初めましての挨拶から
僕らもう一度始められないかな
好きな音楽に好きな本
君んちの愛犬の名前に
僕んちのデブ猫の体重
君の抱えてるトラウマに
僕の癒えることない傷跡
初めて抱 ....
君の囁く何気ない日常だけが
僕を取り巻く全てだというのなら
どれほど幸せだろうか
名前しか知らない飼い猫の話だったり
妹との他愛ない喧嘩の愚痴だったり
二人交わす冗談っぽいキスだったり
お ....
それを語るとき
僕らの胸は少し高鳴る
と同時に切なくなる
それが何なのかなんてのは
この際どうでもいい
と教えてくれたのは何時の誰だったろう
それは虚無で
曖昧で
....
僕はため息を吐く
また一つさっきのより深いのを
別に理由なんてない
それは
鬱々とした日々に対してかもしれないし
または
自ら手放した幸福を想ってかもしれない
でもそんなことは関係が ....
鍵が手元に2つあります。
これで無くしても大丈夫。
でもやっぱり無くしたくないです。
我儘だねって笑うかな?
スペアキー。合鍵。誰のための?とかね。
部屋に帰れば暗いです。
たま ....
君に会ったら言おうと思ってた
言葉がたくさんあったのに
なんでかなぁ
こうやって目の前にすると
一言も出てこないや
汚い戯れ言や
愛の賛美歌や
気の利いた言い訳や
原稿用紙30枚分ぐら ....
なるたけ優しい言葉で
なるたけ難しい表現は使わないで
それでいて想いを伝えるってのが
一番難しいってこと実感してるよ
伝えられなかった気持ちがまだ
どれぐらいメモ帳に残ってんだろな
バ ....
日常生活のうえにおいて
必要不可欠なんてものは少なく
長針と短針さえあれば
とりあえず生きていけるはずさ
ところがどうだい
今の僕のこの有り様は
感度のいい小ぶりの乳房と
メールアドレス ....
ねぇ
君は知らなかっただろうけどさ
その小さなニキビであったり
背の低さに悩んでるとこだったり
あんま太く無いくせに深刻な顔してたり
そんなとこが僕は好きだったんだよ
ふざけて二の ....
眠たい目を擦りながら
くだらねぇ詩なんぞ書いてるよ
そんな暇あるならさっさと寝な
明日も早い
目覚ましなら壊れてる
重たい瞼と闘いながら
あんたの裸思い浮かべてるよ
あんま暇ないから ....
何回占ってみたところで
どうも結果は変わらないらしい
それは今までの歴史を見れば分かる
決して短くは無い道を歩いてきた二人
分かり合おうとしない僕と
それを知ってて手を繋ぐ君
ならもう少し ....
前略 手紙は届きましたでしょうか?
お読みになられたなら
そのまま捨ててくださって結構ですので
夢を見ることしか許されない街
標識も消えた交差点
重ならない夜 肩を寄せ合いながら
....
立派な大人になって
きっと在るべき場所にいるはずの僕へ…
君から見てこの景色はどう映るのかな?
掻き集めた思い出の一つにすぎない
なんてこと言えないよねぇ?
僕からみた君の存在なんて
....
顔を洗ったなら公園にでも行こうか
いつもより少しだけ遠まわりして
いつもより荷物は少なめで
長袖のTシャツに
はき古したGパン
真新しいスニーカーに身を包んで
時計なら外して行こう
もう必要ない ....
僕たちは隙さえあれば
何かしてやろうと思いながら
毎日をコンビニの弁当で過している
たいそうな理念を抱いた五分後には
ビデオの中の女に抱かれている
ニュースが映し出した世界を憎んでは
公園 ....
フリーターという立場の僕にとって
バイトを休むということは
=で収入減となってしまうわけです
しかもインフルエンザともなれば
一週間ぐらいは休まなければならない
そうなれば約四万円ほどのお金 ....
一人じゃ出来ないことも
あなたと二人でならこなせる気がして
別に根拠なんて何も無いんだけどさ
無色透明の自信だけ頼りにして
世界を変えるなんて出来なくても
この目に映る景色ぐらいなら
....
そのピンクの唇を唾液で汚したい
絡み合う嘘が心地良い
その小さな乳房を舐め尽したい
乳首を舌で転がしてもミルクはまだでない
その綺麗な性器を指でいかせたい
最初から濡れてたことぐらい知ってる ....
あなたが帰ってきたら
話したいことがたくさんあるんだ
この3日間珍しく頑張ったよ
サボることもしなかったし
クレーム処理に走ったりもしたよ
今日だって休日出勤に励んでます
二人で一つっ ....
とりあえず色んなものを書いてきました
最初は恋愛ものが多かったかな
書きやすいってのもあるし
それなりに受けも良かったので
難しい言葉を羅列しただけのもあったな
別に大して意味なんてない ....
代わり映えしない日常を歌っていきたい
明日も明後日もまた繰り返すだろう
この取りとめもない日々を
声高に少し背伸びして歌っていくよ
あのビデオはまだ貸し出し中かな?
あの犬はもう飼い主を ....
原因が分かっていれば
結果を変えられるかといえば
そうじゃないのが難しいところです
だいたいにおいて
昼からバイトが入っているにも関わらず
朝方まで余計な妄想に力を注いだのは
やっぱり ....
自分が変わってるのか
世界がおかしいのか
まぁどっちにしろ
誰にも理解されないことの方が多い
それも少し慣れた
諦めが肝心だと誰かが言ってたから
やっぱりそうなのだろうと思う
寂 ....
なぁ 父さん
あんたはやっぱ俺の親父なんだよな
考えてみれば小さい頃からさ
二人きりで話すことなんか
ほとんどなくてさ
だから俺にとってあんたは
よく分かんない存在だった
前にいちど姉貴 ....
自分で想ってたよりも
僕は案外に君の声に救われてるみたい
「頑張れ」とか「前を向いて」とかじゃなく
「泣いてもいいんだよ」なんて優しく言うんだもの
僕が想ってるよりぼくは強くない
君が考えて ....
あなたとの出会いを運命と呼ぶのなら
それは綺麗過ぎるのかもね
こんなにも分かり合えるのに
互いを騙しあって
こんなに傷つけ合ったのに
それでも愛しくて
永遠なんてないとあなたは言うけど ....
外見ばかりで判断しないでほしい
こんな僕たちだって
日々を頑張って生きてるのだから
故郷には昨年体を壊したお袋を残し
単身乗り込んできた大都会
のまれるほどの交差点のなか
ふいに思うは何時かの木の香り ....
目覚めの悪い朝に
君が入れたほろ苦いカプチーノ
どんな音楽より
どんな甘い声よりも
僕を現実へと引き戻してくよ
お馴染みのキャスターと
昨日の野球の結果を知るための新聞と
少し眠たそ ....
「あなたは優しすぎるのよ」
そう言ったのは、初めての子だったろうか
「そんな我儘な人だとは知らなかった」
そう言ったのは、2番目の子だったろうか
「あなたって退屈な人ね」
そう言った ....
「生きる」ということと
何気なく過ぎ去るだけの「日常」を
「=」で結んであげても
別にいいんじゃないかな?
存在証明だとか
未来への責任とか
不甲斐ない現状とか
色々と考えることもあ ....
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