例えばいま一仕事終えた、としよう
君は自由であると同時に自由ではない
たしかに無重力空間には重力の束縛はない
しかしそこでどれほど自在に動き回れるか想像してみよ
あるいは流れる川を見ているつも ....
雨の紗に浮かぶ桜花
彼方に霞む山の冠雪
狂い咲きではない
気が触れているのはむしろこの星
星はそのうち火に呑まれる
だがいま花は日に飢えている

雨だれが花弁を弾く
志半ばに散るものも ....
ハレルヤ あめつちは今日も禿げあがり
軋る刺草の茎の穂、糞、笑み
世に誰もいなければ悩みも悲惨も無い
それでも電話と手品は延々と続いている

田園の喧噪と都会の憂鬱を賭金に
蛙の相場師は黙 ....
Dolly_Sheep(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
定位の問題自由詩016/11/8 0:53
凍える桜自由詩010/5/10 2:48
果実月の反動自由詩407/8/19 14:43

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