流れる血で
自分を 命を 心を
描いてみた

けれど

白いシーツに残ったのは
のたくった赤茶けた染み
いずれ黒くなり
不出来な糊のように固くなるだけ

自分も 命も 心も
き ....
自傷 と 他傷

大きく違う

してない人には
解らない

自傷が平気だって
他傷は痛いし

他傷が多いからって
自傷の痛みは解らない

自傷 と 他傷

大きく違う
 ....
ひたすら
ひたすら

鬱々と

ざらざら
ぐらぐら

眩むほど

身体と
思考と

分離して

何も
手につかず
何も
纏まらず

ただ

ただ

秋月 ....
紡ぐ 紡ぐ 紡ぐ

言葉を 思考を 心を

けれど けれども

伝わることは ない


それでも

それだから

届けと

届けと

投げかける


声を 思い ....
雨烟る通学路
薫る金木犀
雫の水霞
女王すら姿を隠し
主役は小さな夕焼け色

純朴では 無いかもしれない
派手と 笑われたこともあった
それでも 貴方は
この香が好きだと 

 ....
綠春(5)
タイトル カテゴリ Point 日付
いのちを描いて自由詩317/10/18 21:51
自傷と他傷自由詩117/10/18 21:42
秋月夜自由詩317/10/15 21:16
呼 途 葉自由詩117/10/15 21:00
秋霞自由詩117/10/15 20:51

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