いまさっき、ちょっとしたきっかけから原民喜「原爆小景」を読んだのだが、
どうしたことか、さっぱり感応するところがなかった。
どうも最近はなにごとにも不感症で、自分で自分に困惑してしまう。

た ....
 なんと感覚が強情に張り切っていることか。
本は内容なのに、本の表面がこんな感想を招くとは!
作者の感覚は本の表面、本の置かれている環境にのみ及ぶ。
見解や感想の違いだといわれれば、その通りだろ ....
「ちえちゃんッ」
「あ、健太郎」
「姉さんこんにちわ。ちえちゃんどないや」
「うぅ・・健太郎・・」
「ちえちゃん、ちえちゃん、おっちゃん来たで。大丈夫か」
「・・・・」
「今寝たとこか」
 ....
 “食堂”に五人が揃っていた。
 だだっ広い食堂の空間の中央からややはずれた所に、白いテーブルクロスをかけられた大きな矩形の卓が置かれている。厨房からの灯りがわずかに漏れ出して、食堂の全体を仄かに浮 ....
 詩作やその他の創作活動について、著者本人のエピソードがそのまま語られているかのような詩がいくつかあった。舞台裏を見ているような気分になるので、「詩」を求めるときはそういうものを見ないふりをしてやり過 ....  最初に断っておきますが、僕は議論があまり好きな方ではありません。自分が提出した意見に対して横槍が入ったからといって、それに答えて弁明または自らの意見を解説するようなことは極力したくありません。それと .... 最初に言っておかねばならない。私は経験を重要視するわけではないし、軽んじるわけでもない。私は経験について中途半端な考えを持っている。経験は重要な場合もあるし、そうじゃない場合もある。経験しなけりゃわか ....  ・


 僕は床におかれたビンに近寄った。
 男はまだごしごしやっている。僕はビンにひだり手でふれた。
 液体はとても澄んでいて気にいったから、しずかにビンを揺らした。空にぶつかったひ ....
ウンコネタ多数。カレー食ってるヤツ注意。

俺は、風呂に入る時、風呂場の空気が乾燥しているのが好きだ。
ほら、一番風呂の時の、風呂場の感じってあるじゃん。
二番目以降だと、風呂場の空気っ ....
 ビートルズ愛好者として生き続けて早や三十有余年。ビートルズのギター完コピは難しい。ミッシェルのアコギもそのひとつ。こんどこそ完全に解明してやろうと試みては果たせず、年ばかり無駄に重ねる人生でありまし ....  これから書く詩集についてそのエピソードを書くとき、エピソードの本来の語義から外れてこの言葉を使うことになるかもしれない。そこでここだけに通用するエピソードの意味を私なりに考えてみたい。もちろん、本来 .... 誰かに頼まれて
夜のオフィスに出掛けた。


最寄りの地下鉄の駅は
アールヌーヴォーのオレンジ灯で
ひとがたくさん歩いていた。
あなたを知ってるわ、と 話しかけられ、惑い、通り過ぎる。
 ....
彼はアタシの彼氏だけど、忙しそうだし、
みんなのものでもあるから・・・。

そう、思って、
どんなに会えなくても連絡が疎かでも、
ずっと寂しくても、我慢して耐えてた。

だけど、それって ....
 アデン


 三日月の夜にケンカしてかけ出したら道にまよってしまった。
 どこをどうはしってきたのか、気づいたら公園がすごく大きくて僕はようやく立ち止まったんだけど、滑り台の下でしばらく ....
ひとの真似して何が楽しい? というといかにも良識派っぽいが、
ひとの真似をすることの楽しさを知らないひとがいるということは、
ぼくにとってかなりの驚きを与えるものである。

人真似は、いいかえ ....
モーヌ。氏へ誠心より哀悼の意を表します。

ライトニン
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=128900

実は彼の存在を私は知らなかった。
という ....
タイクツな午後の講義。
窓の外から聴こえてくる不思議なメロディと
教室の真ん中まで伸びてくるあったかい日差し。
どこからともなく、遠くから、寄せては返す波のよーな音。
だと思ったら、波の音じゃ ....
 パパはロボット


 一週間ぶりの帰宅。子供たちには出張と言ってある。でも実際は違う。実際は、私はロボットに改造されていた。

 私は車から降りた。動きは割とスムーズだ。少し以前と違う ....
着想といい、経験に根ざした表現、例えば第1節の2行目といい、2節1行目など面白い。
作者の勤め先のアルバイトの様子まで読者に想像させるかなり明確な表現が良い。最後の3行は作者の感慨を読者にも味わって ....
誕生日が私より1日遅い父へメールした。

to 父
subject おめでとう!
__________________

お誕生日おめでとうございます☆
あたしは昨日二十歳になりまし ....
僕は努力が苦手な人です。
僕は、努力するとは嫌なことでも我慢してやることである、というようなイメージしか持っていませんでした。
努力するということに対して不当なマイナスイメージを持ってしまっていま ....
 以前書いたある文章への反応に、作者である自分からしたら思いもよらないものが返ってきたことがある。その文章は自らを特別な存在のように見做してしまう「詩人」へのエールのようなつもりで、同時にひとつの作品 ....  詩作品がうまれて、詩集という形になるまでには様々な出来事がある。大部分は詩集を手にする読者には分からない。でも時々それらのエピソードの一部が栞やあとがきに書いてあって読者の知るところとなることがある ....    幽霊列車


「ずっとむかし、ソラは青かった」
「天にはただひとつの太陽がかがやいてた」
「青いソラには白いクモがひろがっていた」
「クモは水でできていた――わたのような蒸気のか ....
前置き
先に書くと逃げの一手なので、細かい事や個人には触れない。その上で書く。だからこれは散文ではなく、感想文と気持ちの文章です。予めご了承下さい。というか、了承しないなら読む必要はないし面白くない ....
 
 
 
新しい朝まで、きっと、あと、もう、すこし。

(やっぱり海はみえないや)

後ろの奥から呼吸のように繰り返す波の音は、まだ、ただ、暗闇の奥。

「ここなら海からの風も怖く ....
 西洋の怪しげなカルト教団の伝承を信じるならば、人は遥か遠い昔に知恵の実を口にした事によって楽園を追放され地を這う下賎な生き物に成り下がってしまったようだ。とはいえ人は知恵を手にする事によって自然の恐 .... な〜んてね。
らしくなくでっかいタイトルかかげてしまいました。
今頃フクロはブナシメジを人差し指と親指で持って

『プーンッ!プーンッ!』
と、高めの声で効果音出しながら跳ねてるんだろうなぁ ....
このまえの夜、歩いてたら道を何かが横切ったん。
あれなんやろ???

『たぬきやなー』

たぬき!!
野生のたぬき初めてみたよ!!
たぬきってドラえもんみたいな形ちゃうんや。
触りたい ....
アダムとイブのりんご(知恵の実、実は神様はあだむとイブにくれてやるつもりだったのでは無いだろうか。しかし、そう教えられていた為に、待ち焦がれ、待てなくて、実がしっかりと熟す前に、蛇の静止を聞かず食べて ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
コレガ人間ナノデスんなこたーな...007/11/15 22:00
[本」についてぎょうてんか...007/11/14 13:11
奇妙なサンクション捨て彦407/11/13 23:39
七人の話 その2hon007/11/13 23:20
詩集に纏わるエピソード (3)深水遊脚2*07/11/13 22:35
個人の「経験」から世界の別の顔へ岡部淳太郎4*07/11/13 13:15
「経験」とは「不可逆な変化」である。佐々宝砂13*07/11/12 21:36
アデン 二soft_m...2*07/11/11 21:19
「風呂と便所とウンコと俺」虹村 凌3+*07/11/10 13:35
ミッシェルのチンピラA-295*07/11/10 1:22
詩集に纏わるエピソード (2)深水遊脚2*07/11/9 21:28
世界[group]もも うさぎ13*07/11/9 5:44
彼と彼女ライチ1*07/11/9 0:58
アデン 一soft_m...2*07/11/8 22:25
ひとの真似して何が楽しい?んなこたーな...207/11/8 2:59
モーヌ。氏 鎮魂の文伊藤透雪507/11/8 2:38
ふつう顔の美女0*07/11/6 18:48
パパはロボット済谷川蛍007/11/6 15:13
 縫ミチヨ「明日」についてぎょうてんか...007/11/6 7:50
二十歳になりました蒼依007/11/6 2:38
努力について相良ゆう107/11/5 15:01
特別であり普通である私たち岡部淳太郎1+*07/11/5 10:44
詩集に纏わるエピソード (1)深水遊脚7*07/11/4 22:55
七人の話hon007/11/4 1:23
感想と言いたいこと。プル式0*07/11/4 0:43
ひりひりバス停hope107/11/3 22:26
神の祝福に添えて風見鶏107/11/3 13:43
大人の自殺と責任転嫁[group]フクロネヅミ007/11/2 16:36
10月25日のたぬきlazy9*07/10/30 22:49
別解(アダムとイブについてのさわり)プル式3*07/10/30 1:26

Home 戻る 最新へ 次へ
145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 

【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
0.58sec.