ニフティのF文学(文学フォーラム)には、『いまのは倶楽部』という短歌・俳句の会議室があり、私はそこで読み書きをしていました。
私が参加しはじめたころは、発言数は一日四つか五つくらいだったでしょう ....
振り込め詐欺がまだオレオレ詐欺と呼ばれていた頃の話。当時私は両親と同居していた。ある日の午前中、たまたま私は一人で家にいてその電話をとった。電話の向こうで泣きながら喋っているのは見知らぬ私!両親のう ....
僕は生まれた後に盲目になった
気が付けば暗闇の中に放り込まれたという感じだ 僕には盲目になる前の鮮明な世界の記憶がある
だから余計盲目になったことが悔しい どうして神様は僕をお選びになったの ....
(1からの続き)
――我々が問題としなければならないのは、二十一世現代の日本における、まさにその場所、その瞬間に手にされた、ある特定のタルタルソースであります。
それは、さる×月×日のこと ....
いとう [22:59:00]
看板=合評しますよー(飛び入れ!2004縮小版)
いとう [22:59:03]
はいはい。
相田 九龍 [22:59:14]
うす!2003もまだ遣り足りま ....
テストの当日。
学校に到着。
教室に入る。
元気よく挨拶を交わす。
普段の学校生活では昨夜のテレビの話などで盛り上がる。
しかし、今はテスト当日である。
会話に上るのは
テス ....
大学時代、めぐちゃんはよく僕を慕ってくれた。
たいした腕も知識もなかった自分だが、初心者の彼女にはギターを弾く僕の姿はとても格好よく映っていたらしい。
バンドの真似事なんかもやっていて、月に一 ....
王様とわたしではないがわたしはここに所属してだいたいたぶん三年ほどになる。正確にはわからない。はじめ友だちのみきすけさんに教えていただいた。(現在ハンドルネーム。ダイポールアンテナさん。)ずっとこころ ....
平助は重苦しい空気をひしひしと感じながら、発言を続けていた。
こういった問題の検討について倫理的な側面ばかりでなく、生物学的社会的なアプローチが必要だということを、平助は執拗に説明しようと試みた ....
夢の中で殺された者は息を吹き返さない
今まで原因不明の病気と言われ死んでいった者達の原因は夢にあった
夢の中で死ぬことを夢死と呼ぶ 人々はいつ夢の中で殺されるか分からない だからいつもビクビ ....
私は小学生の頃は母の影響でミヒャエル・エンデや宮沢賢治、ゲド戦記、そういったものをずいぶんと読みました。拙作「さそりの心臓」は宮沢賢治の銀河鉄道の夜の影響を多大にうけたものであり、また私のつたない詩群 ....
井上靖氏の作品に似たような題の作品があるがわたしは何か今までを振り返って生きるということ 青春放浪と書きたくなった。誠実な書き手とは佐々さんや現代詩フォーラムの詩人さんがいっておられるように一事実を正 ....
自分の目で見たものを
自分の頭で考えて
自分の言葉で表現する
自分の手で触れたものを
自分の感情で受け止めて
自分の体で表現する
言葉は表現のために必要だけれど
言葉 ....
だらしないイカ
春の日曜の昼間、あまりに暇だったので自転車に乗って出かけた。家から続くゆるい下り坂のカーブを車輪の転がるままに任せて下る。晴れていて、潮っぽい風があたたかく髪を ....
眠っている時 港から船の汽笛が聞こえた 潮の香りが酷い
白で統一された僕の部屋は洗練さで満ちていて 読みかけのトルストイの「戦争と平和」の文庫本が潮風に吹かれてパラパラとページを捲る 水差しが透 ....
ふと、立ち止まる。
目の前には人だかりと大型のトラック。いつもの暴走トラックが煙を吐きながら街道に突っ込んでいた。とうとう事故を起こしてしまったようだ。
だから、自分達は去年からずっと言い続け ....
詩を書く人は
ほとんど男に多いのだが
自分を重要人物だと思い込みすぎている
音楽はそうでもない
映像や漫画はもっとそうでもない
演劇だと少しそうでもある
ネット詩人というか
いい年こ ....
面白人生講話(4)
つねずね、生命とは何か人間とは何かをよく考えてみる。しかし、物心つきだしてから、折に触れ考えていたこの命題、今日やっときわめて明確に私の中で主観として解決がついた。ここに ....
現代詩手帖の詩人住所録に
俺の名前が載っていない
なぜか?
身体障害者にも悪どいのはいる
なぜなら、俺たちと同じだからだ
俺たちと同じように
やさしかったり卑怯だったり豊かだったり軽薄だったりするだろう。
時代の風潮だから仕方なかった
あの頃は社会全体がそうだったんだよ
といって戦争に出かけたり
反対意見をいえなかったり
するようにならないぐらいには
自分と世界について知っておきたいし ....
闇のなかに光の筋、茫洋と。
夜を裂くみたいにして、それは私の眼下を過ぎる。
一条のひかりの筋道は幾多の人をのせて何処かへと向かっているのだ。
あの、凝縮された光のなかに一体どれほどの命があっ ....
実は今日、既に曲は完成していた。
聞かせてあげる事も出来たのだが今朝見た天気予報によると明日は雪。なんとなく、初めての曲は雪の中でデビューさせたい気がしたのだ。
もし積もったら去年のよ ....
collector さんから以下のコメント頂きました。ありがとうございます。
{引用=いっこ訂正っす。または便乗裏話と取っていただければ幸い。
フォーラムは、例えて言えば、楽天のショップをシンプ ....
夜勤明け、眠ることに勤しんで迎えた午後6時。私は唐突に髪を切りに行くことに決めた。いや、以前から決めていたのかも知れない。なにしろ私の前髪は鼻を越す長さだったので。
(この日常はただのノイズ。明 ....
先日、横浜詩人会が主催するイベントに行ってきた。JR関内駅から歩いて数分、横浜スタジアムの近くにあるZAIMという古いビルの中のミニシアターで行なわれたものだ。第一部は横浜詩人会会員によるポエトリー ....
ハルジョオンとヒメジオンは両方とも正しいとはされない呼び方だ。正しくは、ハルジオンとヒメジョオン。ヒメジョオンは、ちいさな女苑の意。女苑は中国産の野草。また、紫苑の一種姫紫苑(ヒメシオン)と区別するた ....
6月としては観測史上最高の暑さを記録した。強烈な日差しが瓦屋根に乱反射して、屋根裏でセルロイドの窓がやわらかく溶けかけていた。打ち水されたアスファルトから陽炎が立ち上り、その揺らめきの向うに違法駐車 ....
精神科さんの小難しい専門書をひもとくと、学習理論、というものがあります。
学習理論:人間の行動はある一定の報酬に基づいて行われる、報酬がともなうなら
その行動は強化される。人間の心理状態 ....
★ボランティア先で接した子と最初に出会った時、とても懐かしい誰かと似ているような気がした。誰か解らないまま、別に気にせず過ごしていたのだけれど、昨日の父の日に、「誰か」が父だったと気がついた。「父」と ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
Point
日付
パソコン通信の思い出 3
渦巻二三五
12
07/6/29 11:28
詐欺
深水遊脚
2+*
07/6/28 10:01
CHE.R.RY(不完全版2)
円谷一
2*
07/6/28 5:29
白いタルタルソースの伝説(2/2)
hon
1
07/6/27 23:34
於会議室A 合評(2004年度作品)
[group]
ワタナベ
1
07/6/27 0:10
恒例
秋桜
3*
07/6/26 23:07
小説『Is it no use crying over sp ...
[group]
宏
2*
07/6/26 18:35
説明とわたし。
すぬかんなが...
2*
07/6/26 2:42
白いタルタルソースの伝説(1/2)
hon
1
07/6/25 21:56
夢の思想
円谷一
1*
07/6/25 10:52
銀河鉄道の旅1
ワタナベ
3*
07/6/25 9:24
いきるということ。青春放浪。
すぬかんなが...
1
07/6/24 23:24
独りであること 信じること そして共に生きること
相良ゆう
5*
07/6/24 22:37
「だらしないイカ」
ソティロ
4*
07/6/24 12:51
星空
円谷一
4*
07/6/24 9:54
小説『Is it no use crying over sp ...
[group]
宏
2*
07/6/23 19:53
表現者について
馬野ミキ
14+*
07/6/23 11:21
面白人生講話(4)
生田 稔
1*
07/6/22 14:44
詩人住所録
馬野ミキ
6*
07/6/22 2:29
差別について
〃
9+
07/6/22 0:43
戦争と個人 詩について
〃
3
07/6/22 0:41
光の軌跡
朽木 裕
3*
07/6/22 0:08
小説『Is it no use crying over s ...
[group]
宏
2*
07/6/21 20:29
パソコン通信の思い出 2
渦巻二三五
10
07/6/21 11:31
たぶんトロイメライ
朽木 裕
3*
07/6/21 1:02
失語から生きる
岡部淳太郎
18*
07/6/20 21:46
ハルジョオンとヒメジオン(親指1000字エッセイ)
[group]
佐々宝砂
6+*
07/6/20 20:09
6月としては観測史上最高の暑さを記録
[group]
ヌヌヌ
4*
07/6/20 13:43
今夜すべてのPCの前で
ワタナベ
7+*
07/6/20 10:04
父の日
北乃ゆき
6
07/6/19 1:56
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189
190
191
192
【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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