胸に刻まれた「罪」というなの華の絵を
あなたは鮮やかに染めていきます
生命を注ぎ込み
杯を重ねてゆきます
筆に乗せた想いは誰にも理解はされず
さあれどもあなたは走らせるのです
白き紙の ....
凍りついた大地の中で
追放された身を引摺り
彷徨う一頭の狐あり
視界が利かぬ白き世界
我が子の飢え満たす為
鉄砲を持つマタギあり
雪原に埋もれているのは
春を待ちわびる草花達
....
晴れた空の下で街を歩く
不意に湧き上がる恐れに
心に湧き起こる闇の水は
あの迷路に迷い込み
感じたもどかしさを
思いおこさせるのだ
周りは全て歪んだ鏡
己の姿も全てが歪む
....
わたしがあなたの支えになる
だから……
消え入るあなたの言の葉
残像は薄れ
残された香りも息遣いも
消えて行く
それでも
あなたへ
告げよう
ありがとう
小さな恋の物語
小指を絡ませて 二人は約束をした
永遠に二人の願いは 色褪せることが無いように
別れ際に微笑を交し 何時もの様に分かれて行く
時の流れは思い出を少しずつ削る ....
心に雨が降る
雫は夢の泉に波紋を産み
笹舟に乗せられた大量生産の人形は
かつての自分の想いを思い起こす
あぁ……
この雨音を聞きながら
苦しみを乗越える勇気が欲しい
現実 ....
心に染み入る雨音に
あなたの頬に涙の音
蛇口を伝う水滴の音
湖畔に産まれた小波
刻まれた水音の音色が奏でる
旋律を胸にして渡り歩き行く
小さな波間を擦り抜け渡る先
虹が紫陽花と友に微 ....
その佇まいは凛として まるで竹のようなしなやかさ
その眉目は三日月の如く まるで雪中の花弁の艶やかさ
その唇は豊かでたおやか まるで水面に映る星光りの様
ふくよかなる腰に腕を回し 引き寄せ ....
泣いていたわけじゃない
でも泣いていると思われた
両腕に抱えきれない
沢山の華に潰された
泣いていないと否定をしても
心に生まれた
小波に揺れる
私の横顔は
濡れていた
....
あなたと出会えた事
ささやかで当り前の
時と共に薄らぐかも
しれないそんな奇跡
想いを抑えられず あなたを傷つける
その感情を持余し 涙が溢れてしまう
でも きっと
心が翼を広げ ....
新しい風になろう
新しい夢を抱こう
新しい地図を眺め
新しい道を行こう
そこにはどんな風景が
待っているのか
きっと今以上に行く先は
果て無く遠い
新しい僕になろう
新し ....
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