一度知った温もりを
失うのが怖くて痛いだなど
余りにも陳腐過ぎて嘘だと思っていた

同じ位置でなくなれば
如何に変わらないつもりでも
離れてしまう事に変わりはない


今迄当たり前の ....
周りの空気の苦々しさに
匿う様に顔を埋めた
(一時的な逃避だと謂われなくても解っているが)

それでも手首の甘い香りに
暫く我を取り戻す
(その甘さが香水からなのか血液に由来するのか分から ....
亜麻仁蛇(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
合否未詩・独白106/2/28 23:47
エゴイスト自由詩106/1/15 15:22

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