手に望むものは
何もない
白と黒に塗り分けられた
高圧電線のバー
遥かに
僕は立ち
浮き沈みしながら
フィールドを
走り出した
空間がバーを軸にして
徐々に狭まり
....
鳶色の花が部屋に
投げ込まれた朝
夜から立ちこめていた
幾層もの霧が晴れ
テーブルに置かれた
皿やコップの上に
日の光が溢れて流れた
音楽はコップに溢れる水の音か
それとも ....
Loch Lomond
(2)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
走り高跳び
自由詩
4
15/1/3 1:55
聖誕祭の朝
自由詩
3
14/12/19 2:10
0.02sec.