群青の聖なる雷は
描いていた穢れの隙間へ
眩いばかりの普遍性を落とす
彼等に傷つけられる子は
善し悪しのない世界へ降り
長いこと溢れ出る練乳の様な儘に
従うなかれという言葉の下で
さまよ ....
空へと続く道の
純粋な絵かき歌は
世間の下でもがく
僕ら何もかも分かったふりをして
分からないふりをする様に
成ってしまった
あの日の声は輝いていたのかと
つまらない顔をして
冗談のよ ....
広いあき地がある
酒を飲みすぎた
あき地の中にふらふら入ってみる
そこは入っちゃダメだよ
声がする
あ、すみません
あき地から出る
家の方向は分かる?
バカにするな 分かってるよ
と ....
やっと海についた
こうやって見ると海は広いな
海へと続く階段を降りる
砂浜に脚がつく
さくさくという音がする
サンダルだから砂が足に入ってくる
海に太陽の光が反射して
つぶつぶの光が目に ....
ニーチェ

駐車場から車ででる
黒い影が男を包む
クラクションを鳴らされ
暴走運転

ヒトラー

電車ごしの
そらが真っ黒く赤い

ものすごぃ
悪の塊が身体中を
轟音をたて ....
空は戦争
空はパチンコ
空は血のぅみ

空は赤と黒で塗られ
ギラギラとギラギラと
爆破する
この地へ入ってきた
女の子二人

私たちの手紙を読んでいる
またね↑

高級車に乗った
空気は濁った光
陽向(2躯-30~35)(157)
タイトル カテゴリ Point 日付
聖なる群青[group]自由詩2*23/4/29 20:14
あの日の絵かき歌自由詩5*23/4/24 20:12
広いあき地にて自由詩223/1/6 17:35
海にて自由詩423/1/4 15:36
魔の夕空(ニーチェ・ヒトラー)自由詩222/6/11 14:58
魔王再誕自由詩222/6/11 14:41
地獄キリスト自由詩222/6/11 14:37

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