青空と木々がまどろんでいる おだやかな日曜日
水面に 銀いろの滑る釣糸が射す
そこかしこに波紋を浮かべてゆく
それをただ見ている おだやかな日曜日
水面に 銀 ....
昨夜は いかにも憂いでして
お風呂にも入らずに
眠ってしまったのです
予定のない日です
お昼過ぎ 湯をあびながら
ほうっ、と つばを吐きました
また その ....
背中をな
お風呂場で引っ掻くとな
垢がでてくるんよ
擦っても
擦ってもな
止まらん
へばりついている
考えたあない嫌なこと
食べ飽きたものもの
守れへ ....
ふと思い出す両手の田園
空は青く 低く
風にふかれた若い稲は
順々にそよとなびく
少女は
わずかに震え
指を組んで 目を閉じ
神様に感謝、
と 言っ ....
海蛸とファックしたい
大の男など 優に飲み干せるようなでかいのと。
入水孔に脚を突っ込んだら
くたびれた汗を丸ごと吸い取って
内臓はコールタール色に (それは金属の臭いか)
....
帰り道、そこは国道が傍にあるので車の音がごうごうとするのですが、一瞬はまるで、その一切が無くなってしまったようでした。
鳩が仰向けになっていました、体には少しも傷がついていませんしかし、首か ....
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