端的に云うと「死にたい」、自分嫌いも程々にしろと思うが年々酷くなり好きになれそうな気配は皆無、時間を巻き戻すことは出来ないことで、どうして私はいつもこうなんだろって嘆く 嘆く 嘆く なのに性懲りもなく ....
詩と詩論
〔序〕
27のとき詩人になりたいと思い立った。その頃小説も短歌も翻訳もやっていたが、最もなりたかったのが詩を書く人であつた。詩を熱心に読むことが好きだつたせいでもあろう。
大学へ ....
ねえここまできて部活って何?
今まで行われてきた批評史を踏まえない批評って何?
論理学を交えない論理って何?
ていうか、罵倒って何?
悪いリーダーに人々が苦しめられてはならない
だがリーダーが良すぎると人々は怠けだす
であるからリーダーには、ほどほどの者がなるのがよい。
冷たい川の真ん中で、僕は両足を浸しながらたっている。
そういう時の僕は、冷たい冷たいと思いながら、それでも足の感覚が無くなる位まで、じっと川の真ん中で立っている。
薄っ暗い、木の陰を抜けて差す ....
街灯で出来た僕の影を、後ろから出てきた新しい僕の影が追いかけ、でもけして追い越すことが出来ないでいるのを見ながら、僕はオレンジ色の夜道を歩いていた。
家までの道のりを歩いてきてここまで何分くらいの時 ....
睡蓮が開く音。薔薇が散る影。瞼をゆっくり開ければ、そこはいつか見た部屋が拡がる。
とても蒼い水晶か硝子で出来た寂しい部屋。向かい合う鏡の中の僕はどうして微笑んでいるの。どれくらい眠り続けていたの ....
阪神大震災。
あの悲劇から12年。
もうこれだけ時間が経ったのかと思う反面、
まだこれだけしか経っていないのかとも思ったりする。
私はラッキーだった。
震災の被災地に生まれたにも ....
一日二作の詩を書き
恐らくまともに読んでない詩にポイントをいれ
理屈の理屈をこねくり回し
相田みつを気取り
ポイントを入れてくれなくなった人には
ポイントを入れず
飢えた餓鬼 ....
現代詩の世界を見て
世界を見ない
コラボレーションとかっつって
ただ一緒にやってるだけじゃん
7並べの途中で彼が突然、呟いた。
「オレ浮気するかも」
手元のトランプ 出せるカードがない ない ない
「あーそう」
ぬけぬけと目の前でハートのクイーンを出 ....
蛙は透明な籠の中にいました。
彼の王国の壁はひどく純度が高い透明で、
周りには大小様々の動物が自分と同じように首輪でつながれて、ひどく疲れた表情でおりました。
隣に居る犬が言いました。
『 ....
りんご飴、ねぇ買って
と君は舌っ足らずに僕の袖をひいた
正月でもなければ夏祭りもない三月の夜空
りんご飴なんて何処で手に入るの
問うと君は平然として
じゃあ花 ....
1月のお題が「雪」と知り、真っ先に思い出したのは、あの写真だった。
推定年齢3歳の冬の写真。
私が、ちいさな両手を見つめて泣いている。
人が見たら意味不明だろう。 ....
エジプトに行った。
二週間行った。
世界遺産ピラミッドの佇む地ギザでは。
乗ろうとした駱駝の口が超臭かったから。
気持ちが萎えて結局乗らなかった。
駱駝は怒ったのかツバを飛ばしてきて靴につい ....
君と別れて半年が経ちました。その間に何度も謝って、やり直そうと言ってきたけど、君には新しく良い人が出来たようだね。そこで、ここ何日間いろいろな葛藤があったけど、もう僕は諦めました。君のことじゃないよ? ....
彼は胸に大きな傷を負っていた。それは裂け目のように、胸から臍まで。
「二年前に、事故でね」と彼は微笑んだ。「大きな手術だった」
私がその傷に触れようとすると、彼は強く拒んだ。「何故?」と訊くと、「 ....
さてと。
最近、詩を読んでいて、「信頼」ということが気にかかる。
あとは、アクセス。
このひとはどういう世界を生きていて、
どこへ向かってアクセスしていて
どういったものを信頼しているの ....
今進んでいるこの道が、10年後、あなたと交差する道であるかどうかは
今のところわたしにはちっとも分かりません。
あなたへと続く道はきっとひとつしかないのだけれど
そのひとつにたどり着くまでの ....
私は3年ほど前から詩を書いたり読んだりし始めたので、紙媒体の詩もネットに流れている詩も量的にはさほど読んでいないので、色々思い込みや誤解があるかもしれません。その上で思うことをいくつか書こうと思いまし ....
終業時間後。
作業服を着替える為にロッカーを開けると。
そこは異国であった。
しかも見るからにガラの悪い連中が。
こちらを指差して訳の分らない言葉を発していたので。
なんだかとても恐ろし ....
「もう無理なんだ・・」 と
電話の向こうですすり泣く男の声を聞きながら
鳩サブレーの袋を破いた。
バターのきゅんと効いたこの銘菓を、私は好きだ。
ぼりぼり。
むしゃむしゃ。
....
私には任務がある、やらなくちゃいけないことがある。
そう、サトリのことは考えちゃいけない。
僕は野球のユニフォーム着て夜の道を歩いている。練習帰り、地下鉄の駅に向かう地下道で、親子連れに出会っ ....
「金子みすず」という詩人さんを
皆さんご存知だろうか
私はそれほどご存知ではないですが
尊敬している詩人さんです、
彼女の事をはじめて知ったのは五年ぐらいまえで
それでもその詩についてちゃん ....
いわゆる「イカれたポエム」ってやつを書けなくなった。
いつからかな。抗うつ剤を必要としなくなった頃からかな。
あるいは、レディオヘッドを聴かなくなってから。どっちもかも知れない。
そしてレディオ ....
僕が大病して自宅療養してる頃(体重、最低で50キロまで落ちた!)、無理して出かけた帰りの電車、
ちょっと混んでたけれど、もう体力の限界が来てて、どうしようもなく空いてる席に座ったんだ。
そした ....
都内の様々なカフェ・クラブ・ライブハウス等で「ポエトリーリ
ーディング」と呼ばれる詩の朗読が行われるようになってから、約
9年以上の月日が流れた。「ポエトリーリーディング」という名前
が日本に ....
詩の読み方といっても、そんなものが決まっているわけではないし、決められるものでもない。読者は自由に、自分の読み方で詩を楽しめばいいのだ。だが、そう思う反面、詩の読み方に根本的な誤りがある人が多いよう ....
{引用=――荒川洋治・稲川方人・平出隆を中心に}
日本の現代詩の歴史を顧みると、いくつかのターニングポイントとも言える節目があることに気づかされる。もっとも大きな節目は第二次大戦後の一九五 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
「決して眠れない夜のメランコリックな散文」
朽木 裕
2*
07/1/23 15:22
詩と詩論(その一)
生田 稔
16*
07/1/23 10:54
ちょっとした疑問
イダヅカマコ...
0+*
07/1/23 1:07
せかい論Ⅰ
馬野ミキ
2
07/1/22 1:21
日曜日の過ごしかた
緑茶塵
2*
07/1/21 15:51
落し物
水町綜助
3*
07/1/21 1:55
偽りの境界線の上で
AKiHiC...
3*
07/1/17 16:51
12年
野薔薇
4*
07/1/17 13:03
狂気の詩人
山崎 風雅
0
07/1/16 23:09
詩人論Ⅰ
馬野ミキ
7+*
07/1/16 1:58
コラボレーション
〃
4+*
07/1/16 1:25
3.ルーレットを廻せ!!
[group]
朽木 裕
1*
07/1/15 22:17
蛙と首輪(長調)
R
2
07/1/15 16:23
スプラウト
朽木 裕
2*
07/1/14 22:08
創書日和「雪」 写真
[group]
逢坂桜
5*
07/1/14 3:02
旅先にて駱駝の口を臭う。
もののあはれ
7*
07/1/13 18:31
元彼女への正直な気持ち
kei99
1*
07/1/12 11:28
【500文字の本棚】軽(自動車)
ピッピ
5
07/1/12 0:14
三匹が斬る〆 現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻 其の ...
熊髭b
13*
07/1/11 21:23
道
はるこ
1*
07/1/10 23:46
紙媒体の詩とネット媒体の詩の違いについて
[group]
ふるる
13*
07/1/10 21:47
異国へ続くロッカー。
もののあはれ
13*
07/1/10 19:57
鳩さぶれ。
もも うさぎ
44+*
07/1/10 19:38
サトリのことは考えちゃいけない
佐々宝砂
4+*
07/1/9 23:04
敗北宣言
茶釜
1*
07/1/9 17:03
2年後、成人式か・・・。
かのこ
9
07/1/9 4:41
病いが理解できない人たち
クリ
14+*
07/1/9 1:03
■批評祭参加作品■ 「 ロッカーズの星は今夜も瞬いている 」 ...
[group]
服部 剛
6
07/1/8 22:21
■批評祭参加作品■詩の読み方について
[group]
岡部淳太郎
15*
07/1/8 21:55
■批評祭参加作品■七〇年代詩の均質性
[group]
〃
8*
07/1/8 16:34
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212
【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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