砂のついたビーチサンダルは所在をなくし
流れ着いたガラス瓶の手紙が
いつまでも私の後を追ってくる
清い螺旋形を描いて落ちていく秋に
いつも尋ねることは
指先の業火を消す方法
白樺の ....
白い壁の前に
ぺたんと座っています
足の甲やふくらはぎが
ひんやりしています
何をしてよいのかわからずに
うつろな赤ん坊のように
ほうけた老人のように
私はひとりです
白い壁にまぶ ....
マチムラ・トフト
(2)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
Lost Summer
自由詩
1*
08/10/23 6:50
First contact
自由詩
2*
08/9/19 1:16
0.18sec.