「キュクロプスよ、おぬしはわたしの名を知りたいというのだな。では名を言おう。わたしの名は「ホメロス」という。わたしの後にくるものは皆、わたしのことを「ホメロス」と呼び慣わしているのだ」。


 ....
遥か遠くの忘れられた森に、一羽の鳥が隠れるように棲んでいました。
どうして隠れるように棲んでいたのか・・・
実をいうと鳥は、みんなと同じように空を飛ぶことができなかったのです。
鳥はそのことがと ....
「バールのようなもの」とはなんなのであろうか。それは「バース」ではなく、「バーツ」でもないし、「バール」では絶対に有り得ない。それはバール「のようなもの」なのであるから。「バールのようなものでこじ .... 私は白雪姫の物語が大好きです。
初めて白雪姫を知ったのは小学生の頃、ディズニーの映画をテレビで見たのだと
記憶しています。その当時はまだ無知だったので、私は小人というのは背の小さい
特殊な人種が ....
「僕はたくあんマンだ。練馬大根として育ち、たくあんマンになったのさ。だから生まれは練馬。東京生まれ東京育ち、シティボーイと呼んでくれよ。シティボーイだからさ、東京中のトイレの場所に詳しいぜ。だからピク .... 隠喩的な記述は、それがどれだけ通常の語法から離れているかによって、いくつかに分類することができる。

M1.社会通念上十分ありうる記述
例)桜が散った。
(受験に失敗したという意味)
M2. ....
以下。
自己宣伝余情プロフィール過剰追記エッセイ未満以下です。




問い。

わたしの名前に、
どうしてピリオドが付いているのか?。

それに対する回答は3つあり ....
 只今2:18a.m.、数分前に嫌な夢を見て目覚めてしまった。
 肌寒い為かその夢の為か、身体が、ベッドの上で震えている気がした。本当は震えてなんかいないのかもしれなかった、ただ、強張っているだ ....
青森の三月 あなたへ伝えたくない事

小学校四年

母がまだ居た頃なので多分小学校4年生だろう。
僕は母に連れられて、
青森市の新町という繁華街へ買い物へ行った帰り映画をみた。

母は ....
あわわ、しばらく書くの忘れていた(笑)
さいわい、いま少し時間がとれるので進めておこう。

先日、古本屋で「現代詩講座(創元社)」の第一巻と第二巻をタダ同然で買った。発行日が昭和25年だから、半 ....
『寝ながら学べる構造主義』(内田樹/文春新書)というのがとてもおもしろかったのですが、そのなかのジャック・ラカンの項でラカンの鏡像段階論というのは、こんなふうに読み解かれています。

ヒトのこども ....
          <絶対>の詩学〜『無門関』を読みながら


{引用=趙州和尚、因(ちな)みに僧問う『狗子(くす)に還って仏性有りや無しや』。州云く『無』。

        ....
ワタナベ『リフレイン』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34796
丘 光平『壁』
http://po-m.com/forum/showdoc.php ....
 
  *黒猫と少年


  黒猫のいなくなった部屋で、少年は揺り椅子に腰かけてぼんやりしていた。
  がたん、と二番目の窓が音を立てて、
  黒猫が顔を出した。
 「どこに行っていたの ....
  *手紙


  古びた手紙の束を、抽斗の片隅に見つけた。
  色褪せた切手の上の消印から、
  少年は手紙を受け取った日のことをぼんやりと思い出す。
  その日は朝から雨が降っ ....
脅迫です。
書いたから読め、ということです。
2回ほどありますよ。この寡黙でおしとやかでシャイな砲丸投げ選手として活
躍しているMonkさんも。こっぱずかしいですよ。誰かのために詩を書いてそれ
 ....
  
  *バレリーナ


  古びたオルゴールの蓋を開けると、バレリーナがくるくると踊りだす。
  それから、名前を思い出せない曲がゆっくりと流れ出した。
  黒猫は、もう随分前からくも ....
 
 *三番目

  三番目の窓を開けると、その先には夕暮れの森が広がっている。
  それから机の三番目の抽斗を開けると、
  昨日の夜に見かけることのなかった月が眠っていたりする。
   ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34796


街中でヘッドホンごしにベースソロを聴いていると自分の周りだけが別空間の
ように錯覚する。このリズ ....
  
  *鉱石ラジオ


  暇をもてあました少年が、ふと思いついて鉱石ラジオを作った。
  黒猫はそのかたわらで目を細めてその様子を見守っていたが、
  いくらたっても何も聴こえてこな ....
女王様は、悩んでいました。
そろそろ結婚してくださいと、家臣たちから言われていたからです。
女王様だって、結婚したくないわけではありません。けれど、女王様が好きになる男性は女王様を相手にしてくれず ....
さて春である。年度末の多忙さからも解放され、自宅の周囲の雪もようやく汚く小さ
い固まりを残すのみとなった。いよいよ青森に春が来る。恐らく3年周期の転勤族に
は最後の青森の春、そして夏だ。
この駄 ....
  *三日月


  三日月の晩に、少年がふっと部屋から出て行くことを黒猫は知っている。
  塔の螺旋階段に響く足音が、とん、とん、とん、と続いて、
  てっぺんの窓を開ける音が聞こえて ....
 
  *蝶


  黒猫の気だるい微笑みは、いともたやすく蝶を虜にする。
  その静かに差し出された手の上に、青い翅の蝶がとまる様子を、
  少年は頬杖をついたまま眺めていた。
 「可 ....
果たして夜は来るのだろうか。
僕のイメージはほこりをかぶったまま闇の中にほおむられている。そして、君が、好きな誰かへの感情も、きっとそうだ。なぜなら、ここはネバーランドじゃないから。

世界の中 ....
 *夜半過ぎに


  夜半過ぎになって、その悲しい報せはもたらされた。
  そっと肩を寄せてきた黒猫が、
 「それは悲しいことだわ」
  と、うわごとのように何度か繰り返した。
  少 ....
先日のホテルで神の愛が、熱として体に宿った事。適度なスニッフとシャワーで軽やかな心。その状態で恋人に逢いに行く事。私はエデンにいる。
エデンとは銘酊した視覚と弛緩した唾液に宿る。恋歌(ミンネ)!恋人 ....
 詩誌「荒地」に所属していた詩人たちの中でも、北村太郎の存在は一種特異である。鮎川信夫のように出発時に先頭に立つこともなければ、田村隆一のように低空飛行しながら生き延びることもない。最初期にはいかにも .... {画像=050415004542.gif}

○「居酒屋にて打ち上げ」 オヤジ vs 043BLUE 


オヤジ:「いやー、お疲れさんです。まぁ、一杯やんなさいよ。結構、早いペースだったじ ....
{引用= 1935年、文化人類学者のキルトン・スチュアート博士は、マレー半島に住む先住民族『セマイ族』の調査を行なったところ、彼らは独自の方法を使って、夢をコントロールしている事が明らかになった。そし ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
ホメロスについての2,3のことがらがらんどう0*05/4/29 18:34
「歌う鳥」と「歌う人」[group]ベンジャミン2*05/4/29 14:38
バールのようなものがらんどう2*05/4/28 15:29
7人の小人たち宮前のん905/4/27 23:54
たくあんマンチアーヌ3*05/4/26 23:16
隠喩と論理形式葉leaf19*05/4/26 19:20
「 なんでピリオドついとるねん。おれは。 」PULL.1*05/4/26 18:50
日々の垂れ流し20050425.真夜中の、洗濯物由来の幸福A道化205/4/25 3:17
小学生日記「アナタに伝えたくないこと」瓜田タカヤ505/4/23 4:56
三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻  其 ...肉球マニア605/4/23 1:38
ひとはみんな少しずつ狂っている藤原 実105/4/22 23:44
ぼくの脳髄はカンシャクのステップを踏む1*05/4/22 23:11
批評05/4/22黒川排除 (...1105/4/22 17:46
黒猫と少年(8)嘉野千尋6*05/4/21 22:05
黒猫と少年(7)4*05/4/21 11:27
これは君のために書いたMonk1705/4/21 1:11
黒猫と少年(6)嘉野千尋7*05/4/20 23:40
黒猫と少年(5)4*05/4/20 20:57
【批評ギルド】『リフレイン』ワタナベMonk6*05/4/20 20:29
黒猫と少年(4)嘉野千尋7*05/4/19 18:22
女王の結婚チアーヌ605/4/19 12:57
転勤族のふるさと自慢6Dr.Jac...105/4/19 0:29
黒猫と少年(3)嘉野千尋5*05/4/19 0:16
黒猫と少年(2)8*05/4/18 16:37
人が待つもの 3チャオ4*05/4/18 0:14
黒猫と少年(1)嘉野千尋10*05/4/17 21:54
エデン六崎杏介305/4/17 14:32
北村太郎(その詩と死)岡部淳太郎12*05/4/17 8:00
【家庭の詩学】 おまけ[group]043BLU...505/4/15 0:56
【家庭の詩学】 #5 「エス」のはなし[group]9*05/4/14 23:20

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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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