最近思ったことがあります。
それは、言葉に対する自分の態度についてなのですが、「自分は、言葉に捕らわれてしまいそうになるので、逃げるけど、同時に助けてもらいたい。」と思っているのではないかと。
何 ....
麦朝夫さんという詩人のひとを
ぼくは知らなくて
知り合いのうちで読んで見つけて
なんだか
寂しく静かな思いがした。
それは、平日の昼間
なにもすることがなくて
近所の図書館に走り
空を ....
 青年と自転車が走る夏の残り。夜の田んぼからの風が運ぶ匂いに目眩を覚える。機嫌の良くない彼女に会いにいくために走る青年は、キスすれば機嫌の良くなる大切な人のことを考え、そのあと家にどんな顔して帰ろうか .... 「ワイルドライフ・ツアーは楽しかったですか」
デナリ国立公園入口でバスを降りると、ガイドのコリン君が笑顔で出迎えてくれた。
「野生動物が沢山見れたよ。でも凄く眠くて・・・」
「日本人は乗り物に乗 ....
こうした追悼文をしたためようか、迷いました。きっと誰かがそうしてくれるであろうし、昨日今日の出来事だったから、心のブレを伴うほどの時間であるし、言葉も掬っては零れてしまうだろうと、思いを巡らしていまし ....  読書の秋って言いますけれど、今年はほんとにそんな秋にしたい。いやいや、なんとなく落ち着いてきたから、ぼちぼちとできる範囲で。今、詩の書けない時期に入っています。発想ゼロ。何も浮かびません。ある意味バ .... 点と点を結びたくて、僕は東京に来た。約二年。構想だけが広まりを見せ、危うく、僕は袋小路に入りかけていた。八方に飛び火した僕の空想は、いずれにせよ、収縮のその地点で僕に戻ってきた。僕は、気持ちがすれ切れ ....  小学校3年生の時の担任のN先生は、子供に作文や詩を書かせることによって、考える力、生きる力をつけさせるということを提唱し、本も沢山書いている方でした。
そして、授業中やそれ以外の場所で、草野新平や ....
今日も夢見が悪い。風車(かざぐるま)がいっぱい飾ってある神社にお参りに行って、去年の風車も焼いてもらって、帰る途中に、ものすごく高い鉄棒から落ちた女の子を助けた父はばらばらになってしまって、ばらばらに .... http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=19365&from=listbyname.php%3Fencnm%3D%25A4%25CA%25A4%25F2
 ....
今年の夏は暑かった。いつもより梅雨明けがはやかった事もあって、真夏日が40日を超える酷暑になった。ひまわりや朝顔がまぶしかった。
花は季節の風便りでもある。花はわたしたちのこころをなぐさめ、物語 ....
最近、「思い至らなさ」について考えている。

良く、分かり合う、とか、理解しあう、なんて言うけど、育った環境が違うもの同士がいったい何処から何処まで分かり合ったり、理解しあえるというのだろう。はな ....
・・・して、私のすぐ傍をかすめていくだけだった。
なのにその度に、びくびくしていた。
礼儀正しい人間は好きだし、
賢くて物腰のやわらかい大人が好きであった。
その私より背の高い、一つ年下の女の ....
 天涯くんと鳩子がカーサ針山で暮らし始めたので、わらび餅を持って遊びに行った。

 玄関から枯れた草が、半分ならオブジェなのに居間までのびていたのでもう帰りたかったが
「お花見に行きたい!」と鳩子が言 ....
思います。
詩は ある意味 個人の世界だと

maiは 仕事からの解放と それでありながら 日常を振り返り現実逃避したい自分にならない 大好きな自分を見つけるためにネットの世界にいます^^;
 ....
えー前回の「わからん!」が多数の好評を頂きましたので、(頂いてねえ〜)
もう少しつっこんでいこうかと思います。

○勝手にやってくる詩みたいなもの

自分の意思でなく、勝手にやってくる詩につ ....
いつからか、記憶が上書きされにくくなった。
あれは去年の夏か、一昨年の夏か、動機は覚えている。楽しかったことも。出来事も。


初めての行為は、いつも、楽しい。初めての出会いも。初めての場所も ....
批評だ批評だ批評が必要だ−佐々宝砂
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=12681&from=listdoc.php%3Fstart%3D210 ....
僕は、母親と、父親から生まれた。僕は、母親と、父親の出会いから生まれ、僕は、母親と、父親の誕生から生まれた。

僕は、ある日ひとつの悟りに達した。その答えは、何万年も前から繰り返されてきた答えで、 ....
たんぼを適当に切り抜いて、開いた空間に建てたような小学校だった。敷地とたんぼは舗装道路でくぎられていたが、ブロック塀や植え込みで囲われてはいなかった。校舎はカステラのひと切れみたいに呆然とつったって .... わからん!と思うことを、書きます。

○勝手にやってくる詩みたいなもの

ある日ある時、突然勝手にやってくる詩みたいなものがあります。(来た!って感じです)
それは忘れられない歌のフレーズの ....
 よしんば私の思想がデタラメであるにせよ、私が語ることによってのみ、私は私のようになる。私の語りがどんなに奇妙でも、語りつづけることだけが、いっけん成長しているかのように見える時間的経過となってあらわ .... 高校を卒業するころ、大学受験に本命がはずれ、田舎の友人たちと離れることが決まったとき。僕らは、いつもマージャンをして、100キロ以上離れた海に車で向かい、かえってきては酒を飲み、駅へ行って、キャンプフ ....  夜、駐車場で、コアントロー、コアントロー、と男が呟いていた。絞めつくような夜気に当てられたのだろうか、もしくは酒気か、三方を囲むビルディングは夜の店であったから酒に呑まれた人間であっても珍しくはなか ....  彼女は、風呂上りに、パジャマを着て部屋で筋肉トレーニングをしている。大体200回ぐらい腹筋をしたところで、急にお腹が空いてきて、コンビ二へ出かけようとする。いったん玄関を出たのだけど、自分が財布を持 ....  君を毎日笑わせる。それがプロポーズの言葉だった。その約束が破られたことはない。結婚四年目に彼が癌を宣告された。臨終の床についた彼が突然、ベッドの脇にいる私を探し始めた。いくら返事をしても私の名を呼び ....  ある日のライオン一家。
父「今からお前をこの谷に落とす」
子「なぜですか」
父「昔からの慣わしだからだ」
子「登ってきた子だけを育てるという……」
父「知っているなら話が早い」
子「でも ....
とにかく、物事を隠したがる性質があるようだ。でけど、やっぱり、何かをあらわしたい。しかも正確に。でも、結局は、正確に表そうとすればするほど、僕のつたない文章はどこかで息切れしてしまう。
文章が硬い。 ....
 批評、なのだろうか、私は、だって感想と批評の違いなんかわかりゃあしないんだ。いっちゃえば付属された文でさ、パロディだって笑われそうなさ、批評も作品だなんて怖くていえやしない、そんな弱気ささ、若い恋の .... 「ピピピピ・・・」目覚ましの乾いた電子音が響いた。AM4:30。
白夜とはいえ外はまだ暗く夜の気配に包まれていた。ベッドからのそのそと起き出し、
冷たい水で顔を洗い無理やり目を覚ます。
 デナリ ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
「言葉と私」[group]ふるる1*04/10/4 14:12
ことばの自転車が通り過ぎていく…麦朝夫さんの詩を紹介します石川和広11*04/10/3 16:43
もいっこ群像生田204/10/1 20:19
アラスカ6〜ここへ来る理由鈴木もとこ2*04/10/1 19:02
(追悼文)石原大介さん—『だんすがすんだ』を傍らにしてバンブーブン...904/9/29 21:21
だから読むこと始めるの木葉 揺904/9/29 15:55
今日の日記チャオ004/9/28 23:46
「詩と私」[group]ふるる12*04/9/27 12:49
今日も。mott0*04/9/26 16:24
うっすらが広がる世界-埋葬幽霊- なをさんkokoro...5*04/9/26 14:48
季節の花便り天野茂典104/9/26 7:30
「思い至らなさ」と想像力はらだよしひ...604/9/25 11:41
女子バスケットボール輪廻クラブかのこ2*04/9/23 15:25
牢の花、めめぞ群山内緋呂子304/9/23 8:26
— ある日の ふたりごと — ひより6*04/9/23 1:23
「わからん! その2」[group]ふるる4*04/9/22 23:39
走馬灯あみ404/9/22 10:35
山田せばすちゃん『ハンバーグをめぐる冒険』について田代深子404/9/22 7:05
クロスワールドパズルチャオ004/9/22 0:54
コントラバスは昏睡していたエズミ5*04/9/21 1:54
「わからん!」[group]ふるる2*04/9/19 23:01
黄昏に告ぐみつべえ204/9/19 19:11
24hチャオ3*04/9/19 14:33
群像生田204/9/18 23:08
妄想ストーカーチャオ1*04/9/18 2:03
城之崎二手次...404/9/17 22:27
304/9/16 11:05
暗喩を多用する僕の言い訳チャオ3*04/9/15 1:37
批評を書く前に生田004/9/14 4:49
アラスカ5〜大自然の息吹〜鈴木もとこ104/9/13 22:11

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