そうだった
このまま動く手
そのままの火
そうだったよ
極めてそのままに
揺れる気持ち
そうしたかった
このままだよ
あるがまま
こうやって
おどけても
そのままだよ
....
何一つ残さず
綺麗に掃除された部屋に
前まであった
テレビには
字幕だけが
映っては消え
映っては消えて
その一つ一つが
君への思いだったり
君への謝罪だったりして
どれだけ僕の中 ....
感触に日が適切に照らすのに
まだ賭け方を語らぬ火
夕日が濃縮した火が果たして
漂流を知らぬことを許すか
内容はなるほど無い
それほどに自意識からの
生成は無い
言葉は作用する ....
私の心で
確かな感覚がある種の傘として開いた
陸はまるで白く
今私のどこに
電気が流れているか
その甘い唾探り
見たもの一つ一つ消して、また、科学の視界開こう
また、一つの糸も無 ....
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