さて、私が何かに執着しているということだけが手詰まりの中で唯一リアルなの
であろう。それは大した事でなく、平凡なことだ。きちんと家からバス停までの
道のりをほぼ決まった時間に歩いているのと大差ない ....
なぜ、レビューを書くのに緊張しすぎるのだ?
変に力が入りすぎる自分をなだめつつ、ついに行われました:
新宿スポークンワーズスラム(SSWS)、グランドチャンピオントーナメント。

「何〜?18 ....
【カントウタンポポ(Taraxacum platycarpum Dahlst.)】

タンポポという名前はどこから来たのでしょう?

漢名の「蒲公英」の別名に「孛々丁菜」というのがあって、それ ....
言葉に魅せられている。
こうやって言葉を残している。
言葉に正当化されている。
いやだ。
もういやだ。
起きあがると 頭痛ときみと。
すっとぬけるような痛みは鼻をさし、
無意味な液体が
 ....
ここにいてほしいです。できればそっとくちづけてほしいです。そのタイミングはあなたにお任せします。わたしには芸はないのですから。

手をひくのがあなたでもわたしでも構いません。この日差しのせいで汗ば ....
今日は私と彼の結婚パーティー
私も彼もとてもたくさんの人に招待状を出した
なのに私の友人は誰も来なかった
唯一来てくれたのは私の七年来の友人
「一匹のトカゲ」

会場は彼の友人達で埋め尽く ....
 真っ昼間の北新地を歩くのが好きだ。

 北新地というのは、大阪キタの高級クラブやスナックがひしめきあう歓楽街だ。バブルのころは、それこそ“座っただけでウン万円”という店がごろごろしていたらしいが ....
 日本の現代詩の中で散文詩の占める割合は、無視出来ないほどに大きい。ある程度名のある詩人たちのうちの多くが、散文詩を書いている。散文詩とはいったい何か? ここのところ、個人的に頭の中が散文的になってし ....  知り合いのレストランのオーナーシェフから聞いた話。

 そのレストランの常連の客に、貿易関係の会社を経営するBさんという人がいた。Bさんには、もうじき小学校に入学する香奈ちゃんという娘さんがあり ....
第五ニューロン 「史上最悪のクソったれ」

 どうも、時間の感覚が思い出せない。
いつ頃、何が、どの順番で発生したのか。
それらひとつひとつは思い出せても、全体の順番がわからない。
言い換え ....
冷静な片っぽに、感情的な片っぽ。
そして空からみんな眺めてにやにや笑ってる空っぽ。

四人まとめて苛々するね。
和美が明日の本番用のキューシートを作っていると、ディレクターの竹本が取材から戻って来て大声を出した。
「なんだよこれ?」
和美は竹本の大声には慣れていたけれど、それでも、
(デカイ声出すなよバカ ....
私小説というものがほぼ死に絶え、小説はエンタテイメントとして書かれ・読まれ・消費されるものになって久しい。それに対して、詩というものは、未だに“私詩”とでも呼ぶべきものが大半を占めているように思える。 .... 外出したくない気分で外出をする。街には騒音がこだましている。耳に入る沈黙は皆無で、屋内へ足を踏み入れたとしてもBGMが鳴らされている。僕はあくびをする。それから後頭部を偏執的に掻き毟り、すれ違っていく .... わかってる。
いつかすべてが無駄だったと、
そう思える日が来る事を。わかっている。

これは裏切りの手。

わかってる。
いつもすべてが無駄だったと、
そう思え ....
「陽子、詩人と付き合ってはいけないよ」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=36052
「父さん、詩人と付き合ってしまいました」
http://po-m. ....
虫の声がそこかしこで聞こえる。透明の日の光が木々を潜り抜け降り注いでいる道を通ると、もう白いシャツはじっとりと汗で湿り出す。前髪が額に張り付くのを指で払いながら、一歩一歩前に進んでいくと、小綺 .... 彼女達の足がモデュロールを刻む。スポットライトが暗闇のステージを照らす。観客はステージを凝視する。ダンスピープル。彼女達の足が刻むモデュロール。

魅力的なのは妖艶なのか。無印の、無垢の、表情が重 ....
今日も寒い中あの人を待つ。

わたしの『シンデレラタイム』は10分間。

あの人は6年間乗り続けている“サビてかごの曲がった自転車”でくるはずだ。

今時の高校生はここまでの自転車はのりた ....
第四ニューロン 「新宿」

 朝早くから、家族に嘘を付いて家を出た俺は、待ち合わせ時刻の30分前には、
新宿駅南口改札の前に突っ立っていた。せわしなく煙草を吸い散らかす。

 どうでもいい話 ....
カミサマって野郎がいるんだとしたら、其奴はとんでもなくイヤな野郎だな。
人間ってのが後悔するのを見て、楽しんでやがるんだ。
何故かって?後悔してるんだよ、人間なんつーモンを創っちまった事をよ!
 ....
形状と言えば、影の淵の庭に続く、丸みを帯びたプール。死んだ水滴の集まる、丸みを帯びたプール。

形は、そこに記されている。それが見えなくとも、匂いで分かる。影の、淵の、庭のような匂い。それらの形は ....
目眩のような雨が降り出した。
六月のある日、窓の外を眺める夕暮れも近い時刻、私はふと空を見上げた。


幸せだ。ふと口をついた言葉に息を呑む。
本当にそう思うの?自問自答しながら部屋をぐるぐ ....
私は毎年決意します。
「来年の夏こそは、彼氏と一緒に祭りへ行くぞ!!」と。
けれど、それはいつも決意だけで終わってしまうのです・・・。
「来年の夏こそはっ!」
「あぁ・・・・今年も・・友達と祭 ....
 当たり前のことだけれども、ディズニーランド(以下TDLと略)には、ミッキーマウスがいる。今では誰もが知っている話だが、あれは「本物のミッキーマウス」なのであって、決して人が中に入っている着グルミでは ....  この間、地下鉄の中で興味深い光景を目撃した。
 小学校の2、3年生ぐらいの男の子と女の子が、仲良くシートに腰掛けていた。二人はどうやら付き合っている(!)らしく、今度の日曜日にどこにデートに行くか ....
三人泣かせ帰ってきた、清く正しい朝帰り。
麦茶が妙に空っぽい。

虚しくて空しい。
遠い。
遠いんだよ。
俺は、




以下、呟ぼやきます。

罵詈 ....
手詰まりにしてはさっさと続きが出てくる。そして手詰まりな時はいつもこの言葉が
私を支えてくれる。今回、話は脱線する。

  はばかることなくよい思念(おもひ)を
  私らは語ってよいのですって ....
大阪の下町。
見るからにヤクザといった風体の男二人が、道端をゆっくりとふらふら歩いております。



「兄貴・・・・。兄貴。」
「・・・・なんや、マサ。」
「・・・・・・・・・・兄貴。」 ....
来月、はたちになります。
こうやって詩や日記を通して自分の生活をつづっているとなんだか20歳の誕生日がおおきな節目に思えてならないのです。十代という人生において大きな10年間を終えようとしている今、 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
書く動力 10Dr.Jac...105/7/18 23:40
SSWSグランドチャンピオントーナメント木葉 揺7*05/7/18 21:18
たんぽぽ考[group]たりぽん(大...7*05/7/17 23:15
apple teamidori2*05/7/17 21:56
そっと3*05/7/17 2:06
トカゲと私スプートニク3*05/7/17 0:48
北新地エレジー大覚アキラ605/7/16 10:32
散文詩に梱包されて岡部淳太郎18*05/7/16 0:01
空っぽになる大覚アキラ605/7/15 10:58
記憶の断片小説続編・ロードムービー「卒業」[group]虹村 凌2*05/7/14 19:53
「 四人囃子。 」PULL.2*05/7/14 13:42
ミッキーマウスの中身 2チアーヌ4*05/7/13 19:56
詩と“私”を切り離せ。大覚アキラ61*05/7/13 17:38
フリースタイル4(たとえばカフェの一席で、もしくは私鉄の一席 ...チャオ1*05/7/13 15:26
SATP.Vol.5「 わかってる。 」PULL.3*05/7/13 11:35
「陽子」さんへ (N哉さんの詩を読んでの感想文)[group]ベンジャミン7*05/7/13 6:45
夏の日 一龍二305/7/13 4:23
フリースタイル3 (ダンスピープル)チャオ2*05/7/12 19:44
10分間のシンデレラタイム淀君1*05/7/12 5:02
記憶の断片小説続編・ロードムービー「卒業」[group]虹村 凌3*05/7/11 22:34
短編小咄「常連客」[group]1*05/7/11 21:36
銀色のコップチャオ2*05/7/11 16:37
幸せのにおいRee.205/7/11 12:53
来年の夏こそはっ!天使305/7/10 19:28
ミッキーマウスの中身大覚アキラ1105/7/10 13:47
短命の時代がやってくる405/7/10 13:25
「 空っぽ朝帰り。 」PULL.5*05/7/10 12:38
書く動力 9Dr.Jac...1*05/7/10 1:08
シノギ捨て彦305/7/9 23:14
はたちになるまえに305/7/9 4:10

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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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