お母さんは久しぶりに詩を綴っています
君へ愛の詩を久しぶりに綴っています
なぜかって?
幼い頃から綴ってきた詩を君がこれから読むよって
言ってくれたからです

愛の詩でも辛いことがあったこ ....
桜が咲いた

今年も桜が咲いた

暖かな春の風とともに桜の花が

はらはらとゆれていた

息子と見た

今年もそんな桜を息子と見た

見る時間が少なかったけど

今年も一緒 ....
とうとう視線が私の上になった君

私と背比べをするときにしゃがんで笑みを作る

肩幅も広くなってすごく足もしっかりしてて

そんなに私と背が変わるわけじゃないのに

どうしてこんなに男 ....
試練というものを神様が私に与えてくださったのだとしたら

私は何としても最後まで笑顔を絶やさずに生きていかねばならぬ

最大の試練はとっくに乗り越えたと思っていたのだが

それでもまだ試練 ....
ただ子供のことを思うだけで
いろいろな将来のことが不安になって
そうして生きていることさえ虚しくなる
誰がそんな思いを受け止めてくれるのか

生きているということを喜びと思えるように
 ....
13歳になる君へ


少し早いですがお誕生日おめでとう

今年も君の誕生日がやって来ます

13歳になる君がどんな子供に育っているのかなんて

君が産まれたあの年には想像も出来ないこ ....
いつまでも君は子供ではいない

いつまでも子供だったら困る


でもいつかこの家を出ていくと

言う日は来るんだろう


いくら成長して手が離れたといっても

きっと一番淋しい ....
愛すべき息子へ


いつも心にこの母の愛を感じながら

常に強く生きていなさい

振り返ることもせず

ただ前を向いて歩いていきなさい


現実を肌で感じ

夢を諦めそうに ....
過保護になり過ぎた時代に間違って先走って坊やの道を

作ってあげそうになってしまうんだ



でもそれは余計なこと

してはいけないことなんだって

教わったよ



すべ ....
新年がやってくる
お腹にいた君も
来春には中学生
中学生ってどんなだったっけ?

お母さんは中学一年生のとき
素敵な仲間に囲まれて
ときにはいろんなもめごとに巻き込まれたりしながらも
 ....
輝くもの

それは君のその命

今一瞬の君

ずっとずっと永遠に輝いていて欲しい

いつか誰かに心から愛されてそうして家族を作ってくれたらいい

君がこれからすることはもっともっと ....
誕生日の朝
「お母さんおめでとう」の一言
照れながらくれる君
そんな君を忙しく見送って
いつものように急ぐ駐車場で
すっ転ぶ私

誕生日なのに派手に転んで
何年ぶりかの擦り傷を負い ....
もうこんな真っ白な場所へ想いを綴らずとも

言葉で伝えればわかる年齢になった君に



私からは君に愛を伝える手段がこれしか思い浮かばず

ただひたすらに綴り続けたこの日々を

途 ....
あのときこうすれば良かった
あぁすれば良かった
後悔は先に立たず

息子の育児をやり直すことは出来ない
間違っていたこともいっぱいあったろう
やって良かったこともいっぱいあったと思う
そ ....
声を大きくして泣く頃はもう過ぎて

しとしとと降る雨のように涙はいつしか零すようになり

とめどなく響く雷鳴に

心はどんどん堕とされていき

私の笑みは消えゆく



その頃 ....
誰もが弱い
誰もが日々不安

だけど、
生きていくのが運命
与えられた人生を
生きるしかないのだけど

切り開いて
生きていくことは
出来るだろう

寂しさや切なさの中で
 ....
泣いても泣いても零れて止まらぬ泪よ

この雨と一緒となって流れてしまえ

悔しいことも辛いことも嫌なことも
全部全部この泪と雨と一緒に流れてしまえばいい

もし明日晴れたら
全部が綺麗 ....
もう少しで手もつないでくれなくなってしまいそうなほど
大きく成長してくれた君と二人で湖へ出かけた

とても嬉しそうに満面の笑みを向けて
本当に楽しそうにたくさん駆けまわっていた

私の ....
頑張りすぎないでいいよ

もうじゅうぶん頑張ってるから

休みながら出来ないことは飛ばしていこう

そうしてゆっくり歩いていこうよ

子供の時間は今しかないよ

楽しいことだけたく ....
さようなら
大切な思い出たち

さようなら
私の心

風がさらっていく
心をさらっていく

まるで蝶のように
羽ばたきながら

その姿はとても綺麗なのに
残る想いのはかな ....
私のもとへ下りてきた天使の君へ



私からいつまでもいつまでも変わらない愛を詠うよ



あなたがどれほど成長し私の手から離れても



思う気持ちは変わらない



 ....
息子と向き合って生きていくこと
誰にも頼らずずっとやってきた
知らないうちに様々な人の思いやりを受けているとも
気がつかずに
ただひとりきりで育てていると思っていた
息子は私がひとりで育 ....
生きているだけで奇跡

生きているだけで素晴らしい

それをやっとわかった

君と生きてやっとわかった
しんどくてしんどくて

もう一歩先が真っ暗で

私の人生もう駄目だってさえ思えた



ずっとずっと病院で

夜になると涙が出てきて溢れて止まらなくて

でも隣りに誰もいなくて ....
辛いという思いは

すぐに増加する

だから辛いと感じたら

すぐに目を閉じて

気がつかないふりをする

そうしているうちに

新しいちっちゃな嬉しいことが起こる

そし ....
与えられた運命を背負い続けながら
どうしてもこのまま生きねばならぬというのなら

どんな苦悩さえも
受け入れてなおこの胸を引き裂いて
それでもそれでも
苦しみを受け止めて

涙は1滴も ....
今日がこれで終わると思うとき

一日笑顔であったかどうかを

数えてしまう

そんなこと本当はしてはいけないはずなのに



自分が笑顔かどうかはあまり重要でなくて

君が笑顔 ....
本当の優しさとは

相手に優しさだけを
与えることじゃない

ときには厳しく
間違いを指摘し
間違ったまま生きぬよう
示してあげること

愛があるなら
ときには辛さも
垣間見せ ....
私が今ここにいて
こうしてともに生きていることを
必要とされている毎日

それこそが究極の幸せと
思うのです

だからこそ
私も心からともに生きていることを
日々感謝しながら
これ ....
ありがとう。

今日一日もありがとう。

私の命ありがとう。

素晴らしき日々ばかりではない。

むしろ辛いばかりの日々である。

けれども、

私はここに在ってとても嬉しい。 ....
桜 歩美(95)
タイトル カテゴリ Point 日付
君に贈る最後の詩自由詩2*17/1/12 15:37
自由詩3*14/4/1 21:27
大きくなった君へ自由詩7*13/12/19 21:14
試練を生きてこそ道は開ける自由詩3*13/12/17 21:51
思いの丈自由詩4+*13/12/10 11:46
Happybirthday自由詩5*13/10/22 15:02
ずっとずっと自由詩3*13/9/7 22:37
強く生きよ自由詩8*13/8/22 22:11
此処に在る思い自由詩6*13/1/17 20:40
新しき自由詩4*12/12/28 21:28
輝くもの自由詩4*12/12/11 21:08
転んでも大丈夫自由詩3*12/11/5 20:53
君に自由詩3*12/10/19 20:56
正解なんかない自由詩2*12/9/24 21:39
しとしとと泣く自由詩4*12/8/19 17:59
存在自由詩4*12/6/9 20:59
自由詩4*12/6/6 21:27
大好きな君へ自由詩6*12/5/20 18:42
思い自由詩6*12/5/2 22:13
さようなら自由詩3*12/4/29 19:40
いつまでも自由詩4*12/3/26 20:26
ひとり自由詩4*12/3/7 21:46
生命自由詩2*12/2/23 19:12
辛い涙自由詩9*12/1/7 21:16
辛いときは目を閉じる自由詩6*11/12/17 21:24
生きねばならぬなら自由詩2*11/11/28 21:15
笑顔の数自由詩5*11/11/26 10:19
優しさ自由詩1*11/11/22 22:49
自由詩0*11/11/22 17:24
自由詩1*11/11/12 8:29

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