空が銀杏色をうつすとき
背中たちは惹かれあい
太陽をとぷりと沈めてゆく
 
今日はようやく毛布をはいだ
叫ぶ間も無く夜があった
握ってほどけぬ拳のように
ぬめりと温んだ夜だった
 ....
昨日もらったキャンディを
茶色の小瓶に入れたって
甘い薬にはならないと

喉を鳴らせてむくれてる
僕のかわいい女の子

このあいだの満月に
こじ開けられた地下室の
鍵は窓から放り ....
ユウヒナ(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
融和自由詩211/5/30 3:07
子供のくすり自由詩309/4/16 22:12

Home
0.05sec.