花が住み
朧気に見る
槍ヶ岳
先切る春も
哀れぞと
目隠しした、をかしな天使が矢を射る
食欲
友愛
恋愛
何れも此れも−イトホシイ−のに
天使の矢は一本
全部、全部、いつかと思う様にした、
サイゼリヤでドリンクバーだけ頼み乍

天使は ....
何時からか、大人のご褒美に色白き私の首に、堕ちる視線のやるせなさ

釣れ無き人で無しに、連れなゐと

夜の間に間に、嘆き鶴かな。
あぁ今年も槍ヶ岳
心無きはなの山 例年通り松本市内から

冬が来れば艶姿
その姿に私は己の小ささを感じはしない

あぁ槍ヶ岳心無き今年もはなの山

松本市内から艶姿
己の小ささをそ ....
秋晴れの外に出でて肌の冷たさに
小さい秋と口ずさむ
サイゼリアのフォッカッチオは美味しいと知っているし、もうすぐ連休だ
そして今日はもらいあくびは好意の返報性によってもあり得るのかを考えている
律儀に少年が四時半に路地を曲がる
風は近所の焚き火の匂ひに姿を変へた頃だつた

町が暗がりに沈むと律儀に街灯が灯る
風も又入れ代わるやうに夕飯の香りに姿を変へる

香りは風にありき
風が ....
彼は私の事が好きだと思ふ

夕方彼の後ろに確かに居た

タレソカレ

彼の影は彼だ

だのに

影の彼は私に違ひなゐ
原因を考ゑてゐる
さうして帰属をも考ゑてゐる。
ビルジングも建物も無ゐ時代にかうした風は吹ゐたのだらうか、
人が造り上げた物と
自らが作り上げたもの
是等を巧く避け乍、 心 ....
吉田拓郎を聴き乍
大人に成つたと感じた

昔の唄を聴き乍
大して古く無ゐと聴ゐて居る

邦楽にのみ生きて来た90年代の音楽で無ゐが大して古く無ゐと聴く

多少に大人の今の世に生きても大 ....
詩人の沈黙とは
何処に在るのか

其れは分かり易く
分かり難ゐ処

真昼の月で無く
其の向こうの星で在る事
何処かへ逃げたくなるやうな青か
彼の人と繋ぐ唯一の青か
爽やかでまつさらな青なのだらうか
其れとも何時もと同じ只の青か 其処に雲は在るのだらうか

明日の天気予報は晴 ....
心無きものに心が在れば
山彦よ
一寸先に届けて欲しゐ
音も消へた田舎の夜に
しんしんと音無き雪に音付けて

白色雑音も聴こへ無ゐあのまちへ
目まぐるしゐだけの
そして其の中で活きるあな ....
会いたい
会いたい

寂しい

この気持ちは

総ては


女の失恋なんて
ロールシャッハテストの黒い蝶
ウィメンズデニム(13)
タイトル カテゴリ Point 日付
開花自由詩015/7/21 21:01
愚こ自由詩015/4/12 18:50
_自由詩015/1/21 20:46
豊かとは自由詩014/10/21 15:45
生理現象と今日自由詩114/9/12 14:13
信実は自由詩014/5/18 21:48
遠影自由詩114/2/26 22:35
現代の方が強ゐ風が吹いてゐる自由詩014/2/20 23:14
元気です自由詩114/1/23 19:55
寺言人自由詩214/1/23 19:01
天気予報自由詩314/1/17 19:17
ニテ自由詩114/1/14 1:35
わかるかな自由詩114/1/8 18:12

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