僕は、その{ルビブラックジョーク=騒音}に対して

  {ルビ笑=嗤}うことすら、できなった
世界は広い
世界は色鮮やか

そんなことを知らないのか愚か者は飛び立とうとしてる僕らを嘲笑い
適当な言葉を吐き出しながら引き止める

愚か者は単色世界でいつまでもそういう言動を繰り返せばい ....
自分は本当の地獄を知らないけど
あそこは少なくともあの頃の自分にとって地獄だった
生き地獄だった

あそこから飛び出して自由になりたいと夢見て
それが本当の自由かはあの頃の自分には分からなか ....
きっと
誰かが
気づくと思って
僕は
足下に夜空を描いた

本物の夜空は
見上げれば見えるけど
生まれたとき
誰もが裸

服を着始めたときから人格が作られ始めた
言葉を覚えたときから伝えることを覚えた
喜怒哀楽

服で着飾ること始めてから上辺の言葉を覚えた
服で着飾ることで自分を ....
嬉しいことがあった セーブできず時間は進む

嫌なことがあった デリートできず時間は進む

この世は現実世界でリセットと出来ない 一度きりの世界
動く歩道 足元にご注意
泣いて
哭いて
ひたすらないて

これでもかってぐらい 哭いて


僕は わらった
言葉という滴が心という水面に波紋を作る

言葉という墨が心という半紙を浸透する
見慣れた景色にさよならを告げて
目新しい景色には今日からよろしくと呟いた
僕の頭の中はいつも悲観的な妄想でいっぱい
そういう妄想は妄想で終わる

海に来て波に飲まれて慌てるも足が底につき
水嵩は立つと腰ぐらいで海の味も塩辛くない
しばらくしてお風呂のなかだと気づく ....
人と話すことを覚えた

寄り道を覚えた

変わることを覚えた
僕はキミに逢うとき
わざとらしく腕時計をつけずに
時計がない店へ行く

 時間など経たなければいいのに、と。

そのことに気づかなくてもいい
気づいてもいい

ただ願うは、また次があ ....
今まで無傷で生きてきた訳ではない
寧ろ当たり前のように日常的に傷ついてきた

だからと言って誰一人と傷つけてないわけではないけど
誰一人と傷つけてないで生きられるのか?

まだ折り返し地点 ....
スマホを取り出し
何気なく見た綺麗な空を撮り出す

ふと視線を感じて視線を辿ると
楽しげに笑うのは好きな君

予想外の出来事に取り乱す
私は関係が壊れることを恐れ、本当の気持ちを話さない

想い人でもあるアノヒトは
君が隠してることを話すまでこの手は離さないと言った

私は はなしたくない そう答えた
曇った空を見上げてはなんと代わり映えがない毎日だと
タメ息吐いて愚痴吐いて

通勤のバスではまるで束の間の夢を見るように下向いて
会社に着き隣に座る同僚に掛ける言葉は挨拶のみ
その後も一言も ....
今と昔では生活環境が違うけれど綴る詩は
今も昔も相変わらずな内容で
けれど、それでもいいんだと思えるようになったのは
きっと歳を取ったから

気がつけば自ら自分の時間を止めたあの人より年上に ....
泣けば、この声は届いただろうか

叫べば、この声は届いただろうか

泣き叫べば、この声は届いただろうか


否、
きっと誰かに踏み躙られていたに違いない
あなたはあなたを傷つけた人間を許せますか?

反省もしてない後悔もしてない人間をあなたは
許せるというのですか?

あなたが許せるならそれはそれでいいでしょう
しかし誰もがそんな人間とは限 ....
僕は君の「逝きたい」に
埋もれた「生きたい」を見つけた
千幸(20)
タイトル カテゴリ Point 日付
    騒   音   自由詩120/3/22 12:25
単色世界自由詩120/3/15 11:14
電脳の世界から広がる世界自由詩020/2/22 22:25
足下の夜空自由詩1*20/1/28 16:50
いつも通りの君でいいんだよ自由詩219/12/24 19:47
この世は現実世界自由詩219/11/3 19:36
雨は降るだけ降っては晴れて虹を出した自由詩1*19/9/2 21:09
水面に一滴。半紙に一滴。自由詩018/12/9 11:02
引っ越し先で見た景色自由詩018/11/8 7:03
手のひらからこぼれ落ちた砂自由詩218/10/21 4:34
新しい一日の始まりと終わりに自由詩6*18/9/30 8:16
毎回、無意味な行動、願うこと。自由詩118/7/24 10:14
まだ折り返し地点ではない。自由詩118/6/10 13:40
空が綺麗で自由詩218/4/26 19:41
はなさない自由詩118/3/30 23:14
一日の始まりと一日の終わりに自由詩418/3/21 13:50
今も昔も自由詩218/3/4 7:51
無駄な悪足掻きと言われて自由詩518/3/2 22:47
変えられない現実自由詩318/2/10 20:02
いきたい自由詩118/2/2 0:49

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