人を殺してはいけないとおもう。でも人肉を食べちゃいけない理由がわかんない。避妊をきちんとする場合の近親相姦がいけない理由もよくわかんない。わたしはセックスしたくない人とはセックスしない。相手や自分が望 ....
過去の私をキリコロセ。
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GKって切ないポジションだ。守るのが当たり前で、楽勝の試合では目立たないのが当たり前で、しんどい試合のしんどい瞬間だけ目立って。
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好きに ....
社会がゆがんでなかった時代、大人も子どももとても健全だった時代、精神病者がいなかった時代、戦争がなかった時代、ヒトがヒトを殺さなかった時代、そんな時代、いつあった?
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実質上、不快な ....
友人に連れられて、ぼくは近所でも評判の、はなまるというラーメン屋に来た。
「ここだね」
なんでも、ここはとあるライトノベルの舞台の元になったという、評判のラーメン屋なんだそうだ。
そ ....
皆さんおはようございます。先日の「紅白ぽえとりー
劇場」では自分がほんとうにやりたい(なにか)が垣間
見えた夜で、それは皆さんが集まってくださったからだ
と思っています。職場に戻ってからも常に ....
膿んだ時間の曼荼羅に眼を凝らしてまだくたばってはいない言葉を探した。
腐臭は凄まじく、字面に少し触れるだけでおぞましく伸びる粘度の高い糸が指先にまとわりついた。顔をしかめることが何度目かの輪転で ....
私は優等生。顔が
お金を貰える職場では最初下手でもだいたい優等生になれる。
優等生顔と、優等生スイッチを持ってるから。
今日も社長と2人きりの朝の会議。冬の日差し暖かく、路面の我が社 ....
もしもし はじめまして
いきなりですが驚かないで下さいね
わたし 暇な時に思いついた言葉の検索をして
その記事を眺めて時間をつぶすのが趣味のように
なってしまっていて まあネットサーフ ....
一、チアノーゼ
国道の縁石にふたり座りこんでいたとき、アイビーは「美しいものが好き」って歌った。濡れた唇の築く透き通った楼閣をベンツが突き抜けて、砂塵に僕ら咳き込み涙目になりながら排気ガス ....
動物には偽善が無いというけど、それは彼らが本能のままに行動するからだ。
もし頭で考えて決断に迷い、真実を探してそれでも何かを決断するという時があれば、それはどのような選択をしようとも偽善と呼ばれる可 ....
火星棟の二階に、屋敷内で唯一の図書室があった。出入り口の付近には貸し出しカウンターがあり、中に入ると、細長く伸びて広がっている室内の、薄暗い奥へ向かって、古い書架が何列も並んでいる。本にはカテゴリ別 ....
「だから私は鳥なんですって! カラスに育てられたんだから!」
「あんたそれだけじゃ証明にならないよ」
「色だって真っ黒でしょ?」
「そう言われてもねぇ。あんたどう見たってコウモリだから…」 ....
朝目が覚めると、隣に生理痛が寝ていた。
「…あんた、何してるのよ」
「何って、仕事です。好きでこんなことしてるわけじゃないですよ」
生理痛はへいこらしながら頭を下げる。
その日は ....
イルカとシャチのどちらが優れているか、イルカ派対シャチ派の大論戦は熾烈を極めた。
「イルカは優美だ。あの計算しつくされた流線型はまさに自然が生み出した芸術だ! それに比べてシャチのあのだぼっとし ....
線路の踏み切りに女子高生たちがいっぱい寝転がっている光景を偶然にも発見した。
と、同時に僕の耳は電車の到来音も感知した。
「うわ、あぶねえ」と思った瞬間には時既に遅し。
女子高生たちは電車にプチ ....
はじめに光がある。
闇の中にある光。闇の中だからこそ存在感を放つ光。だが、周囲がすべて闇であることは間違いがなく、だからこそそこにいて生きることはつらく苦しい。それでも、光はある。ただひとつの光 ....
復想園 批評人
(1)
悪魔の子は或る夜、スラム街の一室に泊まった。父の悪魔がなした永年の悪の業を見て廻った後、有名なそのスラム街のそれも最もひどい宿を撰ん ....
窓から光が差し込んで、仕方がないから目を開けた。
どちらかっていうと布団に潜り込んでしまいたかったのだけれど、なんだか今日の太陽は気合が入りすぎているらしく、とてもじゃないけれど目なんかつぶっていら ....
生意気なおっぱい、生意気なおっぱい。ああ!
ユキオはそう言う。
小ぶりなおっぱい、ああ!生意気なこっぱい!
そう、柔らかくっちゃいけないね!
タケシはそう言う。
ちょうどいい硬さが必 ....
今夜の晩飯について考えている。
湘南台行きの市営地下鉄は、ごうごうと音を立てて規則的に進む。
その車内で、晩飯は安く済ませようと思う。
今日はパチスロで大負けしてしまった。
こ ....
「もう、君はいないんだね。
僕が愛した君は、目の前にいても、心は遠く離れてしまって、うつろのよう。
黒い髪も、白い腕も、柔らかな耳たぶも、全て手をのばしたところにあったのに。
もう、いない ....
その日、我々は日がな鳴りっぱなしの電話の応対で仕事どころではなかった。
「本当に痩せるんですか?」
「体に害がないなんてことないんじゃないですか?」
「すぐにでも欲しいです! 早く ....
「どうも最近体がだるいんですよ。けだるくて動くのがおっくうな感じが抜けなくて…」
「そうですか。ほかに症状はありますか?」
「うーん、体がともかく重いんですよね。体の中がごろごろするというか…」
....
「お母さんは私よりもあんたのが可愛いのよ」
今年で25になる姉から、こんなメールが届いた。
あまりにひどい頭痛がしたので、返事をしないまま放置して、2週間になる。
そのまま、姉からは何の音沙 ....
奴は俯いて云つた。
惚れた女が出来たと。
女が子を孕んだと。
其れ以上は云はずとも、何を欲してゐるのかは、痛い程好く判つた。
なしを、付けて遣らう。
掛けた答ゑで、奴に血の気が戻つた。
ひ ....
僕の好きな人は 僕の知らないところで ボコボコに殴られている
そのころ僕は コンビニのお姉さんに「弁当をあたためますか」って聞かれただけで
大喜びしている
僕は無力だと 涙を流して 焼 ....
相手をかまわず「やりたい」が恋愛で、
相手を思って「してあげたい」が生活なんだって
え、それ、一体化してないの?別物だって本当?
右から左から、どう考えても2つの意見を合算たら立 ....
田村隆一がいうには、金子光晴の詩の上手さを最初に教えてくれたのは鮎川信夫であったという。
ここでは金子、鮎川のふたりに共通すると思われるある種の感性、
――はじめに種明かしをしてしまえば、ぼくはそ ....
だれかこれ観ておれと一緒に笑って!
↓
http://www.youtube.com/watch?v=AOxVXQlZXqI
厨房で、秀人と仁乃が二人、食後のかたづけをしていた。仁乃は台所で食器を洗い、秀人はキッチンテーブルについている。
「あの子たち、今日は外のノイズが薄いとか言っていたね。ノイズが濃いとか薄いとかが、 ....
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