水蒸気が薄く空の前にはばかっている。鮮やかな青空はこうして、くすんだ青空を獲得した。目の前に広がる、見なられた景色。今じゃ、コクコクと変化していく時間に褐色じみた進化を見せている。だけど、少子化の拍車 .... だとしたら、方法は一つしかない。笑い転げてのたうちまわるのだ。「最高最高いいわーっ」と叫んで痙攣するのだ。理解しなくてもできなくても、そもそも理解とか知性とかからほど遠い場所に棲息するどうしようもない .... 「ケメ子の歌」を聴いて笑うのはかっこわるい。「帰ってきたヨッパライ」を聴いて笑うのもかっこよくない。音楽聴いて笑うなら「君だけを」だ。マジメに歌ってるやつを笑って愛でるのだ。それがキャンプだ、と鈴木い .... そのむかし、「キャノンボール」というオールスター総出演の大バカなカーアクション映画があって、バカにしながら見れば楽しいが、本気で楽しみにしながら映画館で見たら悲しくなるようなシロモノだった。本国ではど .... 『かわいい匂い』チアーヌさん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=20788


チアーヌさんの『かわいい匂い』という作品には、ふたつの匂いが
登場す ....
「私のひと押し詩人」というテーマでの依頼。
ひと押しというか、好きな詩人は、

1.有名で今さら紹介する必要もない人
2.ひっそりと書いていて紹介なんかされたくない人

だいたいこ ....
1988年の秋に、私はそれまでの詩のかき方を精算すべく、個人詩誌「風羅坊」を創刊しました。コンセプトは、短く、平明で、身辺的であること。そこにはそれ以前に親しんできた現代詩的な構文への反発がありました .... {引用=※このシリーズを初めて読まれる方は「はじめに」をお読みください。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=41210}

●「春」/ ピッピ
htt ....
ある物理学者が、人の数だけ次元は存在するといった。人と人が出会うたびにそれらの次元はゆがみ、分裂し新たな次元を生み出していくと。

21歳の春。地元の小さな山の上。見晴らしのいい場所だった。その場 ....
実家の近所を走っている大きな道路がさらに拡張され、道路に近い住宅に住む人は立ち退きをしなければならなくなった。その地域は住宅街のかなり端の方に集中した。
わたしの家はそれほど道路に近くは無かったので ....
「ダン・ブラウンの新刊置いてますか?」
「置いてません」
「残念。じゃ、ひとつ前のベストセラー、何て言いましたっけ…?」
「置いてません、悪いですが」
「ええっ、あれもないのー。じゃあ『ダ・ヴ ....
    たとえ明日は裏切ろうとも

たとえ明日は 裏切ろうとも
きょうは 裏切りはしない
さあ わたしの生ま爪を剥ぎとるがいい
だが きょうは 裏切りはしない

わたしの勇気のほ ....
{引用=※このシリーズを初めて読まれる方は「はじめに」をお読みください。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=41210}

●「十階の家族」/ たもつ
 ....
食事のマナーが悪い、と
君を叱りつけた
私は不機嫌ではなかった

「ごめんなさい」を君から聞いてから
後片付けを始めた
その頃には言い過ぎたことを少し反省していた

隣の部屋へ駆け込ん ....
無限の言い換えを続けることが言葉に公転を与えるのだろうか。それはいくら何でも
思い上がっとんのとちゃうやろか。楕円の中心を求める問題というのを思い出した。
勝手に求めて勝手に果てる行為をマスターベ ....
 この街にディグミーランドができるという計画を聞いてから五年が経った。思えば気の遠くなるような長い時間だった。
 子供の頃からディグミーのアニメが大好きだった。とりわけニッキーマウスはおれの大のお気 ....
 以前ボクは「家庭の詩学」シリーズの冒頭で、高村光太郎の言葉「詩学は詩の屍体解剖である」を引き合いに出し、詩の批評が嫌いであることを述べたことがありました。誰かの詩に優劣をつけたり、技術的、思想解剖し .... 「夜のレモン」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=25505&from=listdoc.php%3Fstart%3D8340%26cat%3D1
 ....
一瞬先の未来。勝敗が飾られた電光掲示板。うつむき加減に感触に、視覚に、聴覚に、勝利の予感を感じる。

一瞬先の未来。勝敗を左右する真夏のグラウンド。うつむき加減に、汗を感じる。不安を感じる。期待を ....
−詩に没頭してるオトナって、やばくない?
そうそう。ある意味ね。

−だから学生さんとかが、ばーっとイベントとか、やればいいんだよね。
−オトナは無理だよ、無理無理ー。

詩を中心としたイ ....
さて、仕事にかまけているうちに4ヶ月も経ってしまった。と、その間に頭も冷えて
来た。でもまた書いている内に血が昇ってくるのだろう。

いまだに置き去られている登場人物がいる。
  ・「言葉 ....
星が、落ちてくる。














星が降ってくる。
僕はそれに酔って、ゲロを吐いた。
そのゲロの上にも星が降り注 ....
 吉岡実が後続の詩人たちに与えた影響は大きい。七十年代以降の日本の現代詩は、吉岡実がいなかったらまったく違った姿になっていたのではないだろうか。
 ここでは吉岡実の『静物』『僧侶』の二つの詩集を中心 ....
 我々は一般に、思考や言葉に厳密性を求め、それらに境界線を引こうとする。しかし、境界線とはそういったかたちで可能なものだろうか?境界線とは、視覚の形式である、と考えて良い。とすると、それ自体として視覚 .... ホトケさんは?
 これだ。
…、悪いが、無様だな。死因は?
 なんとも。外傷は見当たらん。
こりゃあ…。
 なんだ
ガスか、毒じゃないか?
 あり得るな。今、検死官が当たってる。
絶命 ....
ねぇ、奥さん奥さん、見て、あの窓際の席に座ってる男の人。さっきから独りで喋ってるのよ。「ごめんね、ヨーコ」とか、「おれが悪かった」とかなんとか……なんだか彼女に謝ってるみたいだけど……最初は携帯で喋っ .... マンションの地下11階に住んでいる。
このマンションは地上36階、地下12階建てで、築65年くらいになる。
結構古いけど、僕は特に気にならない。どちらにしても親が買ったもので、古いのは当たり前だ。 ....
 久しぶりに読書に対するエッセイを書きます。
むー、調子悪いからサボリがちですが、ちょっと前にですねえ、「立原道造」さんの詩集を読んだんですよ。
 最初「キャー好きー!」ってミーハーになってました ....
おっぱい。
何て素敵な響きなのだろう。
僕はそこに埋もれていていし、そこで眠りたい。
おっぱい。
いっぱいおっぱいがあれば、僕はずっと元気でいられる。
そのおっぱいについて、少々適当に語りた ....
梅雨の少し前何度目かの再会をした
あいつは
元気にまた違うサイトを荒らしていた
前回とは違う小さな個人サイト
荒らしがいも
また格別だろう

わるいとかただしいとかは
もう
自分で決 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
不確かな存在2  (空、のその後で)チャオ1*05/7/4 17:52
笑い転げてのたうちまわれ。佐々宝砂4*05/7/4 15:36
鈴木いづみが教えてくれた7*05/7/4 1:43
スーパーガールはキャノンボールで死霊と盆踊り805/7/3 15:21
“かわいい匂い”の正体大覚アキラ2*05/7/1 11:38
良い詩人は、、、いとう23*05/7/1 0:17
●そろもん第一の栞みつべえ2305/6/30 22:47
【妄想は止まらない】 春 / ピッピ043BLU...105/6/30 20:37
不確かな存在チャオ2*05/6/29 11:24
遠い猫チアーヌ405/6/29 11:24
寓話 売る気[group]クリ005/6/29 2:02
たとえ明日は 裏切ろうとも  マリアンヌ・コーン砂木14*05/6/28 23:47
【妄想は止まらない】 十階の家族 / たもつ043BLU...5*05/6/28 21:11
母娘8*05/6/28 0:16
書く動力 7Dr.Jac...005/6/28 0:03
ニッキーマウス暗殺計画大覚アキラ6*05/6/27 12:25
【妄想は止まらない】 はじめに043BLU...505/6/27 9:48
川村 透氏の2作品Dr.Jac...4*05/6/26 23:17
フリースタイル2チャオ005/6/26 16:47
サハラ砂漠の真ん中でuminek...8*05/6/26 8:12
書く動力 6Dr.Jac...005/6/26 0:24
落下星[group]虹村 凌1*05/6/25 22:57
吉岡実(奇怪な絵画)岡部淳太郎9+*05/6/25 0:51
言葉の外へ。大山猫105/6/24 5:12
寓話 温室で発見された死体[group]クリ3*05/6/24 2:58
そして誰もいなかった大覚アキラ7*05/6/23 13:59
窓の外チアーヌ505/6/23 12:44
読書は詩書きの栄養SO?木葉 揺6*05/6/23 1:15
いっぱいおっぱいぼくげんき![group]虹村 凌6+*05/6/22 15:04
サイト荒らしと梅雨第2の地球305/6/22 10:10

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