宇宙からの占いでは
来年初めて
本気で人を好きになるんだとか
目の前にいるあなたじゃないのかもしれない

誰にでもいい顔するんだ
優しいって言葉が
人を招き入れる隠れ家

庭には白い ....
窓の光に指先を伸ばして
ベットから数センチ
平行するように体が浮いてる間は
心が軽いとき
調子良ければ数十センチ

色が鮮明に飛び込んで
動き出す思考が
心を重くする
ベットに沈み込 ....
去年の12月のカレンダーもそのままに
今年の12月を迎えた僕の家
何か変わった?
そう言って壁際から
僕に問いかけて来ている

僕は何も変わってない
ただ、少し周りとの関係がややこしくな ....
うるさいなぁ
誰だよ
神か?神ですか?

動きませんよ
僕は
意地でも動きませんよ

また、もうなんだよ
鬼か?鬼ですか?

譲りませんよ
僕は
意地でも譲りませんよ

 ....
早朝に気がついたのは
あなたが逃げたせい
いくつかの眼と横断歩道の上を
小さな背中が駆け出した

追わなければ良かった
これから先なんて考えなければ良かった
関係が壊れるのは眼に見えてい ....
この場所は異常
もう何ヶ月前の過ぎた記憶が
未だに残る

感覚と匂い
引き金がまとわりつく
空気の楔

寝床からあがる蜘蛛
携帯電話にまとまわりつく
白い糸

白と青のストライ ....
俺の眼が何を写すかだ
お前たちが見ている
バリエーションなんて
所詮眼に持て余す
子供だましに過ぎない

世界にある鮮やかさを
失っているんじゃないのかって?

そこだよ
そうやっ ....
壊したい壊したい
壊したいわ

とてもとても
心の底から湧くこの感情

がら空きの足元から
すくい上げるように
タックルを決めて
馬乗りからの連打

ぶざまね
くわえタバコで一 ....
強い風が吹く
重みを無くした僕は
途方に暮れて
空間をさまよう

繋ぎ止めてくれていた
君も僕なんかを
もう見向きもしない

落ちた地面で
非力な僕を見上げて
嘲笑うだけ

 ....
ブルー!
ブルー!
ブルー!

なんて見事な青一色なのかしら!!

最近では稀なほど

こういう時は
お外に出たくなるわね

何も考えないで
人目も気にせず
走り回ったりなん ....
三度目の引っ越し
場所
家賃
色々あるけど条件はただ一つ

四方を囲む真っ白い壁の部屋という事だけ

何も飾らないし
決して誰も来ない部屋

ここに帰って来て
部屋の中心に座る
 ....
どうにも出来ない事があるとすれば

“時”が駆け抜けるのを 追いかけて捕まえるのは
勝負にならない

だから次の“時”を 待ち伏せて
罠にかける事を考える

卑怯者だと言われるのだろう ....
同じ時間
同じ瞬間
他人事

死が近くにいない人には
少しの刺激も余裕な一時
笑いながら冗談まじり
乗り込んだ揺れる楽しいアトラクションの
感想を語る

死が近くにいる人には
少 ....
狭間の時間帯に
狭間に揺れる

過去の時間を探り
必要な物を探る

それが活きるとも限らず
電話を繋ぐと事態が変わる

体は正直に進みを拒むが
心がその先に渡るべきなんだと問う
 ....
空を飛んでる夢を見たの
あれは今から何億年も前
今じゃ重くなった翼で飛べる事は出来ないけど
とても軽くて大きく上下に振っていたわ
それは今も同じね

ここと同じでやっぱり青い
どうしてこ ....
美味しいと感じたら負けだと思っていた、僕

未だに美味しいとは感じない

が、

5年前より、舌が大人の刺激に応えられるようになった

ついに大人の階段に足をかけてしまったのね・・・o ....
子供に○○○されても
□□□□る大人になりなさい

それでもやっぱりどうしても
変な物を身につけてしまうから
だからそんな社会で、
君らが少しでもそれを捨てられるように

10年後そん ....
たいしたやつだ
車輪2つで運ぶんだから
人の力を倍にする装置

とろける様な景色の中を
トップスピードで駆け抜けると
空気の粘着力なんてアリみたいな感覚

必要ですか?ブレーキ
道は ....
ほんっと、飾られた言葉で言われても
なんにも入って来ない

今二人が歩いているこの道に
赤い花が咲いているけど
僕たちはその花の名を知らない、から何?

知れというの?
それとも短い命 ....
青いベッドに横たわる
素敵な君へ

静かに水中に手を入れ
僕は君に触れる

許可無く触れる事に
怒っているのかもしれないけど
悪戯とちょっかいを出すのは
僕の性格をよく理解してくれて ....
正午の光が見える外
ゆらゆらと揺れる私を
あなたは見てくれている

狭いとは思わないけど
広いとも感じない
本当は海がいいんだろう?って言われても
だって意識がないんだもん

私がど ....
何にも無いという事を
知るという事は
何かあるという事に
希望を持っていた

てな訳で

私はいっその事
知らないふりをします
その方が楽じゃない
そうじゃない?

無いという ....
独りだけのもの
私だけのおやしき
カーテンの無い二階の窓

朝早く起きて
外を覗くと
眼が合うのは太陽と庭の薔

自分の身体に調子を聞いて
部屋の隅からどう?って
問い掛けるギター ....
前の席の隙間から
窓に寄りかかる肩と長い後ろ髪
窓の肘掛けに肘を曲げて置いている

耳にイヤホン
頭で軽くリズム

外を覗く時見えた横顔

口の中にガム
顎でもリズム

隙間か ....
生まれ変わったらなんて
すでに考えてる
まだ若いのにね

もういい年だな
なんて言われると
苦笑い
空でも仰いで中指を立てる

やり直せるなら
何回でも死んでやるわ
ただ、また人 ....
坂を上がると神社があるのはどこも一緒
神様は高い所に祭られるのが好きなのかしら
生れつき高い所にいたのに
退屈だから下界に降りて来たっていう話しもあるし

なんならデパ地下なんてどうかしら
 ....
夏の朝
少女に出会いました

「何をしてるの?」
「数えているの」

マンションの出口から見えた光景は
暑い日射しの中で
少女が両手の指を曲げている所
青いリボンの付いた麦わら帽子は ....
乗り換えと言えば
ホームで待ちぼうけ
少し顔を上げて
ポケットに手を突っ込んで

ぼぉーっと
ぶぉーと電車の音
もうすぐ近い
乗り換えの一歩は
これまでとこれからとの繋ぎ目
過去と ....
戻らないよ
仕方ないよ
小学校の教室なんかに

ブラックのコーヒーなんか飲んでるし
嫌いじゃないし
味覚も戻る事ないだろうし

もっと意識を
一瞬を大切にすれば良かった
校庭の片隅 ....
誰かを救うなんて言わないけど
私が生かしてあげちゃう
それぐらいの気持ち
だから、
根本的な解決にはならないわね

でも

表面は
青い空が覆ってるし
青い海も広がってるし
青だ ....
酸素の枷(132)
タイトル カテゴリ Point 日付
あなたじゃない誰かかあなた自由詩013/8/22 20:47
中心には人ありきの世界自由詩012/12/18 4:03
12→12自由詩012/12/1 16:02
意固地の意志は固い自由詩012/7/8 2:12
少女O自由詩112/7/7 17:41
異常な9月の片隅に転がる話自由詩011/9/17 15:11
56色の世界自由詩111/5/19 0:03
私が東京タワー自由詩011/5/17 11:07
ハンガーから一言自由詩111/5/10 0:30
明日は晴れるかな自由詩011/5/8 22:06
やり直しルーム自由詩111/5/6 1:05
上手くいかない事を悲観してはいけない自由詩111/4/11 4:01
望まないチケット自由詩011/3/14 0:22
黒からの伝言自由詩011/3/6 2:56
空と海とペンギンな私自由詩111/1/23 1:44
Stairway to Beer自由詩110/10/1 15:31
未来に植える小五の種自由詩110/9/2 2:56
バイバイシクル自由詩010/7/8 16:58
Bad Taste自由詩010/6/15 19:18
付きっきりジェリーフィッシュ自由詩3*10/6/11 12:57
寝たきりジェリーフィッシュ自由詩4*10/6/11 12:19
キャッチボール to ホープ自由詩010/4/21 14:40
今日も夢が叶う日自由詩1*09/12/5 21:15
これから起こる開戦前の理由自由詩109/9/7 0:27
ハーフ/ライフ自由詩109/8/30 23:22
妄想プロポーズ少女自由詩009/8/16 21:12
夏ノ朝ノ一時自由詩109/8/15 20:35
僕のおつかいは大掛かり自由詩009/8/14 22:53
愚痴を吐くお年頃自由詩109/6/1 1:08
Hide Blue自由詩109/5/30 21:53

Home 次へ
1 2 3 4 5 
0.1sec.