由詩107/10/4 21:39

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