夏――。
とある賃貸マンションの一室に若者が二人。
その一人、もとい彼は、ファミコンのスーパーマリオ3をやっている。
もう一人、もとい彼女は、彼の横であぐらをかき、アイスを食ってい ....
俺が毎月主催させてもらってる自由参加型の朗読会にて
参加者がステージに立ち自己紹介をする。
「こんにちは、フォーラムでは××という名前で書いてる○○です」
など、という人は結構いる。
....
八月の午後だった。風はそよとも吹かず、その年の最高気温を記録するほどの暑さだった。視野に入るものはどれもみな輪郭を曖昧にして、そのまま溶けだしていくようにも思われた。唯一、水銀を流し込んだような往来 ....
眉村卓の古い短編小説に「わがパキーネ」というのがある。私が最初にそれを読んだのは1982年。十四歳の夏だった。ヒマでたまらない十四歳の夏休み。自分自身の汗の臭いと、隣で飼ってる牛の悪臭と、それらをぐる ....
大きな通りをひとつ東に越え、いくつかの角を曲がったところにその店はある。
狭い階段をあがり、ガラスをはめ込んだ扉を押すと、ドアベルが小さく鳴って客たちを迎え入れる。決して広くはなく、また建物の二 ....
だまし続けて欲しかった、というのはバーブ佐竹の「女心の唄」(作詩:山北由希夫 作曲:吉田矢健治 )の一節だけれども現代詩フォーラムの参加者の中でこんな歌を知ってる奴のほうが少ないことはいかな世情に疎い ....
狭小なベッドのうえに月明かり
飲み散らかしたアルコォルの残滓
明日を闇雲に信じてやまない僕らは
同じことを考えて違う言葉を喋る
「好きだよ」
「そんなことはよく、知っているよ」
....
{引用=まず、始めにこれを読んでくれるあなたが自分のこころに、またこれらの言葉に素直であることを願う。}
「冷静にじっくり考えれば解ることなのだけど全ての現象、原因は自分が作 ....
私が24の頃だ。
当時の私は実家でぷらぷらしていていたのだが、その年の正月を一ヶ月ほど過ぎたある日、積年の恨みを晴らすべく父をボコボコにして、そのまま居るのが気まずくなり、逃げるように勤めていた ....
その標識は、私がひょいとしばらくの間滞在した町の交差点に立っている。
私はその標識を見て、はっきり言って当惑してしまった。体裁は普通の交通標識と同じなのだ。一方通行、とか、止まれ、とか、そういうたぐ ....
「私は何も言いたくない」という言葉が孕んでいる事態について考察してみよう。そうすると人は「言いたくなければ言わなければいいだけじゃない」と言われるかもしれない。しかし、事態はそう単純ではない。
例え ....
人殺しがいました。
その人殺しのことが誰よりよくわかる自信があります。私は殺されないように日々我慢を繰り返しています。壊してしまうと、大切なものを失うからです。
それは人殺しも大切にし ....
新は気紛れの気分屋だと思われていた.
一緒につるんでいる女の子を
「君は本当に最高だ」と褒めちぎったかと思えば
次の瞬間めちゃくちゃに罵っていた.
それ故彼を取り巻く女の子は一喜一憂が激しく
....
人はなぜ詩を書くのだろうか。
「詩を書くのに理由なんてない、書きたいから書くのだ」
まさにその通りである。詩を書くのに理由はいらない。
じゃあ、人は何を「詩」に書き込むのだろうか?と問うと、答え ....
「わかる」ということについて考察してみよう。人は本当に言語を理解しているのだろうか?こういうことを言うと、何を言っているのか、と思われるかもしれない。しかし、結論から言うと、極言すれば、人は、言語を理 ....
気になる人がいる。
彼に恋をしているわけではない、私の好きな人は常に1人だけだ。彼は私が本気で恋に堕ちたところで、ちゃんと振ってくれもしないような人だ。とんでもなく優しく、そして勝手な人だ。 ....
「ちょっとわかって、ちょっとわからない」詩が、人気がでる詩のひとつの条件である。と書くと、怒る人が多いかもしれない。例えば詩は自分の心の素直な表現であって、わかるとかわからないとかの問題ではなく、真実 ....
「詩」というものに、
「誰かのありのままの感情や思考」を覗き見する楽しみ方があるとするならば、
その際の「詩」は、誰かに伝えようとして作りこまれたものであるべきではない。
そして、その際の「詩」 ....
詩は売れない。と言う人がいる。詩で収入を得ることは簡単だ。はっきり言って詩は絶滅危惧種だ。競争相手がいない。なのに誰も市場に参入しない。詩は絶滅しない生命力を持ち合わせている。
なぜ詩は絶滅しないの ....
詩は売れない。詩で収入を得ることは困難だ。はっきり言って詩は絶滅危惧種だ。なのに絶滅しない生命力を持ち合わせている。
なぜ詩は絶滅しないのか?どのように詩人は生計を立てているのか?いくつかのパターン ....
この文章の本当のタイトルは、「ツリー型投稿詩掲示板サイトで、現代詩フォーラムのような場の評価の仕方をするとどうなるか」なのだけれども、あまりにも長いので、変えてしまった。
この文章は、ある意味で直近 ....
信じることを定義するとしたら
「この人になら裏切られても後悔しない」
と覚悟することだ。
誰かの手を求めるとしたら
「今この瞬間の温もりがあれば、次はなくても生きられる」
と確 ....
「現代詩フォーラム」の出現はある意味相当な事件であった、と思う。それは単に新しい詩の場を提供したのではない。新しい「質」の詩の場を提供したのだ。既に言及されているのかどうか私は寡聞にして知らないが、「 ....
ものつくりを真剣にやっている人は冷たい。頭の六割が常に制作に使われているから。
あとの四割は、生活とか美味しいご飯とか、1日のスケジュールとか、そのとき一緒にいる人に使われていると想像 ....
先日あるシンポジウムで、「活字」の場の現代詩のシーンで活躍しておられる瀬尾育生氏と話す機会があった。氏を嫌うインターネット詩人は多い。なぜなら氏は「ネット詩は認めない」と公言しているからだ。しかも氏は ....
ある二人以上の間で論争が起こったときに、よくこういうことが起こる。
「きちんと読んでから非難してください。」「あなたは私の言ったことを誤解している。ちゃんと読んでください」
これはしごくまっとうな ....
設問?
次の中から現代詩の詩人を選びなさい(複数回答可)
1) 川崎洋
2) 谷川俊太郎
3) アントニオ猪木
4) 銀色夏生
設問?
次の中から作詞家を選びなさい(複数回答可)
....
私は日々洗い流している。
黒い物を流し落とすたびに失っていく、糧を失った事すらあるんだった。
そしてどれだけ時が過ぎただろう。生きているのが不思議なくらいだ。
「此処は戦場か?此処は精神 ....
吾輩は病人である。病名はまだない。名前のわかる病気はまだ簡単だ。誤解して頂かないで頂きたい。どんな病気もつらい。病気に優劣はない。病気の人のつらさを考えていないわけではない。そんな私も名前のある病気を ....
「「よい詩人」とは何でしょう。」を書いたら、石田圭太さんがかなり早い段階で長文のレスをくださった。「優れた詩ってなんですか。(中略)個人的には、どの作品もそれはそれ!これはこれ!でフィールドを旅しなが ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
摂氏36℃
済谷川蛍
5
07/3/30 14:10
フォーラムでは××という名前で書いてる○○です
[group]
馬野ミキ
18
07/3/29 21:47
狼よ、おれたちも敗走する!
んなこたーな...
0
07/3/29 16:48
彼の、パキーネ、異形の詩歴書番外
佐々宝砂
8+*
07/3/28 20:53
印象 : 1
安部行人
0*
07/3/27 0:40
どうせ私をだますなら
山田せばすち...
8*
07/3/26 20:44
深度
朽木 裕
0
07/3/26 14:52
空飛ぶ機械のための習作
はらだまさる
7*
07/3/25 17:46
バブルから遠く離れて━━とある放浪記━━
日雇いくん◆...
7+*
07/3/25 13:28
標識さん
[group]
ななひと
3
07/3/25 6:25
「私は何も言いたくない」
[group]
〃
9+*
07/3/24 10:06
余計なことはしすぎるとどうなるの?
猫のひたい撫...
1*
07/3/24 9:41
カーニバル
真田徹基
1
07/3/24 0:09
ここは「外国」であり、現在は「戦争中」である。
[group]
ななひと
7
07/3/23 17:53
すべての言語は理解不能である。
[group]
〃
5*
07/3/23 11:31
モーターが鳴る
猫のひたい撫...
2*
07/3/23 10:19
ちょっとわかって、ちょっとわからない。
[group]
ななひと
4+*
07/3/23 8:42
革命的なヴィジョン
結城 森士
1*
07/3/23 1:48
詩人が収入を得る方法(Remix Ver.)
木棚環樹
5*
07/3/23 1:23
詩人が収入を得る方法
[group]
ななひと
9
07/3/22 16:52
「良い!」「良い!」「良い!」「良い!」
[group]
〃
3+
07/3/22 10:26
愛することの定義
深散
1
07/3/22 7:01
テクノロジーが詩人を欲情させる。
[group]
ななひと
18
07/3/21 23:55
サンプリングか?恋愛感情か?
猫のひたい撫...
3
07/3/21 17:31
「詩人」の「資格」
[group]
ななひと
19+
07/3/21 16:11
「読んだものは読んだ」とは言えないのである。
[group]
〃
3
07/3/21 10:04
現代詩のマークシートテスト その2
木棚環樹
2+*
07/3/21 4:05
告白の日々
maynar...
1*
07/3/21 2:41
吾輩は病人である。病名はまだない。
ななひと
2
07/3/20 23:44
「読んでないものは読んでいない」ことはないのである。
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〃
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【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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