音。
それを手繰りよせてミューズを降ろし、テキストを書くタイプの書き手にとって、音楽に加え他国言語の音感を獲得する事は必須であると思う。
テキストに横文字を出せ、という訳では断じて無い。むしろそれ ....
中古の本と新品の本
誰から聞いたか忘れたけど、新品の本を買った方がイイと聴いた。
「著作権?だとかで出版社にお金が入る」詳しいことは全く分からないがそうらしい
だけど、僕は中古の本の方が好きだ。 ....
黒頭巾ちゃんはその日、おうちでピアノを弾いていました。
空は薄ぼんやりとした曇り空で、照明をつけないでいると、おうちの中はまるで霧がかかっているように薄暗いのでした。
でも、黒頭巾ちゃんは、薄曇り ....
序 ワイヤード(ネット空間)はリアルワールドの上位階層である by 英利政美

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=83831&from=listdoc.p ....
『此の河は絶えず流れゆき
 一つでも浮かべてはならない花などが在るだろうか
 無い筈だ
 僕を認めてよ』

上は椎名林檎さんの月に負け犬という曲の一部分だ。
この曲を聞くと私はいつも涙が溢 ....
大衆化した言葉、創造の言葉、には異なった領域があると線引きする傾向がある。その線引きに準えれば、巷に溢れる言葉は、大半が大衆化していることになる。(例)えば、歌詞、コピーライト、出版社でヒットレコード .... 大きな書店に行くとあふれる本に圧倒されるが、もっとすごいのは、その閉じられたページというページに、無数の文字がちりばめられているということだ。書き手、すなわち文字を発信する側がこれほどに存在するという .... 私は今、顔を猿のごとく真っ赤にして酔っ払っているのである。 
なぜ酔っ払っているかって?
それには深い、深い、わけがあるのである。 
女に振られたって?
そんなのは日常茶飯事朝飯前であ ....
八月十三日 晴れ
病院を出ると、涙目の太陽に染められた入道雲が住宅街の上に広がっているのが見えた。振り返ると安住さんのいる白い病室は真夏の街の賑やかな光からも隔離されていて、まるでそこだけ別な空間に ....
先日、たまたまテレビでNHKを見ていた。
中世に西欧諸国から入ってきた技術や文化を紹介していた。

   伊能忠敬の日本地図も、西洋からの測量技術で作られた

という趣旨の説明がされた。
 ....
みんなも知ってる昔話『鶴の恩返し』なんだけれども。なんと、この話に異説が唱えられたそうなんだ!

この話、東北地方の民話がもとになっていて、実はモチーフとなった商家が今も存在するんだけれども、この ....
花子は豚です。
山形県のある町で幸せに暮らしていました。
町はいつもとても静かで、響くのは、花子がブーブーとおじいさんを呼ぶ声くらいのものです。

朝六時、町のスピーカーが目覚ましの音楽を鳴ら ....
唐突のようではあるが私の中に歴然としてある、死体観及び廃墟観について述べたいと思う。死体観などと云う言葉はないけれど、詰まり「私にとって死体とは何か」を今ここに記したいのである。

死体は、死んで ....
 図書館で『アンチ・オイディプス』『特性のない男』『謡曲集』を借りるが、突然の豪雨に襲われる。
 それはそれとして、今更ながらにドゥルーズ=ガタリは面白い。読み始めたばかりだが、壮大な散文詩と言えな ....
ジョン・ライドンがまた動き出すのだろうか? だとすれば楽しみ楽しみ。

とはいえ、彼の詩について僕はほとんどフォローできていない。ことにPILについてはその歌詞のほぼ全体についてほとんど無理解のま ....
中学の担任(A先生)が話した話が一つある。 それを紹介したいと思います。

夏休みに入る前に担任(理科)の先生は学年一番怖いで有名だったそうです。その先生が夏休みに入る前にこんなことを言ったそうで ....
小学校3年生の時に、自分への手紙を
タイムカプセルに入れて小学校に埋めた。
未来への自分にあてた手紙だ。

手紙を埋めて、間もなく
僕は転校してしまったので
手紙の存在すら忘れていた。
 ....
以前に映画化された 大誘拐 (創元推理文庫)、ご存知だろうか?
紀州の富豪家を誘拐して、5千万をせしめようとした若者たちに、
当の誘拐された本人が、100億の身代金の請求を要求する、という話。 ....
 私は今、七年ぶりに訪れた遠藤周作先生の墓前にいる。墓石の下
に供えた僕の第一詩集「風の配達する手紙」の表紙が夏の日に照ら
され、白い薔薇の影が、表紙の余白に揺れている。私が生けた赤・
白・黄色 ....
何年か前、東京に遊びに行った時、靖国神社に行った。
友達と、てくてく歩いて、神社の敷地内に入った。
年配の方が目立った。
敷地内には、たくさんの記念碑があった。
教育勅語の立て看板があった ....
ボク達は、記号というヤツに囚われてると思う。

それが悪い方向に転ぶか、いい方向に転ぶかは
人によって違うとして。

パターン化された思考、パターン化された日常。
まるで誰かにプログラ ....

ここに文章がおかれる事により
おこる作用
について考えなさい



コミュニケーション
というものによりそう脚力を我々は失いつつある
この問いに対する答えを
丸かバツで表示せ ....
俺は前回、「親父に恐怖心を植え付けられ、反抗をしなかった」、と書いた。



俺は中学生に上がる前位から、親父が居なければ生活出来ない事を知っていた。
そして親父は筋の通らない事を一切認めな ....
いとう「インターネットの閉鎖性」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=83830
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did ....
本当に申し訳ない。心より、深く、お詫び申し上げる。私は恥ずかしい。顔向けできない。

私を育んでくれたすべての人々、日本を創った先祖の皆様に心より謝罪申し上げる。


自国のこととなると、隣 ....
 村野四郎を近代詩人に分類するのは多少のためらいがある。確かに第五詩集までが戦前に刊行されており、戦前に出発した詩人として近代詩人の範疇に含めてもおかしくないかもしれない。だが、戦後三十年を経た昭和五 ....  前回登場したA氏の話を続ける。月日が経ち、ネットの海辺で呆
然としていたA氏も素潜りなどできるようになった。詩論を交わせ
る知り合いも幾人かできた。様々なサイトを足繁く覗くうちに素晴
らしい作 ....
 インターネットが現在の詩の状況に光明をもたらすとは、じつは
露ほどにも思っていない。何らかの状況変化が起きるとは思うが、
それが「光明」であるとは限らない。インターネットほど閉鎖的な
媒体はな ....
俺は抗う事をしなかった。
踏み外す事をしなかった。
アウトローとして生きなかった。
親父に何がなんでも反抗しようと思わなかった。
それより親父が恐かった。

最終的に俺が頼るのは親父であっ ....
我が家独特。

テレビでゴン中山が「テレビのリモコンをチャンチェと言う」
と言ったのを見てから、我が家でも言うようになった。
ちなみに我が家では炭酸飲料を「しゅわっぷす」と言う。

ウチは ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
メモ 他国言語のミューズ請い六崎杏介4*06/9/1 21:47
古本屋のカゴで五十円で売っていた本を見て海月1+*06/8/31 21:12
黒頭巾ちゃんがメヌエットを弾いた日[group]チアーヌ406/8/31 13:52
文学史的演説ダーザイン9*06/8/30 22:33
月に負け犬粕身鳥0*06/8/29 22:20
「現代詩の位置付け」鷲田 岳1*06/8/27 17:09
文字という星々のuminek...7*06/8/27 11:08
新連載?はっとりんは今日もゆく〜その一〜服部 剛11*06/8/27 1:19
落陽結城 森士1*06/8/27 0:52
NHKの誤報で考えたこと逢坂桜1*06/8/24 21:23
異説『鶴の恩返し』CU3+06/8/24 15:54
花子とおじいさんチアーヌ506/8/24 11:52
死体観=廃墟観についての考察朽木 裕6*06/8/22 23:11
驟雨或いは詩についての覚書panda206/8/22 23:00
ロマンスの花A-29006/8/22 2:48
借り入れは計画的に海月1*06/8/21 0:51
タイムカプセルわしず106/8/20 2:31
「国」と「生きる」と逢坂桜2*06/8/15 19:06
遠藤周作の墓前にて。服部 剛5*06/8/13 23:20
靖国神社、その眼で確かめて逢坂桜4*06/8/13 21:22
記号の人仲本いすら306/8/13 19:59
10の質問モリマサ公806/8/11 23:17
続・親父の続き虹村 凌2*06/8/11 22:14
インターネットは閉鎖しません黒川排除 (...606/8/10 21:28
謝罪CU106/8/10 1:43
近代詩再読 村野四郎[group]岡部淳太郎7*06/8/9 22:37
インターネットの閉鎖性 2いとう17+*06/8/7 17:10
インターネットの閉鎖性 113*06/8/7 17:09
続・親父虹村 凌1*06/8/6 22:09
親父7*06/8/6 0:00

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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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