私が小学校3年の時
私は生き物係だったから
24の私は
まだ死んではいけないのだ

生き物は所詮「物」で「者」ではない
子供のおもちゃのように
いつかは捨てられる
私は誰かの「 ....
あのころに比べたら変わったと思うけど
やっぱり君の前に立ったら
あのころのように僕は泣くだろうな
やっぱり・・・

始発を待つ 4月の風
今朝も小鳥が空に歌って
無理やり世界を明るくして ....
親知らずを抜いた
血がとめどなく傷口から流れて
洗面器に吐きつづけている。

少し嬉しい。
真っ赤な血を見て。

生きているんだ。



食事が全て血の味がして
俺は吸血鬼にな ....
傘を持つ手では君の手は握れない
君は僕の右腕に左腕を絡ませて寄り添った
ちょっとくすぐったくて恥ずかしい
そんな些細な幸せが大切だと最近になって分かった

上野動物園 あいにくの雨だけど
 ....
嫌い

いった


夢の
中で

朝の
窓に
映る
景色に
誰かが
勝手に
雨を付け加えた

その雨と君の流した涙の量は比例する

動物園は
人がまばらで
 ....
指先を齧って
お互いの血で
真っ白な大学ノートに書いた婚姻届に
お互いの名前を書こう
幸せになろう

ゆうやけ
5時のチャイム
早く家に帰らなきゃ
笑って泣いてまた明日
大好きなマ ....
あなたは神を信じますか
俺は神を信じるか

髪を茶色から黒に戻した
日本人だったら黒髪だろ?
だったらクリスマスにパーティー開くなよ

神様はきっと孤独
だからずっと読書三昧
たまに ....
窓辺に鳥籠
君に届け
手を伸ばす
モノクロの空

いつか
僕は
事故で
死ぬだろう
そう
遺言
しておこう
いつか
君が
流すであろう
涙を
今のうちに
見ておきたか ....
俺が言っていた人生と言うのは
実は人生ではなく
青春だった

窓辺から飛ばす紙飛行機
いつか失速して落下して
惨めに土へと還る

結局 君を受け止めるのは
この2本の腕
5本の指
 ....
ケンタロウ(9)
タイトル カテゴリ Point 日付
いきものがかり自由詩006/5/28 21:23
始発電車[group]自由詩206/5/21 21:33
血の味自由詩006/5/17 21:14
ポイ自由詩106/5/14 21:49
君と動物園自由詩206/5/13 21:28
13月自由詩206/5/11 22:04
神様自由詩006/5/7 22:06
Bird cage自由詩306/5/5 18:43
からす自由詩106/5/4 8:44

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