スィーユゥ


君は 
金色の 風を
朝陽になびかせて
去っていった

そうだった 
やはり 金色には
それなりの わけが
ある

残してくれた トールサイズの
モカ
ト ....
フィルモアSt.
ジャパンタウン もっと南の
パブ

3バック
ウィスキー・ソーダ
オーダー ラストで

カウンター 
ひとり 黒人
ひとさしゆびを たてて

みけんに 
ち ....
結露する窓
雪けむる街路
カフェの
カーテンウォールに 二人

キリマンジャロの 湯気
すじ曳く中 わたしは
あの頃を
重ねる
{引用=
あの人は 去ってゆく
路肩の車に
雪埃 ....
くも 
もく となり
そら 
らそ となる

36,000フィートから の ことば 

とばこ 
ですけれど

あなたへの きもち 

ちもき に 
なったとしても

 ....
指で「みっつ」 
いまだ つくれず
姪っ子
ジャンプして ひとこえ


{引用=
ちきゅう おちたっ!


あぁ、なんて、
ス・ラ・バ・シ・イ。

片手で「みっつ」
つく ....
「小さな」


と ついつい垂らして
わたしには
「小さな」
お醤油 



 小さな 春
 小さな 夏
 小さな 秋
 小さな 冬

 小さな 朝
 小さな 夜
  ....
   のらりくらりとしていた。歩道で信号チッカンチッカンしだしたから
   ではないのだけれどなんだか ハ・シ・レ 、っておもってしまって
   横断してから止まらなくていつまでもいつまでも走って ....
またいつか
ありがとう
わすれない
さようなら


ありがとう
わすれない
さようなら
またいつか


わすれない
さようなら
またいつか
ありがとう


さような ....
スケッチが好きでした
絵画ではなく
スケッチが、
という人でした


鉛筆が好きでした
絵の具ではなく
鉛筆が、
という人でした


それなのに
画用紙は、嫌いだ 
という ....
路肩をゆく


路肩に生まれた草花に
水は流れる
白濁している 川上は
スタンドで
色褪せた枯れ葉らは
かき集められ 縮れていき
側溝に落ちるもの 残るものとに違えられ
買い物籠に ....
バスケットコート
ゴールネットは木枯らしに揺れていた
とどきそうな気がして
ジャンプした
もちろんいつもと同じゴールネット
とどくわけもなく
きっと中指のもうひと関節ながければという距離で ....
居酒屋の「ジジイ」は啖呵を切った(採録・抜粋)

  *

 ボウズへ

  *

 そこのボウズ
 テメェのしてることはつまらねぇことだ
 わかるか
 わからねぇだろ
 カン ....
朝の土手のチンピラの遠吠えから(採録)

  *

 ちょっとだけ
 オレのはなしをきいてくれ
 土手をあるいていたら
 ひとりばあさんがいたんだ
 ばあさん
 さむいのに
 はん ....
まちがいさがし

赤い帽子は青い帽子
青い手袋 赤い手袋 
ショルダーバックのかけかた逆で
ついてるひざは右が左
積もった歩道に あしあと増えてて
くつひもを結んでいるおとこのこ

 ....
鼓動の響く夜に
僕らは
互いの石を探しに海へ駆けった
ひざ下まで埋まる光の棉を踏みしめて
薄い呼吸を散らして
僕らは
過去を ひそめる

今宵
君があんまり強く握るから
はしゃぐか ....
課題:『「決められるもの」は(カミ)デアルとはかぎらない』を証明しなさい(制限時間100年)
---------------------------------------------------- ....
シッテイル
キミガドウシテ此処ニイナイカ
キミヲ追イカケルコトハモウシナイ
ナンドモ待ッテイテクレタヨルニ
ナンドモマッテイテクレタアサニ
キミガ
ツムイダ声ヲオイカケタイカラ
(よるは ....
ベランダ越しの未だ遠くは
氷雨と陽光がないまぜとなり
見慣れた不陸の白い壁へ
硝子に囚われたあまたの雫が投影されゆくのを
掬い 指で 伝い
一筋いきおい斜めにたゆたい
曳かれてゆくものなど ....
舗道を歩いていました
敷石の目地をいつまでも眺めていました枯葉が挟まれていました思わずよけて
雨が
濡らしたのは前髪で
手前に向うに硝子の簾のように
遠近の補助線となりそれはカンバスという名 ....
1.
しってる あなた 
あなたじゃないの
いいよ べつにそのつもり
そのつもりなら もっといっぱい
うそついて
もっといっぱいうそつきすぎて
くるしくなって ねぇもがいてみせて
どき ....
{注トンネルは抜けていることが前提である=トンネル:昭和40年以降に使われだした外来語。以前までは隧道(すいどう)とよばれる。語源は、斜めに下って入る墓道の漢語的表現と考えられている。洞穴の横道にそれ ....  ねぇ知ってるわたし
 開襟ボタン二つ開けて
 コンコース
 階段上から三段目で
 すかすかメール打ってるふりして
 下からのぞくあなた みてて
 値踏みじゃなくて
 放課後さがすの
 ....
1.夢前編:クレバス

  ワンルーム まっ白で
  床に 暗い
  クレバス
  あって

  確かに そばに 
  何か 
  あって 



  落ちた。



 ....
青春を 青 と言う
青春を 春 と言う

色と季節と くくるなら

「白秋」の

想い
見えて
「極刑」:まぶた切除−視覚の永久開放    
            
ページ1)
  両腕 輪をつくり
  幹を抱き

  右手と左手 届かないけれど
  つながった 気がしたり

  うん 抱かれるよりも 抱きたいみたいな

  この太さ 男の子
 ....
青い空 青さにきっと届かない

ショルダーバックに 
一冊の詩集 開かないと知りつつ


金閣寺へ


参道 
しゃがりしゃがりと 修学旅行や外国人
右に左に掻き分けて
観光 ....
1.
「理解が世界というのなら、あまりに世界は小さい」
ブルゾンかぶって 青い瞳の彼は言う

男の人ってみんなそう
理解さえ信じてないもん わたしは

それにしても
画面いっぱいに青い ....
(オモハユイアサダネ)
(オモハユイソウカモシレナイネ)
(ホントニソウオモッテル?ナンカイツモテキトウナンダネ)


本当に「面映い」と思っていたあの頃に
遠くを見ていた朝朱に
出会え ....
あまりに大きな白い冷蔵庫
あまりに大きな白黒テレビ

届けられた 送り主は分からないけれど 

私たちには こんな冷蔵庫を一杯にするほどもちろん何も無かったし
最近映画館にも出かけていなか ....
バンブーブンバ(127)
タイトル カテゴリ Point 日付
スィーユゥ自由詩203/12/31 14:31
ひとさしゆびの男自由詩503/12/27 8:10
消印自由詩103/12/26 7:57
36,000フィートからのてがみ自由詩603/12/25 1:59
こ ぺ る ち ゃ ん自由詩203/12/16 8:58
「小さな」お醤油自由詩303/12/15 11:06
赤信号と小さな朝自由詩203/12/13 16:29
わかれのことば自由詩203/12/12 10:35
「開 放」〜ある水彩画作家の回顧展に自由詩403/12/11 8:27
路肩をゆく自由詩103/12/10 8:33
ゴールネット自由詩203/12/7 22:27
居酒屋の「ジジイ」に愛をこめて自由詩303/12/7 12:41
朝の土手のチンピラの遠吠えから自由詩503/12/3 21:17
なくなっているものは自由詩203/12/3 10:53
硝子の石自由詩403/12/1 10:10
課題:『「決められるもの」は(カミ)デアルとはかぎらない』を ...自由詩1*03/11/28 19:14
イマデモアサハシロイデスカ?自由詩103/11/27 17:06
ラインクロス自由詩203/11/27 9:28
ラインアウト自由詩103/11/27 8:48
小詩集「14さいのめーるはこない」自由詩203/11/25 22:23
いまのわたしがトンネルでありますように自由詩203/11/21 9:21
「ねぇ知ってるわたし」Good-Bye,Mikiki自由詩203/11/20 19:24
小詩集「十一月十三日の朝の夢」自由詩203/11/13 20:18
北原「白秋」の青春自由詩203/11/13 0:53
極刑のアポリアを超えてみて、今の僕を定位する自由詩103/11/13 0:50
小詩集「農林実習ノート」自由詩403/11/11 15:12
「小さな虹」と自由詩303/11/5 10:47
小詩集「平日の朝の小さな映画館」自由詩903/11/4 12:10
オモハユイアサダネ自由詩303/10/23 2:19
子/孫/記/憶自由詩103/10/21 11:12

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