雨粒が刺さるように
プスプスと大地に着地したら
いよいよ本番なんだよ
甘ったるいコーヒーを飲んでいる
我儘な娘の足元をすくう合図
ずっと待っていたんだ

有刺鉄線の向こう側
沈黙するラ ....
空の見えない
白い夜は
籠ったため息で
爆発寸前
限界を越えてふくらむ不満
針の先程の穴でもいいから
抜け道を頂戴
生ぬるい夜風が
髪を湿らせてもいいから

祈りも宅配便で
時間 ....
真歩(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
PRIDE自由詩015/9/8 16:17
instant自由詩315/9/3 10:55

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