私たちはみな生きている。〈日常〉と名づけられた普遍の中を、誰もがみな例外なく生きていて、そこから離脱することは許されない。だが、時にそこから否応なく離脱させられて、戻ろうとしてもなかなか戻れずにいる ....
『おちんちんをおちんちんと意識して確信したのはいつか?』と問われると、これは非常に答えにくい、何しろ股間の沽券に関わる問題である(しかも股間の保険には未加入だし)。少な ....
北川透は「詩的レトリック」の中で、詩における「余白」のあり方をいくつか挙げている。それらをまとめると「定型に伴う余白」「観点の移動を表す余白」「意味上の展開を媒介する余白」「二つの片歌の問いと答えの ....
「兄さん、あとそこにある段ボールだけだよ、重いから気をつけて。」
「あ、ああ。」
あと数日で、18年間慣れ親しんだ我が家を出て行くというのに、
まだ俺は実感がわかない。
「東京はも ....
{引用=
yuko「まいそう」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=136784
*この論考はひとつの詩作品に対する考察でありながら、ある「歪んだ妄想 ....
詩を構成する要素のひとつに喩や韻律などの他に余白というものがあると思うが、それはどうも語りにくい要素のように思われる。というのも、喩や韻律などは文字としてちゃんと人の目に見える状態で表われているのに ....
反射熱――りふれくと――Reflect
Reflection――反射、反射熱、影響、現れ、映像、鏡映
谺を返そう。それもより大きく、その熱にやられないように大きな熱量をもって。“りふれくと” ....
いつだって「いま」だった。「いま」の状況を見据え、「いま」の自分の心から導き出すようにして詩は書かれてきた。詩の歴史がずっとそうだったということではない。ひとりの書き手である私自身のことだ。私はいつ ....
■音楽は侵す
フランクの交響曲ニ短調を聴いていて感じたのだが、音楽はどうやら聴き手の心や体(あるいは心と体が未分化のまま融合しているもの)を侵すようである。
特に弦楽器は私を削り取っ ....
「批評祭参加作品■オリジナリティ幻想・忘我」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=146495
相田 九龍
(題名の「」は ....
批評祭参加作品■ダイアリーポエム調の散文
午前6時半、目覚ましの音で目を覚ます。目を覚ますが再び眠っていたらしい。再び鳴
ったベルの音に目を覚ます。目は覚めているのだがまだベッドの中でもぞも ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=146424
「あなたについてのモノローグ」 佐々宝砂
「結局のところあなたについて書くほかはないのだ。」
....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=146107
「にぎやかな街」 水無月一也
引力というものが本当に万有であるなら、斥力もまた常に働いているのでしょ ....
ビートルズに「Baby's In Black」という曲がある。世界的大成功を収め、現在に至るまで影響力を失っていない彼等にしてはあまり有名ではない地味な曲で、その後、ただのラヴソングではない歌をいく ....
ある時から、あるいはある場所から、生きるということの価値が揺らぎ始める。それは上昇に向かう揺らぎであるかもしれないし、下降へ向かう揺らぎであるかもしれない。そのどちらであるにせよ、それまで漠然と過ご ....
阿呆である。「あほ」ではない「う」の付く「あ、ほ、う」である。できれば「う」の部分に歌心を持って言ってもらいたいのだが、それは筆者の好みの問題なので、だからどうだと押 ....
難しいことはわかりませんが、詩について思ったことをそのまま書いてみます。詩がもっと歌われることを信じて。
詩を書こうとして書く人も、書いてみたら詩になった人もいると思う。例えば、「か ....
詩に魅了され詩を書きつづけていこうと決意した者の多くが一度は抱く疑問として、「詩は何故読まれないのか?」というものがある。これは特に日本の詩人たちの間ではずっと昔から語られてきたことでありやや手垢が ....
僕は今、滋賀県・石山寺の境内にある芭蕉庵にいる。
紫式部が「源氏物語」を書いた部屋が本堂の入口に
あったが、そこは観光コースの雰囲気で初詣の参拝
客が絶えず立ち止まるが、本堂から離れた場所にひ ....
批評祭開催、というのを読んで
「いいな、」と思った。
でも自分には知識も理論もない。
語るべき言葉を持たない。
第一批評したいものがない。
辞書によると
「「批評」は良い点も悪い点 ....
「ネット詩fについて」清野無果さん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=100523
裂け目を開くために私は頁をめくる。アリストテレスの「詩学」で ....
子どもの頃「怖かったもの」がたくさんある、チャルメラのラッパ、ギャル、雷に、「かちかち山」の絵本・・・。そんな中で、私が何よもり恐れていたものが天狗のお面であった。
そのお面は私が六歳のときに暮 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=99852
「美しいミサイル」 いとう
自分の感覚や言葉、理論、知識・・・宗教や思想でもいい。それらを総動員し ....
稲川方人の「気風の持続を負う」(一九七七年)はちょっといい文章だ。荒川洋治の「技術の威嚇」(同年)への反論という体裁をとっているが、稲川の詩の書き手としての侠気というか使命感というか、論理を越えた真 ....
世界との関係交渉の最も基本的なものは触れることである。
触れること、すなわち接触することは関係交渉の根本であり、私たちは接触することなくしては他のあらゆる存在との関係を持つことはできない。
触 ....
批評祭ということらしいので参加させていただくことにいたしました。いくつ投稿できるかは分かりませんが、できるだけ書ければと思っています。よろしくお願いいたします。
さて、これから書き始める ....
2.現代詩の記号論的分析
2.1.記号論の基本
表現が内容を「意味する」という関係が成立しているとき、その表現はその内容の「記号(サイン)」であるという。たとえば「猿」という言葉 ....
1.序論
本稿では、現代詩を記号論的に分析しようと思う。だが、そもそもそのような理論的分析には意義があるのだろうか。理論的分析に対するひとつの批判として詩学屍体解剖説を取り上げ、それがどのよう ....
日々、ニュースを見ていて奇妙に思うのは、殺人事件などで家族を亡くした遺族の中に、インタビューで心境を聞かれて「嫌いな奴が死んでせいせいした」…… とまではいかずとも、「家族が死んでしまって悲しいけれど ....
■漫才と詩
前々から思っていたのだが、漫才もしくはお笑いと多くの詩は似ている。「笑い所」と「感銘を与える表現」が対応しているのだ。芸人は観客を笑わせるために、あの手この手を使う。詩人も、読者に ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル
投稿者
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日付
批評祭参加作品■〈日常〉へたどりつくための彷徨 ——坂井信夫 ...
[group]
岡部淳太郎
1*
08/1/28 6:53
批評祭参加作品■「 寝た子は起こすなそやからおちんちんについ ...
[group]
PULL.
1*
08/1/28 2:20
批評祭参加作品■余白の海についての試論
[group]
2TO
4
08/1/28 0:54
あと幾日
はるこ
2*
08/1/27 23:18
批評祭参加作品■僕たちの罪は、どうすれば癒されるのだろう
[group]
2TO
4
08/1/27 23:12
批評祭参加作品■余白について考える試み
[group]
岡部淳太郎
4*
08/1/27 20:33
批評祭参加作品■詩のない批評:「反射熱」へ宛てて
[group]
2TO
5*
08/1/27 20:26
批評祭参加作品■いま詩を書くということ
[group]
岡部淳太郎
2
08/1/27 11:34
批評祭参加作品■クラシック音楽についての印象
[group]
葉leaf
3*
08/1/27 7:39
批評祭参加作品■「 この際なので批評祭の主催者をちょっぴり意 ...
[group]
PULL.
4*
08/1/27 4:58
批評祭参加作品■ダイアリーポエム調の散文
[group]
mizu K
4*
08/1/27 2:56
批評祭参加作品■「あなたについてのモノローグ」 佐々宝砂
[group]
たりぽん(大...
2+*
08/1/27 1:01
批評祭参加作品■「にぎやかな街」 水無月一也
[group]
〃
3
08/1/26 23:21
批評祭参加作品■喪服の者たちが向かうところ
[group]
岡部淳太郎
7*
08/1/26 22:22
批評祭参加作品■時が終る、詩が始まる
[group]
〃
7
08/1/26 15:17
批評祭参加作品■「 そやから何で阿呆やねんやろとツッコミ待ち ...
[group]
PULL.
2*
08/1/26 7:52
批評祭参加作品■詩について書いてみる 詩は歌うもの 物語は読 ...
[group]
よしおかさく...
3*
08/1/26 0:30
批評祭参加作品■気分と物語
[group]
岡部淳太郎
0
08/1/25 22:22
批評祭参加作品 ■ 芭蕉庵にて
[group]
服部 剛
0
08/1/25 21:21
批評祭参加作品「批評によせて」
[group]
風音
4*
08/1/25 17:09
批評祭参加作品■ネット詩fの裂け目から
[group]
2TO
3
08/1/25 14:47
批評祭参加作品■鏡の詩「フィチカ」
[group]
Rin K
19*
08/1/25 13:38
批評祭参加作品■「美しいミサイル」 いとう
[group]
たりぽん(大...
3
08/1/24 23:25
批評祭参加作品■気風は断絶したか?
[group]
岡部淳太郎
3*
08/1/24 23:09
接触
相良ゆう
0*
08/1/24 21:38
批評祭参加作品■詩投稿サイトについて
[group]
2TO
3
08/1/24 20:15
批評祭参加作品■現代詩の記号論2
[group]
葉leaf
5*
08/1/24 17:03
批評祭参加作品■現代詩の記号論1
[group]
〃
6
08/1/24 17:02
ニュースを見ていて思う事など
塩水和音
3*
08/1/24 12:13
批評祭参加作品■雑記1
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葉leaf
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【散文(批評随筆小説等)】
散文詩は禁止。
散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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