どっかの自動販売機

お金を入れると 愛情ドリンクが出てきた
喉は潤ったが それは一時のことで
またお金を入れて 僕は愛情ドリンクを買った


どっかの無料コインロッカー

100円 ....
「ホットひとつ」

ぶっきらぼうに彼は言う

毎朝、ここへコーヒーを飲みにやってくる彼

彼とはよくこうして会うのだけれど

会話なんて、私の「ありがとうございます。」

で、もう ....
あったかい布団から出て

自分の体温の名残にしぶしぶお別れして

カーテンを開けて朝日を浴びる

約束やぶらず必ずやってくる朝

何回こんな朝を迎えたんだろう

今日は何をしようか ....
この夜

私は夢の中で

白い竜巻を 部屋の中でオロオロしながら じっ、と見つめていた

白い竜巻は私の居る家の横をすれすれに通っていき

竜巻が過ぎ去ってしまったあとに私は家からやっ ....
どうして

生きたい 生きたい 生きたい と

僕は強く思うのだろう

生きるほど苦痛なことはないはずなのに

それを僕は よく知っているのに



僕は闇が怖い

死んだ ....
「マッテ」


誰かがそう言った

「待って」

私は復唱する

誰もいない

待ってくれる人はいない

最近よく聞く

この通りを通る時

「マッテ」

誰かが ....
花に気持ちがあるかどうか

そんなことはどうだっていい

お前が綺麗に咲いてくれれば

それで僕は充分幸せだ


そんなことを僕が思っていたらしく

「そんな水はいらない」と
 ....
こんな綺麗な夕焼けが僕を待っていたのに

僕の隣に君がいない

だから僕は指をさして言った

 あのオレンジに染まった雲にのって

 あの大きなまんまる夕日にむかって


 そし ....
ガラスを落としたら

綺麗な音と共に砕け散った

私を落としたら

綺麗な音は聞こえた?

私は鏡を覗き込んだままそれを真下へ落とした

鏡の中の私がわれる

綺麗な音はしたけ ....
この高校に入って 良かった

そう思ったのは今

あなたと出会えて 良かった

そう思ったのも今


17歳 本当に生きようとした 今
イタチ(10)
タイトル カテゴリ Point 日付
らう゛自由詩203/12/17 0:03
ね〜え自由詩103/12/6 18:12
いつもいつも自由詩003/12/4 12:26
生きる先に必要な光を自由詩003/11/7 22:03
光るもの自由詩103/10/27 19:28
寂しがり屋の一言は自由詩103/10/24 21:04
水やりの少年自由詩203/10/23 20:06
仕事帰りの誘惑自由詩103/10/20 21:02
少女は死を語る自由詩103/10/19 20:10
生きてて良かった自由詩103/10/18 11:57

Home
0.13sec.