ちきゅうという名のこの星は
30%の偽善と
70%の血の海で
出来ている
昼と夜はあるが
空は灰色の雲に支配され
鉛の雨が大地を削り
キャタピラの跡が河をつくる

テレビをつけれ ....
まずは輪郭線を消すことから始めよう
となりの色にぐっと近寄って
どこまでが目で
どこまでが鼻で
どこまでが口か
わからなくなってきたら
どこまでが自分で
どこまでがあなたか
わ ....
朝から降り始めた雨は
午後になっても
「しとしと」

腕に絡みつくように降りつづけている


こういう降り方をする雨は
すぐに止んだためしがない
経験豊富な予報士も
「これば ....
      夕暮れ時がそこにはあった



      透明なゼリーに閉じ込められた
      みかんの間を
      飛行機は泡の尾を引きながら
      西へと飛ん ....
牧村 空太(4)
タイトル カテゴリ Point 日付
ちきゅう自由詩2*06/1/31 1:33
5限目は美術の時間自由詩5*05/8/20 1:39
気象予報士の午後自由詩205/4/29 3:57
みかんゼリーとブルーベリーソース自由詩505/4/12 2:53

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