子供の頃 蛇を殺した
公園のグラウンドを引きずり回す
棒で何度も叩き 
ぐったりした体を掴む

尻尾を持って鞭のようにコンクリートに叩き付けた
蛇の丸い目は何処を見ているのか

手を止 ....
こころの底が愛を求める

簡単には 埋まらず

理想の人は変わり

変わってしまった自分を

汚らしく思うこと


愛すれば 報われる

そう信じていた頃に

見落として ....
黒雲が立ち込め空からエクスタシーが降る

地面はあっという間に白い錠剤で覆われた

私は 腹がすいていたので水と一緒に3錠飲み込んだ

ヘッドホンをして山手線をぐるぐると回っている

 ....
明日は核実験と天気予報で言っている

「台風の影響で今夜は猫が降るでしょう」

Nyaー.Nyaー.Nyaー.Nyaー
Nyaー.Nyaー.Nyaー.Nyaー
Nyaー.Nyaー.Nyaー ....
俺が欲しいものは 見付かった

お前には何が欲しいのか分からないだろ
理性も感情も空っぽだな
世俗を認める決意をした歳の俺
風呂場の排水溝を見詰め
「どうせなら楽しめたらいい」と思った
 ....
弥勒ちんげんさい(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
蛇殺し自由詩0+07/11/29 12:45
恋愛歌自由詩107/2/14 18:17
白い錠剤自由詩007/1/26 14:10
共産党DADAイズム宣言自由詩107/1/25 12:33
十九才の時の俺へ(何が欲しい)自由詩207/1/24 14:01

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