感電間近だ もう少しなんだ 送電塔から あの娘の家まで
たゆたゆしていた ケーブルたちも 近くで見たなら 意外と無骨だ

この川の先を ぼくらは知らない あの娘も知らない 、ことすら知らない
 ....
軍配はあがりません。
あがらせてなるものかくらいの意気でいたいですね。
ぼりぼりと右手首の付け根を掻きながら
彼は思いのほか繊細な声で言った。聞き取りずれえってことです。意図は正しく伝わらずに、 ....
混ざる草いきれ、煙。 誰かの吐息と、君の吐息。 嗅ぎ分けるには 夏は 向いてない。 空気、尖っていない。
数個目の打ち上げも、 不発。 誰かのため息と 君の、嘲笑い声。 それは 聞き分けた、 聞き分 ....
ここは たくさんの人たちで、 あふれかえって、あっというまに、 背中から なぎ倒されるんだった。 広場に、
キミはいない。わかっていたこと。
祝杯をかわすのは 性じゃないんだな。


僕ら  ....
時計 ばかり 見る
数行も 書いてない
たまに 外を見る
眉間に 皺が寄る


メガネは していない
持ってんのは 知っている
うつぶせでは ねむらない
マスカラが つぶれるからだ
 ....
強い言葉が 物凄く弱い
俺はソレを知っているから
くちびる、ぎゅっ て つぐんでしまう

で、 君は高らかに うたう。
自由って どんなんだ? 君の目は曇天を

いつもいらっと見ている  ....
キリコ(6)
タイトル カテゴリ Point 日付
ショートカット自由詩322/6/25 16:48
モブ自由詩122/6/18 20:39
等間隔自由詩322/6/10 17:03
イニシエーション自由詩317/3/18 14:28
OC自由詩316/9/23 10:33
青春金属製自由詩410/1/11 11:48

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