鏡よ鏡よ鏡さん
あなたを壊していいですか
拳をあなたに叩きつけ
粉々になったあなたを使い
あの子を壊していいですか
鏡よ鏡よ鏡さん
あなたが壊れてしまうよう ....
ふわふわとした真綿が
とぐろを巻いて
私の首を睨む
その刹那
あ、と
死
の淵を
音を立て舐め
その世界に牙を
向いている白い蛇が
私の首に巻きついたまま
笑って ....
|
詩方 のゆめ(2)
|
| タイトル |
カテゴリ |
Point |
日付 |
| 鏡 | 自由詩 | 0 | 15/5/1 1:46 |
| 綿 | 自由詩 | 1 | 15/4/28 23:49 |
0.04sec.