天蓋に 日 月 輝きあり
静かに 佇む 汀に 潮騒

天空に 漂う 色彩のうず
甘露の 滴り 綺羅に染む

濃い靄 明るい気息の賛美歌が
輝く海から 立ち昇り 漂い広がる
汀のあたり  ....
萎えて行く
心力の花か

ことばとことばに
引っ掛かりをつけ

むすび くねり はりめぐらす
透明のナイロン糸で
部屋じゅう
意味の重さ
心力の光輝

たましいの光る
小部屋 ....
大プラトン年の
年回りに・・・

紀元前・・・幾千年前

我々の祖先は

この肉体に降下した
所有した
持った
精神として宿った
その感動を
そして
願いを込めて・・・

 ....
ガンジスの巨大な銀河の流れの清めの沐浴
ヨルダン川のせせらぎ清めのバブテスマ

水が洗い流し
古代の美しき伝統 禊 祓い
聖霊が静かに降臨する

風 うねり 波 満ちる

輝ける 鎮 ....
理性の時
創造の野

脳髄の遊撃は
この地に印を刻みつけ
この空に線を強く引く

理性の爆発
論理の爆風

そして この地は空は
霊的な焔に包まれてゆく

上げ潮のごとく 
 ....
そう それは いつ・・・

今は 遠い 君が
純粋アルコールと酩酊の肉欲に
魂を売ったのは

君の魂の最も高貴で輝かしい『良心』を
冷笑の地下室で真夜中に
狂気の磔刑にかけた日

 ....
闇の透き通り始めた陰画は
宵宮の日の真夜中に
電信柱に貼り付けられた

霊視と解析の挙句の果て
夜は腑分けされ保存され

果てしない陰画の夜は
たるんだ夜空に掲げられ
黒い光に たな ....
こんじき らでん 夜の濃い靄
この 霊視の夜に 深い夜の香り

立ち込む いにしえの情緒は
まどろみの息へ 溶ける

幻想の写し絵 螺鈿の箱
靄たつ 夜の不可思議

磨きだされた 貝 ....
アハウ(608)
タイトル カテゴリ Point 日付
光の日自由詩3*06/11/30 9:40
自由詩3*06/11/29 12:15
土偶・シリコンチップ自由詩1*06/11/29 9:55
幻視風景[group]自由詩5*06/11/28 21:31
焔(ほむら)自由詩106/11/28 10:17
磔刑にされた自由詩006/11/27 21:15
夜の陰画自由詩206/11/26 22:20
金色 螺鈿自由詩4*06/11/26 21:11

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