ねむれねむれ
首もとにうずまって
笑みを隠さずともいい
あたたかさに安心しているだけなのだから
生暖かい風に乗って甘い香りが届く。
紅い唇がおいでと誘う。

体の他のどこにもないようなその鮮やかさは、紅色だけが浮いているようだった。
あの香りはお前かと聞くために僕は近づく。

細い腕 ....
みぅと(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
ねむり自由詩017/8/11 22:37
湿気自由詩017/8/9 2:30

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