まだ名も無かった頃
星たちはその進化を眺めていた


自慢の種に自惚れよう
目前の出来事を見定めるために
たとえ避けられないとしても
長い長い夜は遅れてやって来る


―科戸の ....
―生まれたら死ぬまで
残されていくのかな




風が吹き抜ける
車が通り過ぎる

ほとんどの事は並行して
何食わぬ顔のまま過ぎる

たまに泣いたり
たまに笑ったり
ゆ ....
とっておきの場所があるから行こう

と、きみが言った



灰色のただの壁をつたって行くと

一ヶ所だけ淡く彩られていた

羽根の形に縁どられた中に

大ぶりの花がいく ....
うまれた場所を、さがしにゆく。




草の匂い
枯れ葉の感触
吹き去る風



つられて向かう



どこへゆくの?

目につくままに

なにをするの?

 ....
―世の中のすべてには名前がある



昨日気まぐれにお前を拾った
間に合わせの鉢の中で
少しだけ弱弱しく萎れていたが
水を与えてやると
翌日には小さな白い花を咲かせていた


 ....
飽和する甘いオブラート
懐柔されて充満していく
欲求に素直な人々
伝染する好奇の眼差し

「あのそびえ立つ積み木を君は壊してしまうの?」

積んでは崩す
作っては壊す
その瞬間が心地 ....
 在ること

  無いこと


 ゆら ゆら

  ゆら ゆら
溢れる想ひのように
とめどなく―――
とめどなく―――
血が流れる

何故だか分からぬままに
記憶はつくられていく

ある日 目覚めて
あくる日 血を流し
杞憂せずとも なのか過ぎ ....
時々(8)
タイトル カテゴリ Point 日付
You can still make it.自由詩116/2/21 23:33
命題自由詩016/2/21 22:38
自由詩016/1/25 16:32
i自由詩016/1/23 14:02
名前自由詩215/12/19 10:29
_自由詩215/9/13 23:38
時代自由詩015/9/11 16:07
月初め自由詩215/9/9 18:57

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