昼間の学舎から見える
土の校庭に一人の少年が鉄棒に
跳んでは回って空中で止まった
入道雲の眩しく飛んで
彼は青い空に吸い込まれて消えた

壊れたラジオの蝉の鳴く
汗に滲む目が二重に響く
 ....
結城 森士(181)
タイトル カテゴリ Point 日付
林檎の時代[group]自由詩6*06/7/16 23:04

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