「コーヒーでよかったんだよな」
「あぁ、ありがとう」
「・・・おわかれだ」
「えっ!どうしたんだ。いきなり」
「遠くで星が呼んでいる」
「どうしたんだ?」
「遠くで星が呼んでいるんだ。僕は ....
 数多くいる詩人たちの中で、八木重吉ほど語りづらいと感じる詩人はそういない。何故だろうか。私だけの感じ方であるのかもしれないが、そんなふうに感じてしまう。おそらくそのあまりにも無防備すぎると思えるほど .... 人間が決定する数値の行動は以下のように表せるとする。

 ePt=E(Pt|It-1)  (1-1)

 Pt−ePt=Pt−E(Pt|It-1)=εt (1 ....
もしかしたら完璧に間違っていたのかも知れない。

「千」の風にはならないと宣言し、「浮島」に乗りて自らの言葉の指し示す彼岸へと漕ぎ出したこの人が出会うと信じた、その【約束】を間違えていたのかも知れ ....
私は「心無い人」という言葉に疑問を抱いています。
私は心無い人などいないと思っています。

私たちは心無い人なのではなくて、
たまに心無いことを言ってしまうだけの
ただの人なのだと思っている ....
ぼくは音楽でも文学でも基本的に古いものが好きである。
古いと言っても、生活様式があまり隔たっていない程度の昔、ということで、
一時期興味本位で記紀歌謡の類にも目を通したが、いまでも残っているものは ....
知りたいことが今朝はっきりわかった。

似ている人とは気になるもので、似た体験をして似た気持ちになったことがある人としか共有できない理解がある。

自分に似たところがある人似た人というのは、話 ....
 僕にとってペンや筆をとって「描く」ということは、何かしら後ろめたい感じを引き摺っていて、どこか淫靡な行為のような気さえする。
 それは、白紙に描きつけるものが文字であっても絵であっても変わりは ....
休日ともなると街中は、それこそ
老若男女が入り乱れ、掻き分ける様にして
歩まなければならない程の雜踏を形成している。

ファッション雑誌に躍らされた
鮮やかな若者も
スーツ姿の没個性化した ....
上に引っ張られると、辛くて下がついてこない。

下に引っ張られると、楽しいが上が見えない。

何をするにも2つの力が働いていて、そこには人が存在する。

やはり一杯千円 ....
何も目的を持たずに会えるのが恋人。

会うことが目的にもならないのが結婚。

約束をしなくては会えないのが女友達。

アポなしで突然誘えるのが男友達。

何も連絡無しで家を提供してくれ ....
仕事場で仕事をサボって同僚の女の子と恋バナに花を咲かせていたら、こう結論づけられた。
「結局は顔だよね」
確かに顔の良し悪しは大事だが、けして最重要というわけではないだろう。
そうは思ったが口に ....
 コンクリートからふらふらと立ち上っていく熱気に埋もれ、空は酷く乾ききっている。ここは砂漠なのだろうか。少しだけそう考えてしまう。
 夏みかんを剥く指の先、あしらうように付けられた細長く淡い桃色の爪 ....
 淡い桃色を煌びやかなほど咲かせていた桜は、夏を予感し生い茂った若い緑に覆われつつある。太陽が葉に光を落とし、そこからまた空に跳ね返されていく。
 そんなうつくしい光景を見つめながら、二、三分前に降 ....
あれはインドを旅していたときのことだった。
ある村でマーケットに並んでいる親子3人が目に入った。
お父さんとおそらくその小さな息子二人だ。
目立っていたのは5歳くらいだろう小さいほうの男の子だっ ....
客に魚を届け代金を受け取りそのまま後ろ向きに上手から登場)
本当に、有り難うございました。
(丁寧に礼を述べ、空を見上げて玉の汗を拭きながら)
いや〜、暑い暑い。
(初めて観客に向い)
しか ....
ルール

1.言葉をその言葉が意味するように使ってはならない。また、その言葉が意味しないすべての意味からもその言葉は排除されていなければならない。

2.言葉は、その言葉が指し示す全ての音声、 ....
百万塔陀羅尼(だらに)と呼ばれている、世界最古の印刷物としての本があるのをご存知だろうか。

これを知ったのは20年ほど前、実際に古書店をしてらっしゃる直木賞作家、出久根達郎氏の随筆によってである ....
「本や漫画、雑誌なんて所詮只の紙っぺらなんですよ。小説だったら、只の記号の羅列。写真や漫画だったら、ただのインクのシミ。そんなもの、普通に扱ったところで面白いわけがない。熟成させたり、環境を整えたり、 ....  毎日浜辺に、少年が座る様になったのは、いつの頃からでしょう。そして、今日はいつからそこに居たのでしょうか。高く蒼く澄み渡った秋空の下で、少年の体は随分と前からすっかり冷え切っておりました。潮風の囁き .... 桜の咲かない四月が終わろうとしている。

 風の強い朝、ひんやりとする外気に体がきゅっとこわばる。先月買ったばかりの白いトレンチコートの前を抑え点滅を始めた交差点を足早にわたる。
 ふと見上げれ ....
 モーパッサンは当時新たに建設されたエッフェル塔を忌み嫌うあまり、塔内にあるレストランに通いつめたという。というのも、パリにおいてこの伝統的な建築美に反する醜悪な姿を目にしなくて済む場所は唯一そこだけ .... 今日は平塚にて建築撮影のアシスタント。

普段事務所の仕事もぽつぽつとしているけども、アシスタントは体力と、いつもと違う頭を使う。

写真で作る作品よりも、最近は文章に寄ってきていたので、写真 ....
 ?
 目覚めたとき、そこは閉鎖的な暗闇だった。この嘴でつつけばいいということは本能でわかった。しかし、新しい世界への不安、未知への恐怖がそれを拒んでいた。どんなことが待っているかわからない。それは ....
わたしのへやにはちいさな十字架がある。これを買うとき御店のひとに特にクリスティアンではなくてもかって部屋などにおいていいものでしょうかとお聞きしたが大丈夫だと思いますよ。といわれ購入した。値段は決断の .... わかったつもり、というものほどあやふやなものはないと思う。
そして、わかったつもりで何かを語ることほど、無様で格好悪いものはない。

そもそも、わかったと思っている主体である『私』自身は一体何者 ....
最近気が付いた事象。




僕が思うに。 これが大前提なのです。忘れないで下さい。



−−−−−−−−−−−

ある人が言いました。「絶対は存在しないね」

「どんなも ....
難しいことも簡単な言葉で説明できるようになること
それはとても素晴らしいことだけど
私は実はそのことをあまり歓迎できないのだ。

私の中には妙に頑ななところがあって
私が一生懸命、時間も労力 ....
「古事記」という神の物語を思索したこの作者は、経験が自身を自ら語り出す瞬間、その独自の言葉遣いにこそ耳をすます。

※「それは、ある意味では、われわれには聞き馴れない語りであるかもしれない。発生状 ....
ぼくは詩を書こう
猫がいるような部屋で
とりあえず
ぼくは詩を書こう
そんなうたを聴きながら
きみのことを考えながら
きみがいないこの部屋で
とりあえず
ぼくは詩を書こう


 ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
世紀末[小説]村木正成0*07/5/7 9:03
近代詩再読 八木重吉[group]岡部淳太郎14*07/5/6 22:13
ふらりと思ったことぽえむ君2*07/5/6 10:38
「よもつしこめに…」への:追記的私信。カスラ1*07/5/5 16:00
心無い人 心無い言葉相良ゆう1+*07/5/3 18:34
Yes Darling, but Is It Art?んなこたーな...107/5/3 18:22
小さな帝国猫のひたい撫...107/5/3 2:38
描くこと、書くこと、カクコトはらだまさる14*07/5/2 21:29
大道の宵板谷みきょう007/5/2 19:32
双方向猫のひたい撫...007/5/1 2:16
人間関係407/5/1 0:37
美人は誰かんなこたーな...107/4/30 15:48
茜さす夏弓束1*07/4/30 4:17
花に、雨0*07/4/30 3:43
空中浮遊少年青色銀河団807/4/29 19:26
魚売り板谷みきょう007/4/29 11:30
ルールななひと107/4/29 8:47
百万塔カスラ107/4/29 3:23
エンターテナー影山影司207/4/28 21:26
虹のかけら(あぶくの妖精の話)[group]板谷みきょう1*07/4/28 2:19
春に降る雨ku-mi3*07/4/27 15:21
話によるとんなこたーな...107/4/27 5:24
アシスタント日記猫のひたい撫...1*07/4/27 3:23
クローバー優羽2*07/4/27 1:05
信仰随想。宗門と南無阿弥陀佛 。 すぬかんなが...1*07/4/26 19:28
「わかる」ということと「リアル」について大覚アキラ2+07/4/26 13:48
絶対の絶対。確定の確定。箱犬1*07/4/26 7:06
諸行無常[group]相良ゆう107/4/26 4:51
佐々宝砂作「よもつしこめになるために」を読んで。カスラ2*07/4/25 15:38
ぼくは詩を書こう6*07/4/25 14:59

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