やっぱ、私、T君、好きだわ。
彼女は、あの後、そう言った。
君は、あの日、東京に現れなかった。
君のことを半日、高田馬場の駅で待った。
君は、怖かったのかな。
広島に帰っ ....
眠ってた二人が、嘘の恋愛の中の、1%の真実に眠りを揺さぶられて、
互いに眠りから起こされたのが不幸の始まりだったね。
どうせなら、全部、優しい嘘だったらよかったのに、
「お前は、ただ ....
失って気づいたよ。
今は前より少し大人になったから、今ならもう少しうまく付き合るかな。
でも、何もかも遅いけど。
真夜中の官能の記憶。
君は天使だった。
大晦日に永遠の愛 ....
ついに君には会えなかったよ。
君は、暇つぶしだったのかもしれないけど、
いい夢見せてくれたね。
僕は、君と抱き合えるだけで良かったよ。
気付いた ....
ところでどんな声が神に届くかしってるかい。
どんな人が天国に入れるか。
きみは本当に一生懸命あの時、生きてたね。
あのとき、君は言ったね。
一生懸命生きてる人って少ないって。
....
私が愛したあの人は、今頃、無数の精子を浴び堕胎を繰り返してるただのメスのように生きてるのだろうね。
女ってそんなものなのかな。
彼女の、軽い懺悔帳の一ページに僕は乗ったに過ぎないの ....
肉体労働者の人生を正当化する売女のフェラチオ。
努力した学者の人生を正当化する様々な栄誉。
そういったものにもまして、ひとかけの愛が、疲れた人類の労苦を正当化してくれるのだろうか。
あれ ....
僕たちの、心は壊れたギターのように、ポロポロと、
悪い恋愛から生じた雨のような涙を流す。
悪い恋愛の後って、未練でいっぱいだよね。
いい恋愛って、別れる時も、 ....
晴れた日だった。
私はセフレの車に乗ってラーメン屋に向かっていた。
彼女は、ラーメン定食を選び、私は野菜ラーメンを選んだ。
食事代は、いつも私持ちだ。
たわいもない話をしながら ....
春が近づくと、厳しかった苦しみの冬が懐かしく思えるものだ。
私も、昔の淡い思い出を回想していた。
彼女の湿った声が今でも、心に残ってる。
「Tさん。いつまでも一緒にいてね。」
....
人というのは、時にその人生の限界が見えるときがある。
でも、本当は限界なんてない。究極的には。
愛は愛のいかなる敵も破壊していくから。
生涯を通じてたいした女 ....
元カノと泣きながら別れる時、違う人と結婚して幸せになる約束した。
元カノは美人だった。
今は、精神病院でその美貌をやつしているだろう。
私のすべてだった。
今は、君無しで生きて ....
01:48 あ たいしくん、ごめん。わたし精神病棟入ることになった
01:48 あ スマホとか、電子機器持ち込めないらしい
01:49 TO 大丈夫?
01:49 TO 心配してた。
01:4 ....
これまで、自分を殺して生きてきた。
これからは、気を使ってびくびくしながら生きるのはやめよう。
そんな風な思いがふとわいてきた。
周りのみんなは我を通して生き ....
ところでどんな声が神に届くかしってるかい。
どんな人が天国に入れるか。
きみは本当に一生懸命あの時、生きてたね。
あのとき、君は言ったね。
一生 ....
罪の数だけ歌って星が降るよ 涙零した背中だけ
手に濡らし揺らす痛みあなたを前に少しほどけて
彼方に馳せるその告解の薄く白いベールは揺れ
一人去り行くあなたの足音
静寂 数多小さな夜を照らして ....
地球を一周して君に届いたら少し笑って少し泣いてそうだねと目を伏せる
それができる君だから今ここで黙ったまま
僕のすべてなんて頼りなく
花弁が揺れる揺れる
頬に薄く刺した赤 今は触れることもなく ....
みんな心の中に鬼をかっている。
あの、鬼たちを殺す、朝日が昇る時、
君の人生はクリアになるだろう。
孤独と満たされることのない情欲に錯乱した中年男性が、
ふと心の闇から軽犯罪を ....
その水面長い夜の熱を癒してくれないか
君の面影瞳に揺れて受け止める手をただ教えてほしい
ここまで一人ある生きたんだよ
君もそうだと知っているから僕はここで少し泣くんだな
君が選べた誰かほど優し ....
煙かすかにたなびいて惑い
この足取りが辿り着く場所も知らずに手を伸ばす
裏切ってしまった感触が消えぬまま罪だけ歌って傷をさらした
泥濘に崩れ頭から落ちただ嘆いている
声にならずその背だけ見つめ ....
あの時あの場所で起こった幻のようなはかない僕たちの物語は、
秋の落ち葉のようで、時に暴君の仮面のようでもあった。
はかなく、指の間から滑り落ちていく雫が見せるつかの間の美し ....
日差しがやけに暖かくて瞼を閉じた
こんなことしかこんなことだけ心に抱いて歩いていくだけ
さよならを温めるだけの今も
みっともなく伸びた影二つに夕暮れ落ちて
小さな心を確かめる
今触れなくて交 ....
浅瀬に祈る言葉遥かこの世の果てに点いて消えるは彼方なり
明滅する髪対極になびきて
五行歌えぬこの身なれど言葉落として空を見る
飛ぶ鳥は果て無い想いを絶えず抱き心の重さに瞳濡らすの
手を伸ばせど ....
もう、僕らの長い戦いは終わりに近づいたね。
秋の青空はあんなにも明晰で、輝いてた。
詩情の世界に羽ばたかせてくれ。
夕暮れのすべてが闇に消えていく前兆が、
精神病院の狂人たちを ....
まひろちゃん何してた?
❤
1
午後6:46
へんしんせよ
なにもしてない
虚無
午後7:10
たいしくんいっしょにしのう
❤
1
午後7:10
ずっといっしょだよ。
午 ....
『女に地位を与えるのは無駄である…
なぜなら女はノブレスオブリージュを理解しない
イギリスの諺より』
まぁこの諺を深く考えずに『今どき
そんな考え古い!』と蹴り飛ばして
見事に沈 ....
君のことが好きすぎて泣いた。
愛して死んで愛して死んで愛して死んで
私は無職で精神病で社会不適応だ。
君は若い。子供も生める将来もある。
私に君の大切な時間を使うのは、罪なこと ....
もう3ヶ月がたったね。
次の彼氏のことも見たよ。
君と一緒だった4年間はあまりにも親密で濃かったから、
いまだに君が僕の目の前から消えたことが信じられないよ。
次の彼女のこと、 ....
僕たちはどこまでもすれ違い憎みあう存在さ。
秋桜があんなに純粋なのは、きみのせいかい?
難しい学問やあらゆる教養が退屈を紛らわせるもの似すぎないのはしってる。
....
俗世の栄光は終わったんだ。
愛欲の戯れが待っている。
女を本当にあいし、女に本当にあいされたことのない男は不幸だろうな。
私はさびしくてさびしくてしょうがなか ....
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