見たことの無い人間が俺を笑っている
見たことのある人間は俺を蔑んで笑っている
俺の中に入ってくるな
「俺の中に入ってくるな」
小さな薬
体内に取り入れた時
それは刃に変わる
....
取り留めない
震え続ける身体は
燃え尽きることを祈っている
短い時間を適度に温める
求めすぎ
飛びたい
君に進む想いだけで
何を叶えられるだろう
何処でも此処でも間違えて
焦 ....
愛とか恋とか忘れたまま
心も置いて出会い
近づいていく
君に触れようとした僕は
身体の奥が震えている
君の熱が僕に与える痛みは綺麗な闇
零れる涙がゆっくりと侵食を始めるの
見たくない笑顔 ....
そよならを告げた
言葉と鼓動を刻んで
進んできた道に
瞬き続ける世界の中でそっと
この詩で目覚めていくものがある
この詩で眠れる日が来るだろう
この詩が僕に微笑むように
この詩が ....
魂ごと浚いましょう
空は必要でしょうか?
太陽より月のほうが僕には熱く思うのだ
今天空に願うは
切実な引越し願い
そうそう僕が生まれる前に
君が死ぬ前に
何度の奇跡が必要かな ....
とヲく見つめる先
時間が来てから追い
昇りながら下がる
螺旋巻き回転
それなりの向こう
とヲい故
明日を比較する
断裂的な破片
記憶が曲がる
捩じれながら直線を描く
それより大 ....
眠れ 眠れ
と聞こえてくる
痩せていく考えに
意識は遮断されていく
季節に合わせた梨の雫を啜り
飢えを凌ぐ
曖昧だった欲望が
夜に進んで行く中
膨張し始める
簡単に弾ける ....
さよならの続き
淡々と軋む想い
僕は問いかけたい
終わること
終われること
強さより
弱さが欲しいと思った
傷つけたのは
強い想い
優しい翼が
空を奪うように
ずっと此処 ....
ガキガキした言葉が群がる
拾った一つが「縁」
感じるのは恐竜時代からだろう
大好きなでっかい奴が
鮮やかなメロディ歌って
僕をときめかす
とろとろ溶け出した光景が
起承転結を訴えかけ ....
「あっち向けあっち」
右から左へ
繰り返される逃走劇
硝子張りの地面でもがき続ける
そっとそっと
じゃないと砕けそうな足元
ゆっくりゆっくり
じゃないと居場所が解らない
胸の中 ....
林檎さえ踏み潰した
色彩を零して壊れていく
極論の中の愛しさ
目の中で生まれた事を想い
恋をする
砂を救い
水を救い
己を好くう
故に巣食う
極みを帯びた世界は
雅に浚われ ....
悪戯に絡めた指先
酷い嫌悪に犯された背中
心の糸にそっと触れていく
未来の無い世界に
「ありがとう」で否定していく
何時までもそのまま
気づかない気づけない
「気にし ....
過去からの涙は砕けた夢
必死に繋いで掌へ
掌で息を少し
吐息を膨らませて
少しでも意味を求めて
これからを流れて行く
昨日の話は上手に出来る
明日の話は弾むかな?
....
目の前に現れた悲劇
喜劇と逆の涙が零れて消えない
早く夜から抜け出さして
傷ついたままでいいから眠らした
奪われ続ける旋律から抜け出せないままで
崩れかけの道と階段
羽の無い屋 ....
単純に切なくて苦しくて
心は空へと届きますか?
何時でも何処でも失える
抱きしめただけではすぐに壊れて
冬の波打ち際
引き寄せられて
様々な想いごと
失って消えるだけ
夏に見た ....
解けた糸を利き腕に絡める
線の先を見つめ
悲痛の声に触れようとしている
この命が痛みとなり深く悔いている
故に許されたいと共鳴を求めている
愛しい人の笑顔さえ傷つける刃物になって
....
昔書いていた言葉を求める
子供心に傷つける視線
俺を見る程俺を知っている風に語りかける
今は書きたい言葉は違うって振り切っても
抜け出せない扉がそこにある
逆らっている心境と ....
キリキリ
「止まった音しか見えないね」
呟く俺の声に再びの詩
心の底で見つめる目に嘘は言えずに
少しだけ触れて水を注ごう
此処は忘れてしまったのか
不味い光は塗りつぶす場所
....
溶けた視線で壊れた時計を見つめても
もう動きはしないの
そう教えても君は時間さえ飛び越えようとするのだね
虚ろな世界観
そして空気
君が放つ波紋は
不必要な現実を緩やかに押し戻す
....
「私を祝福せよ」
神を産み落とす雅のゆりかご
私を抱きしめてくれ
生命を継ぎ
忘れかけた
優しさ
痛み
思い出させてください
私にとって貴女は
最後のMARIA
「私に ....
言葉にして詩にして
僕自身を運んで飛んでいってしまえ
素晴らしくなくてもいいから
言葉になって伝われば良い
忘れかけた自分を思い出そうとすることもしなくなった
面倒な時間が増えるたびに忙 ....
何時かは忘れられるなんて幸せな思いつき
どれだけ祈っても変われない日々
超えられない空が続いている
My sweet love pain
The distance which doesn' ....
甘い吐息に揺れるクリーム
温かく溶けていく優しいヴァニラ
アイスの冷たさを持つ瞳
白い液体の中で君と眠りたい
抱き合った想い出はしっとりと絡みつき
多目の熱と湿気を感じた
愛おしい温度 ....
Triple SIX-6.6.6-
01. Pain to the maximum 詩 流希-Яuki-
02. 死亡予告 詩 流希-Яuki-
03. Requie ....
綺麗な嘘を重ねて取り乱した言葉
泡沫の外で夢を見よう
天国の外で夢を見せよう
ほら
現実という拘束具がしがみ付いて放さない
僕は君の戯言の様な夢を離さない
出会うことの無い作り物は ....
抱きしめたことを思い出すたびに
胸を締め付けられる
愛していると伝えられない数だけ増えて
忘れたいなんて綺麗事を
脳内で繰り返す愚かな僕が居る
飛べない
動けない
心から束縛されて
....
追い込まれる意識に
途切れた過去の記憶
何かに縋っている
心が自分に奪われていく
感情が失われていく……
誰も手の届かない場所で無くそう
自分への裏切りは忘れない
記憶に水を
....
自己意識の中で利口な行動は望んでいない
手に入るだけの苦痛と恐怖を注いで
溢れないばかりの悪夢を心臓に詰め込んでいく
自己愛故に殺そう
悪夢の中は全ての人への悪意と恐怖
条件を解決してい ....
ふにって簡単に
潰されるような詩を書いてごめん
強い意志なんてなかなかこいつは難しい(苦笑)
駄々っ子だらけのわんまんしょー
みんなふにってな
潰されてしまったって
好きな詩を書いて ....
愛している彼女との性行為が終わり、僕は外に出た。気だるい気分に煙草を与えて空を見る。生暖かい温もりを感じた後の風は良い感じに熱を冷ましてくれる。喉に刺さる煙草は幸せに近い味がした。
次の日は起床 ....
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