みんなに負けないように
風に向かって自転車を漕いでいる

何かに負けないように
風が吹いていなくても一生懸命漕いでいたから

風が吹かない日には
風の風上に立ったのかと思う

風を感 ....
あの人は可愛くて、
でもたぶん自分のかわいさにきづいていない。
もっと可愛いくなろうとしてるのだけど、
もうこれ以上の違いは、
僕にはわからないよ
雪が降るのは
冬が来たことをしらせるため

雪が降るのは
がちゃがちゃうるさいものを鎮めるため

雪が降るのは
少しだけよりももうちょっと大きい寂しさを
人にしらせるため
プランターに並ぶ草
10本分のチューリップが植えられているであろうプランターで
一本だけが花を咲かせている
その花が一層奇麗な黄色を見せているが
その花は他の花からも栄養を取ってしまったからだ ....
離れて
しばらくたって気付く
Almost Heaven
誰かが笑った顔に
誰かが笑った分だけ涙する

それは素晴しいことだし
それはとても悲しいこと
晴れ渡る空と
遊ぶ雲のしたで
一人ぼっちを感じながらも
自分とは違う考えを持っている人間と
本当は仲良くなりたい

人と人が近づくために必要なのは
互いに歩み寄る心 それだけ
歩み寄る ....
流れるるは
時か
場所か
心か
私か

大いなるわがままで
じいちゃんを困らせたあの日から
もういく年

父親の給料日に家族六人で
お気に入りのレストランへ
出掛けていた
あ ....
星空は
誰かを亡くした後に見ると
もうせつなくて
全身の力を奪うけれど
残された人間はそのまま
生きるしかないのだから
永い年月をかけてでも
また
星空を見上げる勇気を

わたした ....
銀河の中に浮かぶ
青い星の中で
ブラックホールよりも重い
暗闇に落ちる

その暗闇の引力に
私の思惑もプラスして
もう
抜け出す気すらない

もし私が一人で暮らしていたら
暗闇の ....
そこを回っている様に見える
前には行かず
ただそこを気まぐれで
回っているように感じる

前に行かなくても
動いていれば
その跡にカスは落ちて
たくさんのカスの中には
拾えなかった、 ....
夜空の下では
月の明かりでさえ
視界を奪う程の
逆光

逆光の中で
浮かびあがる
黒と黒
薄い赤は
赤でありながら
その美しさのため
もうひとつ名前をもらった

赤に白をたっぷり混ぜて
桜色

少しの春と
たっぷりの青空を混ぜて
桜色
寂しさから逃れるには
機械的に体をうごかし
ただただ 片づけを行えばいい
はず
雲が浮かぶ
右へ右へ
そのあとを違う雲が右へ右へ
あ こっちの方がおっきい
おっきい雲は 
ふぅーっと息を吐く間にちび雲に追いついて
ちび雲は あーあ

息を吸って吐いて吸って吐くと
 ....
噂を聞いて連れられて見に行った君に 惹かれた
そのあとは斜度60°ほどの坂を転げ落ちる勢いで
もう 僕の全ては奪われた
僕の大切な人の中で一番 話を交わした数は少ないけれど
今までのうちで二番 ....
コウテイペンギンは
子供のために家を作ってはあげられないけれど
ブリザードが吹けば 子の風上に立つ

コウテイペンギンにとって
二人の子供を育てることは困難だけれど
できるだけたくさんのえ ....
すれ違った瞬間に
気が合いそうだと感じた
横顔を見ただけで
話をしてみたいと思った
あなたに私の印象を残したかった ずうっと先まで

雪が降らない街へ住んでみて
故郷の風景を見るためには ....
私は 物語はかけないの
幸せなことしか思い浮かばないから
私のかく物語はきっと 私以外の人には面白くないの
ひとのしあわせには さすぺんすほどのみりょくはないから
ひとのしあわせは いつか終わ ....
無造作に取り出した音楽が
存在しうる一番短い時間よりも短い時間で
私の気分を ほんの少し前の私の理想へ導く
なつかしい誰かと昔話をしたいと思ったけれど
はめをはずしやすいから 気分が高揚しすぎ ....
この先誰一人に対しても
暴力を振るうことは無いかも知れない
殴りたいと思うほど他人が踏み込んでくることはなく
もしそう思っても
他人とのつながりが薄いくせに広すぎて とてもじゃないけれど
そ ....
思い浮かべるだけでは
生活がままならなくなるのは
想像力には限界があるから
部屋にこもって膨らます想像力には
六畳一間を越える力は無い
この部屋にある宝物の価値さえもう知ってしまっているし
 ....
六畳一間に蛍光灯四本は明るすぎると思ったの
天井を見上げて目を背けたくなるような明るさは
いらないの
那須高原ではとっくに紅葉が終わり
木々の葉は舞い始める
私の住むここでは、まだ緑が息づいているが
そんなことは時間の問題
紅葉が綺麗なのは色が変わること自体ではなく
それを通して季節の移りを ....
楽しいことを増やそうとする努力と、
悲しいことを減らそうとする努力のおかげで
人は自分にとって許容範囲の状況を手にいれられて
なんとか暮らすことができている。
それは時に無意識であるが、意識的 ....
誰かを励ませる力を失いたくない でも
自分が何を楽しいと感じるか知らないと
まわりのみんなを楽しませることはできないの
長い文章はきらい
長い文章は読みきっただけで満足感を与えるから。
人は賢いから ウォークマンを家に忘れても
好きな歌を口ずさんで自分を励ますことができる
人は賢いから 歌を口ずさんじゃいけない場所でも
頭の中で好きなフレーズを飽きるまで繰り返すことができる
 ....
僕のクリスマス気分はもうとっくに始まっている
雪と年末に向かうばたばたとした雰囲気をいつの季節よりも愛し、「今年は去年よりも寒い冬になるでしょう」の一言を楽しみに夏を過ごす
できれば秋も「昨日まで ....
小太郎(94)
タイトル カテゴリ Point 日付
止まっているように見える自由詩419/6/17 23:49
かわいいひと自由詩514/8/30 1:43
雪が降るふる自由詩110/8/25 21:57
咲く花自由詩010/4/19 2:37
Take Me Home, Coutry Road自由詩009/4/11 13:46
オリンピック自由詩108/8/27 0:48
Tom & Jerry自由詩1*08/5/20 1:27
流れゆく自由詩107/5/13 22:21
流れ星自由詩406/12/9 1:44
大魔王自由詩206/9/21 23:09
まわっていても ほうせき自由詩106/6/17 1:58
見えない自由詩106/6/11 23:01
自由詩306/4/1 23:04
_未詩・独白006/2/12 21:36
ちび雲自由詩205/8/12 22:55
順を追って自由詩105/2/7 1:46
ペンギン自由詩105/2/7 0:19
初恋風景[group]自由詩105/2/1 23:21
物語未詩・独白105/1/21 0:08
ただしいところ自由詩104/12/22 23:08
けんか未詩・独白004/12/2 23:35
庭を花で埋め尽くすことについて自由詩104/12/2 23:21
_未詩・独白204/11/18 23:42
那須高原[group]自由詩104/11/18 22:17
惜しむ自由詩004/11/15 0:56
_未詩・独白104/11/12 0:36
未詩・独白004/11/6 3:53
余計なもの自由詩204/9/15 22:53
賢さ自由詩104/9/14 22:41
1/4自由詩004/9/7 0:15

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