誰も見えない丘の上で
声をだす
すっと、染みる


私しか居ない
きっと私しか生きてない


そう思って声を出す
芝生の緑の、その中の細胞まで届く


嗚呼きっと
私の手 ....
蜘蛛の糸に体重を預けるのは
不安のほうが少しだけ大きい
ここは薄暗くて
糸が切れる音が聞こえない
だから私は気づけない

誰かの巣を壊していること
私の腕を力無く動かす
絡み付いてきた ....
ぴぴぷる。(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
柔らかに硬く。自由詩207/8/21 16:33
浮遊する糸。自由詩2*07/8/18 7:24

Home
0.04sec.