なあ、学生の頃は決まり事がたくさんあって
すごい退屈で、教室の後ろの掃除用具入れに
入れられてるみたいな、多分それ以上に
世界は狭くて辛かったやん?

そりゃ、楽しい事とかもあったけど
変 ....
空が白んできた
ビルの形が少ーしずつ現われてきた

蔦の這う壁がひんやりとして
気持ちいい

酒で漬かった脳が一瞬シーンと冷めて
さっきまでの話とか浮かんでくる

酒の上の話だから
 ....
犬が吠える

犬だか熊だか分らないが吠える

咽喉が千切れんほどに吠え立てて

何が悲しくてそんなに吠えるのか


じーさんの運転する軽トラが
一方通行の道を歩く程の速度で通り過ぎ ....
普段の極楽秘密主義を物ともせずに
曝け出す最悪の自慢話

そういう日常の方が普通なんだと納得する
非日常の話を浮かべるのに日常生活がベースだなんて
なんて想像力が豊かなんだと

笑われて ....
キミの空が赤く染まり
そうして暗闇に吸い込まれるまで
おそらくはキミは手を振り続けていると思う

僕が夕空にキミの姿を探す様に
星空にキミの姿を探す様に

僕らはまるで同じ遺伝子を持ち合 ....
それは太陽の発する光の中でも
青い光が空気や水蒸気や色々な障害物にぶつかって
屈折を繰り返し地面に向かって来やすいからなんだ

僕らは
その光を見て空は青いと感じてるんだ

僕らの視覚は ....
マニュアル化した人間が
安心感を抱えてやってくる

むやみやたらと傷つけて来ない
フワフワな人々

わたしも優しく優しく言葉を選んで
上っ面な相槌を打つけれど

{ルビ空=うつ}けれ ....
目が乾燥して瞬きをした時に出る涙と

あなたを失った時に
愕然としてしばらく信じられなくて
理解しようとしないで
数日が過ぎた時に
タンスの奥から出てきた
あなたのセーターを見た時に
 ....
遠くへ行ってはいけませんか?

「あ〜!こんないい天気の時は遠くに行ってしまいたいなあ。」

そんな時は頭の中の曖昧MAPで
時には南国のプライベートビーチに椰子の実が
流れ着く場所を想像 ....
なんか考えてる様に見えて
意外とぼけーっと変なこと考えてます。

割とポーカーフェイスなので
驚いたり焦ったりする仕草は無いですが

普通につまづいたり
道に迷ったり

外人サンに道 ....
好きだ好きだと一方通行の
騒ぐだけの恋は卒業しよう

あなたの事がやっぱりまだ好きだけど
困らせて傷をつけるのは本当の愛じゃないから

ほら、大事な想い出にさえ傷つけちゃって

きっぱ ....
とほほです^^

うーん、自分が楽しく過ごすと
そのせいで楽しく過ごせない人が出来ちゃいます。
トホー

一所懸命仕事してたら
どんどん責任が増えちゃって
身動き取れなくなって結局役立 ....
とてつもなく酒。
肝臓いわしてからは量こそ多くは無いけど
だらだらと飲む。

とてつもなく箱。
椅子?になれそうなパワーPC。
私の世界がそこだけにあるような、ないような。

とてつも ....
なかなかにして勘のいい
うつらうつらと縁側で
まるくまとまり大あくび

鶯の鳴くのよりも早く
キミは春を見つけたのですね

陽射しがポカポカ
昼下がり
いつもの道を少し遅刻しそうな時間帯
僕はいつも通り自転車を走らせる

今日はちょっと寒くて
冬物のダッフルをタンスの奥から取り戻したよ

寒い日はわりと好きで
冷たい風に頬をはられ
僕 ....
いつまでも続くといいね
つながりは離れないまま
穂先だけ実っていくといい

そしてコウベを垂れ
時折
お互い顔を見合わせて

笑う

たったそれだけの

コト

繰り返して ....
キミの大きな瞳は
ついつい僕に衝撃を与える
そのくせ、目をそらすチャンスは
与えちゃくれない

僕ときたら
手に持ったお茶を何度も口に運び
キミなんか気にしてもいないフリをするのに一苦労 ....
それぞれの足は違う方向に向いているけれど
大きな流れはある方向に向かっていて

逆らう事も
ほんの水しぶき程度に過ぎず

それは本当に大き過ぎて

例えば神様が大き過ぎて
私たちには ....
ちいさいコトでささくれる わたしの
ココロのひだ

ぎゅ とあなたをだきしめて
スチームアイロンをかけるように
ささくれをなおしてしまう

たのしいコトはつづかない
かなしいコトはナミ ....
息が切れて
少し立ち止まったらもう
足元まで来てる

モラルやルールだとかから
自分を守りたくて
みんな夜の街を走ってるけど

この先は行き止まり
妥協の壁が待っている

あの娘 ....
キミの笑顔が懐かしくて涙が出る
そんな午後

キミのくれた手紙の文字が
奥にしまった記憶を揺り動かす

もう声すら思い出せないのに

ただキミの指差す方向には
いつも
青い空があっ ....
錆びたネジがぎゅっぎゅと鳴る
ぼろぼろとクズが落ちて
今日も

切れ味の落ちた
ハサミでぎしぎし
茶ぱけた髪をぎりぎり落とす

歯軋りのキミの上には煤けた天井

湿気た部屋に
コ ....
例えば俺らは親の愛とかでコーティングされて育ったりするよね。
そうじゃなくても何かに守られては大きくなるじゃん。
それが自然とはがれたり、もしくは自分で脱ぎ捨てて大人になっていく。
そうしたら体 ....
今朝から遊び相手がいないので
うさぎくんもいない
少し遠いけれど
こやぎくんもいない
丘の向こうのトラくんの家まで
きりんくんもいない
オイラは遊びの誘いに行く
さるくんもいない
すれ ....
錆びた空に立つ煙突の
煙がモウモウと
僕らの街を覆う

生きているのか生かされているのか
そんな事も関心の無い
そんな人々が暮らしている

僕らはよく捕まりそうになるので
バイクを捨 ....
毎日
そこに影ができる
太陽の、ではなく影ができる
ずっとあるわけでもなく
ただ、毎日
それは生まれ続ける
シミのように広がっては
いつの間にやら薄れ
忘れた頃にまた
そこにできる
 ....
どれほど言葉を紡いできただろう
情熱に押される時も
少し照れるそんな言葉も

あなたが穏やかな時はわたしはまるで猫が木漏れ日にあたるよう
あなたが苦しい時はわたしは黒い塊になる

ただそ ....
あなたの隣で眠りながら
あなたの小指に私の小指をそっと触れさせる
大それた希望じゃなくて
ただ、心が冷え込むこんな夜にだけ
そーっと気付かないように
あなたのぬくもりを感じる事をお許しくださ ....
早く帰ろう
そろそろ日が暮れる

日が暮れるのと電灯が灯るのの間の時間が
私はあまり好きじゃないのだ

足早に急ぐ私とすれ違いざまに
「○○さん」
「ああ、こんばんわ」
夕暮れの逆光 ....
朝、いい天気のようだったので
写真を撮ろうとカーテンを開けると

空にはたくさんマヨネーズが浮いていた

空中にマヨネーズが浮いているので
空の写真が撮れやしない

ここのところお天気 ....
mac(90)
タイトル カテゴリ Point 日付
あんたに今日も愚痴る夜自由詩1*06/9/14 1:40
ディープな朝自由詩0*06/9/13 1:27
訪問者自由詩2*06/9/5 2:00
曝け出すモノの詩自由詩1*06/9/1 2:11
手を振るキミへ自由詩006/9/1 1:51
空はなぜ青い自由詩006/8/18 1:20
鉄槌自由詩006/8/17 1:37
涙の理由未詩・独白006/4/24 0:24
こっそり、ここだけの話。自由詩2*06/4/18 1:23
私ホントにベタですから自由詩2*06/4/12 0:44
あなたへの想い微笑に代えて自由詩006/4/7 0:28
トホー自由詩106/4/5 23:41
とてつもなく自由詩1*06/3/27 23:57
縁側にて自由詩106/3/15 0:01
春の雪、キミの夢自由詩1*06/3/13 23:05
稲穂のように自由詩106/3/11 22:39
それが恋か?だったら物凄く遠慮したい自由詩1*06/3/3 0:19
終点を見定めない始点があってもイイ自由詩006/1/27 0:14
ダキシメル自由詩006/1/25 3:06
自由詩105/6/1 23:41
午後自由詩1*05/6/1 14:44
自由詩105/1/31 3:14
磁石未詩・独白204/12/28 1:04
忘れんぼライオン自由詩204/12/28 0:47
錆びた空を見上げ自由詩004/12/18 3:20
自由詩004/12/3 1:34
黒煙自由詩204/11/24 5:08
ほんの少しだけ自由詩204/11/8 14:52
黄昏自由詩004/10/12 14:43
マヨネーズ襲来未詩・独白3*04/10/12 14:24

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